┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.264 2014/7/4 ┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
 ★★目次 ★★
【1】“日本各県の岩石・鉱物・化石”の出版に向けて
【2】意見募集:地震に関する総合的な調査観測計画について

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】“日本各県の岩石・鉱物・化石”の出版に向けて
─────────────────────────────────
日本地質学会会員の皆様へ

日本各地で記録的な豪雨とのニュースが報じられておりますが,いかがお過ごしでしょうか.
さて,日本地質学会では,2013年9月13日の理事会で、“県の石”選定に向けた石渡前会長の提案を、地質学会として進めることが承認されました.
石渡前会長の提案は,
「日本の各県では、県花、県木、県鳥などが制定されていますが,“県の石”というのは聞いたことがなく,日本地質学会として“各県の岩石・鉱物・化石”の候補を推薦し、その制定に向けて各県や文部科学省に働きかけたらよいと思います.」
との内容です.併せて,それらに関する書籍の出版も提案されております.アメリカでは,「州の鉱物,岩石,宝石」や「州の昆虫」が制定されており,一般市民に科学に対する関心をもたせるうえで一定の効果を挙げているようです.
私は,会長に立候補する際のマニフェストとして「地学を身近に」活動を展開することを挙げ,その中で,“日本各県の岩石・鉱物・化石”を完成させ,出版すると述べております.そこで,地質学会として県の石を選定する趣旨文を、各県として県の石(岩石・鉱物・化石)を制定しているか否かなど、簡単なアンケートとともに都道府県に送りました.アンケートに対する返答がまとまり次第,執行理事を中心として,支部・部会・理事各位の協力のもと,日本各県の岩石・鉱物・化石を選定し,その結果を125周年の記念出版物にしたいと考えております.
これが,各県により認定され,公式の県の岩石・鉱物・化石制定につながればさらに結構なことと思います.また,この活動を通じて,市民の方々の地質学を始めとする地球科学全般に関する関心が高まることを大いに期待しています.
県の石の選定に関し、会員の皆様にも関心をもっていただき、ご協力をお願いいたします.
 

日本地質学会長 井龍康文


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】意見募集:地震に関する総合的な調査観測計画について
──────────────────────────────────
政府地震調査研究推進本部(地震本部)では、東日本大震災を踏まえ、今後の地震の調査観測の在り方を示す計画を策定しております。
地震本部の調査観測計画部会(部会長:平原和朗 京都大学大学院教授)においてその計画案を取りまとめましたので、このたび、皆様から広く御意見を頂戴するため、意見募集を行っております。 募集期間:7月3日(木)〜7月17日(木)

提出方法:郵送、FAX、電子メール 意見募集対象および御提出方法の詳細は
「電子政府の総合窓口 イーガブ パブリックコメント」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000699
をご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
報告記事やニュース誌表紙写真、マンガ原稿募集中です。
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。