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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.219 2013/6/4  ┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】仙台大会講演申込・要旨投稿受付開始
【2】2013年度会費督促請求について
【3】Island Arcからのお知らせ
【4】やったぜ千葉高生 Intel ISEF 2013 で快挙
【5】深海底岩石サンプルデータベース がリニューアル
【6】IGCP608白亜紀アジア−西太平洋生態系の第1回国際研究集会はインドで
【7】支部情報
【8】その他のお知らせ
【9】公募情報・各賞情報

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【1】仙台大会講演申込・要旨投稿受付開始
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仙台大会講演申込の投稿受付を5/27より開始しました。
締切は,7月2日(火)17時(郵送 6月26日(水) 必着)です。
講演申込要領・発表要領の内容を確認の上,お申し込みください。
申込・登録はこちらから
http://www.geosociety.jp/sendai/content0017.html
仙台大会HPはこちら
http://www.geosociety.jp/sendai/content0001.html

大会参加登録もまもなく受付開始予定です。

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【2】2013年度会費督促請求について
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 ■2013年度およびそれ以前の会費が未入金の方へ■
1.次回の自動引き落とし日は6月24日(月)です。2013年度会費が未入金のかたで、1月から5月上旬までの間に自動引落の手続きをされたかたは6月24日に引き落としがかかります。引き落とし不備にならぬよう、残高の確認をお願いします。

2.郵便振替用紙によるお振り込みの方には、督促請求書(郵便振替用紙)を送付いたします。お手元に届きましたら、早急にご送金くださいますようお願いいたします。督促請求書の発送は6月中旬頃を予定しております。

※7月上旬頃までに入金確認が取れない場合には、7月号の雑誌から発送停止となります。定期的に雑誌をお受け取りになりたい方は、お早めにご送金くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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【2】Island Arcからのお知らせ
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【名称変更について結果報告】
新名称の募集に際し,Island Arcを含め41の提案をいただきました.
これらの名称について,Editorial Advisory Board, Associate Editors, Editor-in-Chief, Executive Editorにて、協議を踏まえ計2回の投票を行いました.
その結果,現雑誌名「Island Arc」の継続を支持する意見が多数を占め,「Island Arc」を継続することとなりました.
今後のIsland Arc誌発展と改善に向けて,編集委員・編集事務局一同,努力いたします.
原稿のご投稿や査読のご協力を今後ともよろしくお願いいたします.

Island Arc編集委員長
伊藤 慎
海野 進

【最新号22-2号がオンライン出版されました】
詳しくはこちらを御覧下さい.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iar.2013.22.issue-2/issuetoc
<日本語要旨掲載ページ>
http://www.geosociety.jp/publication/content0068.html

IAR最新号は,学会webサイトから無料で閲覧出来ます。
ログイン方法はこちらから,
https://www.geosociety.jp/outline/content0042.html

【2013 Island Arc賞】
今年のIsland Arc賞は,Hattori et al. (2010) ”Subduction of mantle wedge peridotites: Evidence from the Higashi-akaishi ultramafic body in the Sanbagawa metamorphic belt.” (Island Arc, Vol. 19, p. 192-207)に贈られます.日本地質学会第120年学術大会(仙台大会)において授賞式が行なわれ(9月14日),第一著者の服部恵子博士(オタワ大学)も出席される予定です.
論文紹介と受賞理由はこちらから,
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iar.12029/abstract

【最多ダウンロード賞】
2013年最多ダウンロード賞は,Ayalew and Ishiwatari (2011) ”Comparison of rhyolites from continental rift, continental arc and oceanic island arc: Implication for the mechanism of silicic magma generation”. (Island Arc, Vol. 20, p. 78-93) に贈られます.本賞は,2007年〜2011年に出版された論文のうち,2012年に最もダウンロードされた論文に対しWiley社より与えられます.受賞論文はこちらから,
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1440-1738.2010.00746.x/abstract

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【4】千葉高生がIntel ISEF 2013 で日本人初の部門最優秀賞受賞
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アメリカ合衆国(アリゾナ州フェニックス)で開催された「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2013」にて,千葉高等学校2年の田中 堯さんが、部門最優秀賞等を獲得しました! 日本人初の部門最優秀賞受賞とのことです.
盛大な拍手を送りましょう.これからの活躍に期待されます.
テーマ「微小貝は古環境指標として有用か」

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/05/1335145.htm
http://isef.jp/news/2013/05/intel-isef-2013-4.html
http://news.mynavi.jp/articles/2013/05/20/isef3/index.html

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【5】深海底岩石サンプルデータベース "GANSEKI" がリニューアルされました。
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、JAMSTEC船舶によって採取された岩石サンプルやその関連情報を研究・教育用途の利用に無償公開しています。
2006年から運用が始まったGANSEKIデータベースには、2万数千件のメタデータ、1万数千件の分析データおよび、8千数百点の岩石サンプルコレクションの保管情報が登録されています。このGANSEKIデータベースが大改修を終え、2013年5月に公開されました。

