┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.114 2010/11/2  ┬┴┬┴  <*)++<<  ┴┬┴┬┴
┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
★★目次 ★★
【1】コラム:地質調査中のトラブル体験記と危険回避術(前編)
【2】2011年度学会各賞募集開始
【3】2011年度会費払込/学部学生・院生割引申請受付中!
【4】新トピックセッション「地質情報の利活用」の提案
【5】第34回IGC ブリスベン大会のプロモーション
【6】支部情報
【7】日本地方地質誌「北海道地方」特別割引販売のお知らせ
【8】その他のお知らせ
【9】公募情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】コラム:地質調査中のトラブル体験記と危険回避術(前編)
──────────────────────────────────
広島大学大学院地球惑星システム学科
日本勤労者山岳連盟会員 大橋聖和

先日,日本地質学会富山大会での懇親会で地質調査中の苦労話を紹介させてい
ただいたところ,News誌編集委員長の坂口さんに情報共有のために寄稿してもら
えないかと依頼を受けた.個人的にも調査時の安全管理の重要性を近年特に認識
するようになったため,適任者かどうか不安もあるが快諾した次第である.以下
では,私の調査中のトラブル体験談とともに,小トピックごとに一般的な山での
安全術を紹介する.特に地質調査を始めたばかりの学生を対象とするが,ベテラ
ンの先輩方にも今一度安全対策を思い直すきっかけになれば存外の幸せである.
地質調査のリスクを十分に把握した上で,安全且つ高度な地質調査を目指したい.

続きを読む、、、
http://www.geosociety.jp/faq/content0056.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】2011年度学会各賞募集開始
──────────────────────────────────
日本地質学会は毎年その事業のひとつとして、研究の援助・奨励および研究業
績の表彰を行っています(定款第3条)。
本年も各賞の自薦、他薦による候補者を募集いたします。期日厳守にて、たくさん
のご応募をお待ちしております。
応募締切:2010年12月24日(金)必着

詳しくは、  http://www.geosociety.jp/members/content0026.html
(会員番号・パスワードによるログインが必要です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】2011年度会費払込/学部学生・院生割引申請受付中!
──────────────────────────────────
■2011年度会費払込について
次年度分会費の前納をお願いいたします。自動引き落としを登録されている方の
引き落としは、12月24日(金)です。お振込の方へは、12月中旬頃までに請求書
兼郵便振替用紙をお送りいたします。
詳しくは、https://www.geosociety.jp/user.php(会員番号によるログインが必要です)

■2011年度(2011.4〜2012.3)学部学生・院生割引申請受付中
最終締切:2010年11月17日(水)
申請書のダウンロードは、
https://www.geosociety.jp/user.php(会員番号によるログインが必要です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】新トピックセッション「地質情報の利活用」の提案
──────────────────────────────────
地域地質部会・情報地質部会

これまで地質学会では,人類の地質への理解を進展させるためのさまざまな研
究成果が発表されてきた.しかし,野外で地質情報を取得し,それらを意味のあ
る地質情報へと変換し,社会での地質情報の利活用を推進する,という流れを持っ
た研究成果の発表例は少ない.情報処理技術が発展した昨今,野外で取得した地
質情報をデジタルデータとして整理・処理・管理する環境はほぼ整った.インター
ネットを通じて地質情報のデジタルデータを共有・利活用する環境も整いつつあ
る.また,近年,ジオパーク活動が盛んになるにともない,これまで地質学とは
つながりが薄かった一般社会でも,地質情報を利活用しようという機運が高まっ
ている.本年の富山大会でのトピックセッション「地学巡検・地学名所とガイド
ブック」もこの流れのうちと言える.
地域地質部会・情報地質部会では,このような地質学会の現状,および,世相
の変化を受けて,地質情報の取得から利活用までの流れの中にある研究の成果を
発表する場として,表記トピックセッションを計画する.
現在,地域地質部会は,毎年の大会において定番セッションとして地域地質・
地域層序を層序部会と共同で運営し,地域地質の研究成果を発表する場となって
いる.また,情報地質部会は,地質情報を処理するための理論・技術の開発,お
よび,それらの地質学分野への応用などの成果を発表する場となっている.そこ
で,本トピックセッションでは,社会での地質情報の利活用に焦点をあて,
・特定地域から得られた地質情報の利活用,および,その問題点や比較検討
・地質情報の利活用に向けた情報取得方法
・ジオパークや博物館等における地質情報の利活用
を具体的発表テーマとする.
来年度,トピックセッションに応募して活動を開始し,将来的には両部会が共
同で行う定番セッションを目指す.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】第34回IGC ブリスベン大会のプロモーション
──────────────────────────────────
日本地質学会会員各位

