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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.136 2011/5/25  ┬┴┬┴  <*)++<<  ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】シンポジウム「人工改変地と東日本大震災」開催 (6/4)
【2】公開シンポジウム「緊急集会:被災した自然史標本と博物館の復旧・
復興にむけて−学術コミュニティは何をすべきか?」開催 (6/6)

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【1】シンポジウム「人工改変地と東日本大震災」開催 (6/4)
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日本地質学会環境地質部会他の主催によるシンポジウム「人工改変地と
東日本大震災」が来週(6/4)に急遽開催される運びとなりました。
震災直後からの千葉県内の調査を中心とした、液状化に関する講演が予定
されています。

■シンポジウム「人工改変地と東日本大震災」
災害に強いまちづくりをめざして
−房総半島の液状化・津波被害に係わる緊急報告−

日時: 2011年6月4日(土)9:30〜12:45
場所: 明治大学 浦安キャンパス第2研究棟
参加費: 無料


<内容>
1. 人工地層の出来方と液状化−流動化被害: 1987年千葉県東方沖地震での
被害との比較も含めて(千葉県環境研究センター 風岡 修)

2. 浦安地区における液状化-流動化調査から
(千葉県環境研究センター 香川 淳)

3. 土地液状化による市民意識の変化と不動産取引時における地圏域説明の
必要性(明海大学 本間 勝)

4. 環境地質からみた地層の液状化防止対策
(環境地質コンサルタント 上砂 正一)

5. 東北太平洋沖地震発生メカニズムの疑問と房総を襲った津波
(茨城大学名誉教授 楡井 久)

詳しくは、、、
http://www.jspmug.org/envgeo_sympo/2011sympo/sympo110604.pdf


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【2】公開シンポジウム「緊急集会:被災した自然史標本と博物館の復旧・
復興にむけて−学術コミュニティは何をすべきか?」開催 (6/6)
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東日本大震災で被災した自然史標本と博物館を救うために何が出来るのかを
話しあう公開シンポジウムが開催されます。

■公開シンポジウム「緊急集会:被災した自然史標本と博物館の復旧・
復興にむけて−学術コミュニティは何をすべきか?」

日時:2011年6月6日(月)13:30〜17:10
場所:日本学術会議 6階会議室 6-C(1〜3)(分科会・控室として会議室1室を使用)
主催:統合生物学委員会自然史・古生物学分科会
共催:自然史学会連合
後援:日本古生物学会、日本人類学会、日本植物分類学会、生物多様性JAPAN
分科会の開催:分科会開催予定
開催趣旨:東日本大震災による自然史標本及びその収蔵施設被害の状況を
把握し、迅速な救済を支援するとともに、将来にわたり標本と施設を激甚
災害から守るための対策を学術会議として提言するために、情報収集と
意見交換を行う。

<内容>
第一部:13:30-16:10:いまを知る
13:30-13:35:開催あいさつ
西田治文(日本学術会議連携会員・中央大学理工学部教授)
13:35-13:45:緊急集会の趣旨について
真鍋 真(日本学術会議連携会員・国立科学博物館主任研究員)
13:45-14:05:文化財レスキューについて(六川真五:東京文化財研究所)
14:05-14:25:岩手県の状況報告(大石雅之:岩手県立博物館)
14:25-14:45:宮城県の状況報告(佐々木理:東北大学総合学術博物館)
14:45-15:05:福島県の状況報告(竹谷陽二郎:福島県立博物館)
15:30-15:50:水族館の事例報告(岩田雅光:アクアマリンふくしま)
15:50-16:10:岩手県山田町に寄贈した海藻標本について(吉崎誠:元東邦大学)

第二部:16:10-17:00:具体的なアクションプランを作るために、これからを考える
進行:西田治文・真鍋真
登壇者:第一部の報告者に加えて、文科省社会教育局及び文化庁担当者
などパネリストによる討論。
17:00-17:10:結語
斎藤靖二(日本学術会議連携会員・神奈川県立生命の星・地球博物館館長)

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