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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.134 2011/4/25 ┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】解説:人類史上初めて落下の観測とその回収に成功した小惑星
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【1】解説:人類史上初めて落下の観測とその回収に成功した小惑星
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宮原 正明(東北大学理学研究科地学専攻)
皆さんは,2008年10月6日から7日未明(グリニッジ標準時)にかけて,地球
の裏側で,人類史上初めての劇的な事件が起きていたことをご存じでしょうか
(Jenniskens et al., 2009).事の発端は,米国のある天文台が,名もない小惑
星を発見したことに始まります.後に,この小惑星は“2008 TC3”と名付けら
れます.天文台の研究者が,この小惑星の軌道を計算すると,約20時間後に地球
に衝突することが明らかとなりました.この情報は,即座にNASAに送られ,世界
中の天文台が協力して,その追跡を行いました.そして,.....
続きを読む、、、
http://www.geosociety.jp/faq/content0307.html
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昨2010年、小惑星「イトカワ」の物質を地球に持ち帰った「はやぶさ」が話題に
なりましたが,実はその2年前の2008年に、既に発見されていた小惑星が自ら地球
に飛び込んできて,その破片が多数回収されるという事件がありました.しかし,
このことは日本ではあまり報道されず,少数の専門家や天文ファン以外にはあまり
知られていないようです.そこで,Almahatta Sittaと呼ばれるこの隕石の
実物試料を物質科学的に研究している東北大学大学院理学研究科GCOE助教の
宮原正明さんに,この隕石の発見・大気圏突入・回収の経緯と,その興味深い
構成物質について解説を書いていただきました(石渡 明).
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本記事は、geo-Flash No.132(4/19号)へ掲載を予定しておりましたが,
編集上の不手際により掲載から漏れておりましたため,臨時号として配信さ
せて頂きました.
関係の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます.
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