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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.517  2021/4/20 ┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】2021年名古屋大会開催のお知らせ
【2】学会行動規範の改訂について
【3】(理事会報告)地質学雑誌完全電子化実施,2022年1月を目標
【4】第3回ショートコース「津波堆積物」申込受付中
【5】2021年「地質の日」行事のご案内
【6】支部情報
【7】その他のお知らせ
【8】公募情報・各賞助成情報等
【9】訃報 石井 健一 名誉会員 ご逝去
【10】まん延防止等重点措置実施に関する学会の対応について(2021/4/19付)

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【1】2021年名古屋大会開催のお知らせ
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日本地質学会第128年学術大会 名古屋大会を下記の日程で開催します。
セッション(口頭+ポスター)はオンラインで、LOC主催シンポ、市民講演会
は、現地での開催予定しています。5/20頃より演題登録の受付開始予定です。

会期:2021年9月4日(金)〜7日(月)
会場:名古屋大学東山キャンパス(愛知県・名古屋市千種区)
+ オンライン開催

[関連行事]地質情報展2021あいち
日程:10/8-10/10 場所:名古屋市科学館

詳しくは大会プレページをご参照ください。
http://www.geosociety.jp/science/content0131.html

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【2】学会行動規範の改訂について
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会長 磯崎行雄
(注)「崎」の正しい表記は、「大」→「立」

2011年9月に本学会の行動規範が制定されから間もなく10年が経ちます.この10年
で社会情勢は大きく変化し,学会として,学会員の立場や責任について,これまで
以上に社会に明確に示すことが求められるようになりました.そこで執行理事会は
,法務委員会にこれまでの行動規範の見直しを依頼し,検討いただいておりました
.その改訂案が4月3日開催の理事会にて承認されました.
旧行動規範は,本学会が他機関や組織との連携事業を実施する際の学会員の立場や
責任について定めたものでしたが,今回改訂された行動規範では,広く学会活動に
おいて,学会員の立場や責任について時勢に配慮し定めたものとなっております.
会員の皆様には改訂行動規範をご一読いただき,会員として責任のある行動を心が
けていただきますよう,よろしくお願い申し上げます.

学会行動規範はこちらから
http://www.geosociety.jp/outline/content0198.html

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【3】(理事会報告)地質学雑誌完全電子化実施,2022年1月を目標
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4月3日開催の理事会において,地質学雑誌の完全電子化の方針と実施スケ
ジュールについて話し合われました.
理事会では,昨今の会員の減少に追い討ちをかけるように,コロナ禍で会員減
少が加速し(会員数昨年度比162名減;ピークの1999年会員数5200名→
2021年3月末3217名),会費収入の大幅減により,本学会には,もはやコロナ禍
以前と同じような活動を行う財政的な体力はないことが説明されました.この
ような学会のひっ迫した財政状況に鑑み,地質学雑誌の完全電子化について,
来年(2022年)1月より開始することを目標に
,実現に向けた検討をすすめるこ
とになりました.一方で,現在,地質学雑誌と一緒に毎月郵送されているニュー
ス誌(日本地質学会News)については,当面は現状と同じ月刊(12回/年)
での冊子配布を維持する
ことが確認されました.
今後は,地質学雑誌の完全電子化実現に向けて,電子化の技術面及び編集作業
の問題点の洗い出しとその解決策の検討をすすめることになります.編集出版
作業の迅速化,オープンデータサーバの活用等,電子化のメリットを最大限に
感じていただけるような体制づくりに努めます.検討状況については,ニュー
ス誌やジオフラッシュを用いて,会員の皆様に随時ご報告させていただきます.
地質学雑誌の完全電子化は,現在すすめている学会運営全体の見直しの一環とし
て位置づけられています.並行して,学生・院生会員の会費や大会参加費の見
直し,シニア会員制度の創設,ショートコースの充実,学会公式SNSの立ち上げ
等,新規入会促進や長く会員を継続してもらうための魅力ある会員サービスに
ついても現在検討を進めているところです.こちらもニュース誌やジオフラッ
シュ等により会員の皆様に随時検討状況をご報告させていただく予定です.
会員の皆様には,本学会のこのような状況をご理解いただき,ご協力を心より
お願い申し上げる次第です.
(2021.4.21一部修正)
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【4】第3回ショートコース「津波堆積物」申込受付中
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日程:2021年5月23日(日)
今回は「津波堆積物」をキーワードに,その調査によって津波とそれを引き
起こした地震の実像を探るための知識と研究事例を提供します.
講師はこの分野をリードするお二人の研究者です.
<午前>津波堆積物を理解するのに必要な基礎的堆積学:藤野滋弘(筑波大学)
<午後>津波堆積物を理解するのに必要な応用的堆積学:後藤和久(東京大学)

