125周年記念ロゴ,ポスターを支部活動など会員の皆様にも大いにご活用いただき,創立125周年を学会内外に広めてください。
|
|
|
|
JPEG |
記念ロゴ_カラーver JPEG |
15.4MB |
15.4MB ※右下スペースに支部活動等の案内を記してご利用頂けます。 |
それぞれの画像をクリックすると画像データがダウンロードできます。
一般社団法人日本地質学会会長 渡部芳夫
125周年記念事業実行委員会委員長 矢島道子
125周年記念ロゴ選考委員会委員長 佐々木和彦
日本地質学会は,1893年に東京地質学会として創設されて以来,来年の2018年5月に創立125周年を迎えます.
本号に別途掲載してある「日本地質学会創立125周年を迎えるにあたって」に詳しく記載してあるように,当学会は,創立125周年を契機として,先端的研究の推進と成果の共有をさらに進め,ジオパークや地学オリンピックを発展させるとともに,全国民的地学教育の充実を目指します.
そして,それらの成果が相まって,自然災害や地圏の安全な利活用に対する市民の理解を高める事となり,それにより産業の持続的発展や新たなイノベーションを支えることができると信じています.
当学会では,125周年事業を盛り上げるために,記念ロゴを作成することにしました.このたび,応募作品をもとにデザイナーのリメイクを経て,記念ロゴが完成しましたので,皆様にご紹介します.
ニュース誌4月号に,記念ロゴのデザイン募集案内の記事が掲載されました.2016年5月から2.5か月の募集期間を経て,7月中旬までに11名の会員から計17案のデザインが応募されました.
7月末から8月末までの1か月間に,17案のデザインを学会HPに掲載して,会員によるWEB投票を行いました.
59名の会員が投票してくださり,1位5点,2位3点,3位1点というように得点化して評価しました.その結果,1位作品は126点,2位作品は71点,3位作品は67点と,1位作品が他の圧倒する高得点でした.
9月上旬から中旬にかけて,7名の委員からなる選考委員会が,最優秀賞と優秀賞作品の選考にあたりました.結果は,1位作品は会員投票1位の作品で35点,2位作品は会員投票2位の作品で21点,3位作品は会員投票4位で9点,そして4位作品は会員投票3位で5点となりました.
1位と2位が抜きんでており,会員によるWEB投票結果を裏付けた結果でした.その結果,1位作品を最優秀賞として記念ロゴの元となるデザインに,2位作品を優秀賞とすることにしました.
最優秀賞受賞は千徳明日香会員(The University of Queensland),
最優秀賞 千徳さん喜びの声:この度は「日本地質学会125周年記念ロゴ」最優秀賞を頂き,誠にありがとうござ います.本作は調査用具のルーペを題材に描きました.ルーペのレンズ部分は,『地質学会の歴史』を地層として表現し,ケース部分の倍率が示されるところに は創立125周年記念の『×125』を描いています.また,ルーペを題材にすることにより,地質学の過去,現在,未来をつぶさに見つめ直すという意味合い を含みました.今後も地質学会の一員として,知見を地道に積み上げ,少しでも地質学研究の発展に貢献できるよう努力していきたいと思います.
優秀賞受賞は西田 梢会員(東京大学総合研究博物館※応募当時)です.
お二人にはそれぞれ副賞をお送りしました.受賞おめでとうございます.
また,受賞されたお二人以外に作品を応募してくださった方々,WEB投票していただいた会員の皆さんのご協力に深く感謝いたします.
最優秀賞の作品をもとにデザイナーがリメイクした図案を,125周年記念実行委員会で約1.5か月かけて何度も修正意見がかわされました.そして,11月19日の執行理事会,12月3日の理事会の確認を経て,記念ロゴが完成しました.
記念ロゴには,カラー版と白黒版の2種類があります.
125周年を盛り上げるため,プレ年である2017年から記念ロゴを学会誌発送の封筒やHPなどいろいろな媒体,機会に活用します.会員の皆様も記念ロゴを大いに使っていただき,創立125周年を学会内外に広めてください.ロゴマークのダウンロードはこちらから.
私たち日本地質学会員は,125周年の記念事業を通じて会員全ての力を結集させ,「地質学は将来に向かって,さらに社会に貢献し続ける」ことを明確に伝えたいと考えます.
会員の皆様もそれぞれのお立場で,共にこの2年間,特別な意識をもって活動してくださることを期待いたします.