新しいGANSEKIでは検索・閲覧機能が強化され、分析データの数値や画像情報によるサンプルの選択、「マイリスト」機能による効率的なデータの整理・比較が可能になりました。
「航海・潜航データ探索システム(DARWIN)」などGANSEKI以外の各種データサイトとの連携機能も強化され、研究に役立つコンテンツの充実を目指しています。

「深海底岩石サンプルデータベース "GANSEKI"」
URL: http://www.godac.jamstec.go.jp/ganseki/j

JAMSTEC 岩石サンプルキュレーター
富山隆將 (tomi@jamstec.go.jp)

※GANSEKIや岩石サンプルキュレーションに関するご意見やご要望をお知らせ下さい。

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【6】IGCP608白亜紀アジア−西太平洋生態系の第1回国際研究集会はインドで
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2013年3月より活動を開始した, IGCP608 Asia-Pacific Cretaceous Ecosystems (地質科学国際研究計画608:白亜紀アジア−西太平洋生態系)の第1回国際研究集会は,2013年12月20-27日の予定で,インド・ラクナウのバーバル・サーニー古植物 研究所(Birbal Sahni Institute of Palaeobotany: http://www.bsip.res.in/)で行われます.詳しくはIGCPのWebsiteでご確認下さい.案内ビラ(First Circular)もダウンロード可。
http://igcp608.sci.ibaraki.ac.jp/
http://igcp608.sci.ibaraki.ac.jp/index.php?id=5

(IGCP608 プロジェクトリーダー 安藤寿男)


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【7】支部情報
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■関東支部
立川断層榎トレンチ調査は、文部科学省が実施している「立川断層帯の重点的な調査観測」(受託先:東京大学地震研究所)の一環として実施されたものです。その掘削現場を東京大学地震研究所が2月8〜9日に一般公開を行うことになったのですが、この説明会には相当数の市民の方々が参加されることが予想されました。また、日本地質学会関東支部所属の多くの会員も立川断層に強い興味を持っていました。そこで、関東支部幹事会は支部独自の見学会を1月26日に行って詳細に観察した上で、その一般公開が有意義なものとなるよう後援することにした次第です。
一般公開の後に、東大地震研究所の研究グループは、同グループ自身が行った追加調査によって「主断層帯とした部分に列状に配列する特徴的な白色粘土塊が人工物であることが判明」したとして、一般公開時の説明会内容を訂正した報告を、3月29日付でホームページに公開しました。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/project/tachikawa/
この追加調査に至るうえでは、1月26日の支部観察会に参加した地質技術者(支部所属会員)から「トレンチ壁で観察された白色粘土塊は人工物ではないか」という疑義が出されたことを受け、支部幹事会が所属会員である地質研究者に鉱物分析等を委託したことが一つの重要な契機となっています。しかし、このような疑義が出されるまで、他の支部観察会参加者から誤認を明確に指摘する声はあがりませんでした。このことから、白色粘土塊についての誤認問題は地表近傍・地下浅所の人工改変に関する知見と経験が、地質学界全般においてなお不足していることにも起因しているのではないか、と反省せざるを得ません。さらに、もう一つ重要なことは、従来、立川断層による変動地形と想定されていたものが、今回のトレンチ調査によって「むしろ浸食崖である可能性が高いと判断」(東大地震研究所)されたことです。
これらの事態を受け、関東支部としても次の2つのことがらについて取り組む必要性を感じています。
第1には、地表近傍・地下浅所の人工改変に関する土木地質学上の基礎的理解・知識、さらには地すべり等による自然改変に関する応用地質学上の基礎的理論・知識を、豊富な現場の実例を踏まえつつ学ぶことです。
第2には、変動地形の認定方法やその根拠となる変動地形論をいっそう深化させることです。
第2のテーマは今後多くの研究者によって取り組まれることが期待されていますので、第1の点に関する緊急研修会を日本地質学会応用地質部会の後援をいただいて以下のように開催します。奮ってご参加ください。

◎主催:日本地質学会関東支部 後援:日本地質学会応用地質部会
◎講師と講義題目:
山崎孝成先生(国土防災技術株式会社技術本部長:静岡大学農学部非常勤講師、日本地すべり学会前理事)「すべり面の実態と斜面の安定:すべり面は断層面に似ているか?」
北誥昌樹先生(東京工業大学理工学研究科土木工学専攻教授:地盤工学会基準部会前部長)「我が国の地盤改良技術」
見掛信一郎先生(日本原子力研究開発機構東濃地科学センター:土木学会)「グラウチングによって亀裂性岩盤内に形成される組織と構造」
田中耕一先生(鹿島建設鷏 土木設計本部 地盤基礎設計部:地盤工学会理事)「土木建築工事に伴う人工的な地盤改変(地盤改良工事)の事例と見分け方」

日程:7月27日(土)午前10時〜午後5時
会場:日本大学文理学部3号館5階3507号室
 
受講を希望する方は、資料準備の都合もありますので7月19日(金)までに、関東支部 kanto@geosociety.jp 宛にご連絡ください。なお資料代は1,000〜1,500円程度です。プログラムを含めて詳細は追って関東支部HP http://kanto.geosociety.jp/ に掲載いたします。

