第12回惑星地球フォトコンテスト:佳作

 

佳作:そそり立つ立岩へ
写真:笠井 忠(奈良県)
撮影場所:京都府 京丹後市丹後町間人 立岩

 

【撮影者より】
竹野川の河口、後ヶ浜海岸の波打ち際にそびえ立つ見事な垂直の柱状節理「立岩」は、高さ20mもある巨大な一枚岩で、山陰海岸ジオパークのシンボルとして親しまれています。日本海にそそり立つ立岩は、竹野川が運んだ花崗岩質の砂州でつながっており、安山岩の直線的な荒々しい岩肌を、間近で見ることができます。立岩と朝の光を受けた砂州、そして白い波のコントラスト、残された人の足跡もこの美しい景観の一部に思えました。

 

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佳作:太古の記憶
写真:横江憲一(北海道)
撮影場所:北海道 礼文島 桃岩〜元地散策路

【撮影者より】
桃岩は,マグマがつくった幅200-300m,高さ190mの巨大なドームです.新第三紀中新世に,浅い海底のやわらかな堆積物にデイサイトマグマが貫入してできたものと考えられています。写真は、桃岩遊歩道から撮影したもので、桃岩も表面をよく見ると柱状節理といくつものひだひだが見えています。

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佳作:和深のタービダイト
写真:木下 滋(和歌山県)
撮影場所:和歌山県串本町和深 JR和深駅から歩いて5分

【撮影者より】
南紀熊野ジオパークエリア内の和深海岸に、砂岩と泥岩が交互に積み重なって海底に堆積した地層・タービダイトがみられます。

 

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