参加費(各1日券):会員2,000円(賛助会員に所属する⽅は会員と同額),
⾮会員 4,000円
申込締切:2021年5月12日(水)
詳しくは,http://www.geosociety.jp/science/content0130.html

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【5】2021年「地質の日」行事のご案内
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開催日時:5月9日(日) 9:30開会,12:10閉会予定
開催方法:YouTubeライブ配信 どなたでも視聴可能,申込不要,無料
<講師と講演タイトル>
・岡田 誠(茨城大学)「地質年代チバニアンと房総の地質」
・氏家恒太郎(筑波大学)「断層の地質学的研究から読み解くプレート沈み込み帯地震発生の科学」

このほか,学会関連の「地質の日」行事については,ホームページに随時情報
を掲載しています.

・惑星地球フォトコンテスト第12回ほか入選作品展示会(5/4-5/17)
東京パークスギャラリー(台東区上野公園内.入場無料)
・近畿支部:特別展「大阪アンダーグラウンド-掘ってわかった大地のひみつ-」
YouTubeでの配信あり
・近畿支部:特別展普及講演会・地球科学講演会「海洋マントル掘削計画:なぜ?
どこで? 何をする?」(5/9)大阪市立自然史博物館,4/25申込締切,
YouTubeでの配信あり.YouTubeでの聴講は申込不要

詳しくは,http://www.geosociety.jp/name/content0175.html

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【6】支部情報
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[東北支部]
・2020年度東北支部総会代替企画(動画コンテンツYouTube公開中)
「プレコロナ時代のフィールドワークなどを振り返る」
終息の目途が見えない新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,
2019年度に引き続き,2020 年度の総会・講演会の開催を中止といた
しました.しかしながら,その代替企画として支部の8名の講師にプレ
コロナ時代の海外のフィールドワークや調査航海の様子をプレゼン
テーション動画を作って頂きました.
詳しくは,http://www.geosociety.jp/outline/content0024.html

[関東支部]
・学生・初級者向け「地質断面図」の書き方講座 ―布良海岸巡検―
実施日:5月22日(土)・23日(日)
募集人数:最大6名(学生優先,余裕がある場合学生以外も受け付けます)
申込期間:4月11日(日)-4月26日(月)―定員になり次第締切

・2021年度関東支部総会(書面会議)
書面総会に参加される方は,議決権行使書または委任状の提出をお願いします.
4月上旬より投票可能.提出締切日:4月30日

・オンライン2021年支部総会報告・地質技術伝承会
日時:5月23日(日)オンライン開催 13:00から
地質技術伝承会(参加費無料)
演題「地質調査,最近の動向」講師:北川博也 氏

詳しくは,http://www.geosociety.jp/outline/content0201.html

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【7】その他のお知らせ
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日本地球惑星科学連合2021年大会
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン開催)
現地会場:パシフィコ横浜ノース
5月30日(日)-6月6日(日)
(注)21年大会はオンライン形式に完全移行となりました.
http://www.jpgu.org/meeting_j2021/

