日本地質学会創立125周年記念事業の概要と
それを成功させるための寄付のお願い
一般社団法人日本地質学会 会長 渡部芳夫
125周年記念事業実行委員会 委員長 矢島道子
125周年記念募金委員会 委員長 佃 栄吉
日本地質学会は,1893年に東京地質学会として創設されて以来,来年の2018年5月に創立125周年を迎えます.
当学会は,創立125周年を契機として,先端的研究の推進と成果の共有をさらに進め,ジオパークや地学オリンピックを発展させるとともに,全国民的地学教育の充実を目指します.
そして,それらの成果が相まって,自然災害や地圏の安全な利活用に対する市民の理解を高める事となり,それにより産業の持続的発展や新たなイノベーションを支えることができると信じているからです.
なお,125周年を迎えるにあたって,当学会がどのように活動してきて,今後取り組む必要があるアクションプランについては,こちらをご覧ください(2017年年頭挨拶のページへ).
創立125周年記念事業としては,以下のような行事を主に計画しています.
2018年5月東京で記念式典を開催します.
2018年9月北海道大学で記念学術大会,記念シンポジウムを開催します.
100周年以降の25年間における地質学および関連科学の発展について,地質学雑誌特集号としてレビューします.これは2017年3月号から隔月を原則として2018年末まで連載する予定です.
地質学が社会にいかに貢献しているかを国民にアピールする啓発図書を刊行します(2017年8月頃刊行予定).
125周年を契機として既に公表している各都道府県の岩石,鉱物,化石を「県の石図鑑-全国都道府県の岩石・鉱物・化石-」として出版します(2018年4月出版予定).
広報誌「ジオルジュ」の125周年記念英文特別号を発刊します(2018年予定).
125周年を記念して,これまで作成していなかった会員証を発行します(2017年末予定).
125周年を盛り上げるため,プレ年である2017年から記念ロゴと記念ポスターを活用します.
記念ロゴの選定については,こちらで紹介されていますので,ご覧ください.
記念ポスターは,2017年1月末に支部,賛助会員や関連諸団体に配布します.あわせて,印刷したポスターに加え,PDFデータをダウンロードしてご活用頂けます(ダウンロードはこちらから).記念ポスターには,支部や専門部会の行事案内を記載できるスペースを確保している図案がありますので,それを元図としてダウンロードし必要事項を記載すれば,行事案内ポスターとしても使えるようになっています.
記念ロゴと記念ポスターを使って,125周年のプレ年である2017年から大いに盛り上げましょう.
このような記念事業を実行するため,学会では一般会計から引当をするなど資金を工面してきました.しかしながら,それだけでは不足するため,学会員や賛助会員,さらには関連諸団体に寄付をお願いすることにしました.
なお,当学会は一般社団法人ですので,当学会への寄付は,所得税法および法人税の寄付金控除の対象とはなりません.
寄付の申し込みについては,現金,銀行振込,郵便振替,クレジットカードで受け付けます.
[振込先] ● 三菱東京UFJ銀行 神田駅前支店 普通預金 0108667 シヤ)ニホンチシツガツカイ ● みずほ銀行 神田駅前支店(普通)2229416 シヤ)ニホンチシツガツカイ ● 三井住友銀行 神田駅前支店(普通)1711424 シヤ)ニホンチシツガツカイ ● ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 0028067 シヤ)ニホンチシツガツカイ ● 郵便振替:00140-8-28067 一般社団法人日本地質学会 |
別途寄付依頼の文書を賛助会員や関連諸団体にお送りし,必要に応じて募金委員会メンバーがお伺いし,寄付のお願いをします.
以上ご説明しました125周年の記念事業を通じ,日本地質学会会員全ての力をお借りして,地質学は将来に向かって,さらに社会に貢献し続ける事を明確に伝えたいと考えます.会員の皆様もそれぞれのお立場で,共にこの2年間,特別な意識をもって活動してくださることを期待いたします.