問合せ先
関東支部幹事長 笠間友博
神奈川県立生命の星・地球博物館 神奈川県小田原市入生田499
Eメール:kasama@nh.kanagawa-museum.jp
電話:0465-21-1515

■中部支部
中部支部総会(石川県大会)のご案内
日時:2013年6月29日(土)〜30日(日)
会場:白山市交流センター
29日(土曜日)インドアミーティング
石川県関係として、白山火山に関する研究と防災に関する話題を金沢大学の平松良浩先生と酒寄淳史先生に提供していただく予定.
30日(日曜日)白山手取川ジオパークに関連した野外巡検を企画.
その他の講演内容、参加者,参加費に関する情報は、随時下記で公開.
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/tomo/GSJ-Ishikawa13/GSJ-Ishikawa13.html
詳しくは,http://www.geosociety.jp/outline/content0019.html

■西日本支部
日本地質学会西日本支部 第164回例会および
シンポジウム「長岡信治:海から山,火山でのフィールドワーク」
日時:2013年6月8日(土)〜9日(日)
会場:雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)セミナー室
〒855-0879 長崎県島原市平成町1-1
主催:日本地質学会西日本支部,福岡大学国際火山噴火史情報研究所
共催:長崎県地学会
・宿泊および懇親会申し込み:5月17日(金)17時
・講演申し込みの〆切:5月30日(木)12時
詳しくは,http://www.geosociety.jp/outline/content0025.html

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【8】その他のお知らせ
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■電中研TOPICS VOL.15発行のお知らせ(2013.5.27配信)
「電力の安定供給を担う火力発電設備の保守管理技術」
http://criepi.denken.or.jp/research/topics/

■日本学術会議公開シンポジウム
「学士課程教育における地球惑星科学分野の参照基準」
6月16日(日)13:00-16:00
場所:東京大学地震研究所2号館第1会議室
参加費:無料(事前申込み不要)
プログラム詳細:下記URLをご覧ください
http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/earthsci/nishiyama/SCJSymposium.pdf

■石油技術協会平成25年度春季講演会
6月27日(木)〜28日(金)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)
http://www.japt.org/

■資源地質学会第63 回年会学術講演会
6月26日(水)〜28日(金)
会場:東京大学小柴ホール
http://www.resource-geology.jp/events/#p86

■第50回 アイソトープ・放射線研究発表会発表論文の募集
日本地質学会ほか 共催
7月3日(水)〜5日(金)
会場:東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1)
http://www.jrias.or.jp/

■GSJ第21回シンポジウム
「古地震・古津波から想定する南海トラフの巨大地震」
7月10日(水)
場所:秋葉原ダイビル コンベンションホール
http://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/sympo21/index.html

■Joint Conference of 28th Himalaya-Karakoram-Tibet (HKT) workshop and 6th International Symposium on Tibetan Plateau
(第28回HKTワークショップと第6回チベット高原に関する国際シンポジウムの合同大会)
8月22日(木)〜24日(土)
場所:Tübingen University, Germany
講演要旨締め切り:6月30日
ポストコンファレンス巡検
1. 8/25〜31:Geological Highlights of the Western Alps
2. 8/25〜30:Environment
問い合わせ:酒井治孝(hsakai@kueps.kyoto-u.ac.jp)
http://www.tip.uni-tubingen.de/index.php/en/hkt-istp-2013-tuebingen

■第57回粘土科学討論会
日本地質学会 共催
9月4日(水)〜6日(金)
会場:高知市文化プラザかるぽーと
参加・講演の申込期間 :6月3日(月)〜 14日(金)
講演要旨送付締切 :7月12日(金)
http://www.cssj2.org/

■第4回・第5回津波堆積物ワークショップ
(120年学術大会:同時開催行事)
日本地質学会・日本堆積学会 共催
9月14日 午前 第4回ワークショップ
9月18日 午前 第5回ワークショップ
場所:仙台(東北大学)
http://www.geosociety.jp/science/content0057.html

■2013年度日本地球化学会年会
日本地質学会 共催
9月11日(水)〜13日(金)
会場:筑波大学第一エリア1D1E棟
固有セッション申込:6月13日(木)〜 7月17日(水)
共通セッション申込:6月7日(金)〜 23日(日)
事前参加登録締切:8月23日(金)(予定)
http://www.geochem.jp/

■第29回ゼオライト研究発表会
日本地質学会 協賛
11月27日(水)〜11月28日(木)
会場:東北大学
http://www.jaz-online.org/index.html

その他のイベント情報は,学会行事カレンダーもご参照下さい。
http://www.geosociety.jp/outline/content0098.html#now

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【9】公募情報・各賞情報
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■平成25年度福井県職員(古生物学)募集(6/26
■関西学院大学:理工学部教育技術職員募集(7/31
■電力中央研究所:地球工学研究所職員募集(特別契約研究員)(8/23

■第8回「科学の芽」賞募集(8/20-9/30
■平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞候補者の推薦(7/17 学会締切7/5

詳細およびその他の公募情報は,
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html

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報告記事やニュース誌表紙写真、マンガ原稿募集中です。
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。