2021年度第1回(未経験者向け)地質調査研修
5月31日(月)-6月4日(金)
室内座学:茨城県つくば市(産総研)
野外研修:茨城県ひたちなか市、福島県いわき市
主催:産総研コンソーシアム「地質人材育成コンソーシアム」
定員:6名(締切:5月20日(木))定員になり次第締切
参加費:30口(1口2000円)の会費が必要です.
https://www.gsj.jp/geoschool/geotraining/2021.html

観察会「浮島湿原と白滝ジオパーク黒曜石露頭」
北海道自然観察協議会主催
6月19日(土)
開催場所:浮島湿原、白滝ジオパーク、遠軽埋蔵文化センター
参加費…500円
要申込、定員12名
http://www.noc-hokkaido.org/

地質学史総会・懇話会
6月26日(土)13:00-17:30(予定)
場所:北とぴあ 8階803号室(JR京浜東北線王子駅下車3分)
志岐常正:「戦後京大地質学教室史―その虚像と実像」
矢島道子:『地質学者ナウマン伝』を上梓して
(注)状況によってはオンラインまたはハイブリッドでの開催を検討します.

(後)第58回アイソトープ・放射線研究発表会
7月7日(水)-9日(金)
開催形態:オンライン開催
https://confit.atlas.jp/guide/event/jrias2021/top

(後)科学教育研究協議会 第68回全国研究大会・福島大会
7月31日(土)-8月2日(月)
会場:伊達市立霊山中学校(福島県伊達市霊山町)
大会テーマ 自然科学をすべての国民のものに
※新型コロナウイルスの感染状況により,Web大会に変更する場合があります.
https://kakyokyo.org/

その他のイベント情報は,学会行事カレンダーもご参照下さい.
http://www.geosociety.jp/outline/content0208.html

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【8】公募情報・各賞助成情報等
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・国立科学博物館 科学史または産業技術史研究員公募(6/28)
・令和3年度北海道職員(学芸員又は研究職員(地学(古生物))採用選考(5/14)
・産総研地質調査総合センター新規研究職員公募(5/11)

・2021年度住友財団研究助成公募(6/9)
・第12回(令和3年度)日本学術振興会育志賞候補者推薦依頼(学会締切5/20)

・令和3年度室戸ユネスコ世界ジオパーク学術研究助成金の募集 (5/17)
・三島村ジオパーク学術研究等奨励補助金の募集(5/28)
・令和3年度伊豆半島ジオパーク学術研究助成の募集 (5/31)
・令和3年度筑波山地域ジオパーク学術研究助成金の募集(5/31)

詳細およびその他の公募情報は,
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html

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【9】訃報 石井 健一 名誉会員 ご逝去
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石井 健一 名誉会員(元林原自然科学博物館 館長)が、令和3年2月23日
に肺炎のため逝去されました(94歳)。
これまでの故人の功績を讃えるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げ
ます。なお、ご葬儀はすでにご親族のみで執り行われたとのことです。

会長 磯崎行雄
(注)「崎」の正しい表記は、「大」→「立」
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【10】まん延防止等重点措置実施に関する学会の対応について(2021/4/19付)
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新型コロナウィルス感染症が再び感染拡大している状況を受けて,4月20日までに
10都道府県でまん延防止等重点措置が実施されるに至りました.

学会主催の行事・イベントは,適用を受けた都道府県のみならず,そのほかの地域
においても,当面はなるべく対面形式での開催を避け,オンラインでの開催をお願
いいたします.各委員会等の会議についても,引き続き,原則Web会議とし,各支
部・専門部会の会議等も同様に,状況に応じた対応をお願いいたします.

学会事務局は問い合わせ等の電話対応はしておりますが,交代でテレワークを実施
しております.皆様にはご不便をおかけしますが,ご理解のほど,よろしくお願い
いたします.
全文はこちらから,http://www.geosociety.jp/news/n160.html

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報告記事やニュース誌表紙写真募集中です.
geo-Flashは,月2回(第1・3火曜日)配信予定です.原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください.