研究最前線


シンポジウム&トピックセッションダイジェスト

地質学会で今ホットな研究は何か?! 学術大会で開催されたシンポジウムおよびトピックセッションの目的、内容、成果などをわかりやすく紹介します。

1、南海付加体の実体に迫る:そのミクロ構造とマクロ構造

  このシンポジウムでは,潜水船によって採取された岩石や調査船によって得られた海底地形図を使った研究発表が行われました.しかし,私たちの研究の出発点は,海底ではなく,陸上の調査にあります。 詳しくはこちら

川村喜一郎(深田地質研究所)

 

2、地球史とイベント大事件(3):地球の変化に迫る

地球の歴史は人生の転機ともいうべき大きなイベントがいくつもあって、それ以降の世界を一変させています。このような現在では想像のつかない大事件の歴史が地層には残され含まれており、その痕跡・原因を調べることにより、我々の地球の未来の方向づける重要な指針を明らかにしようとしています。詳しくはこちら。

清川昌一(九州大学)

 

3、海底地すべり

海底地すべりは,私たちの生活にさまざまな影響を及ぼします.まず,海底ケーブルや海底パイプラインが切断される.さらに,資源開発など海底掘削でのプラットフォームに障害が発生する.また,メタンハイドレートが大規模に融解する,津波が発生するなどです.詳しくはこちら。

川村喜一郎(深田地質研究所)

 

キーワード

学会でホットなキーワードとそれに関係する研究を紹介します。

1、「大イベント」
2、「カルデラ」
3、「海底地すべり」