2012年8月に第34回万国地質学会議(IGC)がオーストラリアのブリスベンで開催さ
れます.同大会事務局長のIan Lambert氏が2010年11月9-10日に来日し,同大会の
プロモーション活動を行います.日本からは毎回かなりの人数がIGCに参加してお
り,前回の2008年オスロ大会ではノルウェー(960名),ロシア(505名),米国
(394名),
中国(376名),イタリア(267名),ドイツ(261名),英国に次ぐ参加者数(15
0名程度?)
でした.今回は大洋州での開催なので日本人参加者が増加すると思われます.
国際地質科学連合(IUGS)の主要な会議もIGCの会期中に行われます.この会議
における日本のプレゼンスを高めるためにも,今回の事務局来日の機会を最大限
に利用すべきと思いますので,関連諸学会の関係者の皆様には,9日または10日
の説明会のどちらかに,奮ってご参加いただきますよう,ご案内申し上げます.

斎藤靖二
日本学術会議IUGS分科会委員長

石渡 明
日本地球惑星科学連合国際学術委員会委員長
日本地質学会学術研究部会国際交流担当理事



第34回IGCブリスベン大会のプロモーション開催日時および会場

Date: Tuesday, 9 Nov. 2010
Time: 15:00 - 17:00
Place:Japan Agency for Marine Science and Technology
 (JAMSTEC) Tokyo Office
Hibiya Central Bld. 6th Floor, Nishi-shimbashi 1-2-9, Minato-ku,
Tokyo, 105-0003 Japan
 Tel: +81-3-5157-3900  Fax: +81-3-5157-3903
http://www.jamstec.go.jp/e/about/access/tokyo.html
 Correspondence:
 Dr. Arito Sakaguchi (坂口有人)<arito@jamstec.go.jp>

 Date: Wednesday, 10 Nov. 2010
Time: 10:00 - 12:00
 Place: Geological Survey of Japan
The National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
(AIST) 1-1-1, Higashi, Tsukuba , 305-8567, Japan
 phone: +81-29-861-3750/3751 fax:-3746
 http://www.gsj.jp/Muse/eng/index.html
Correspondence:
 Dr. Yutaka Takahashi(高橋 浩)<takahashi-yutaka@aist.go.jp>

資料
1.Ian Labmert氏の略歴とプロフィール/2.第34回IGCの概要(要旨)/3.オース
トラリアの地球科学の現状と展望(要旨)
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/geo/ishiwata/IGC34promotion.htm
なお,10月13日に34th IGCのFirst Circularが発行されました.
https://mymail.ezemsgs.com/ch/8781/2ddswr8/1331640/9d98811z4g.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【6】支部情報
──────────────────────────────────
■日本地質学会関東支部2010年秋季シンポジウム
「関東盆地の地下地質構造と形成史」
日程:2010年11月20(土),21(日)
場所:日本大学文理学部3号館5階
懇親会予約:件名を「懇親会予約」,お名前,ご連絡先明記の上
<kanto@geosociety.jp>まで.予約締切:11/12(金)
懇親会会費:一般 5,000円,学生 1,000円
詳しくは、 http://kanto.geosociety.jp/

■2010年度近畿支部総会・シンポジウム
日時:2010年11月20日(土)
11:00〜12:00(総会)・ 13:00〜16:30(シンポジウム)
場所:神戸大学滝川記念学術交流会館
シンポジウム「中央構造線の発生と改変:白亜紀から新第三紀にかけて」
問い合わせ先:近畿支部幹事 三田村宗樹
TEL:06-6605-2592 FAX:06-6605-2522
e-mail: mitamrm@sci.osaka-cu.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7】日本地方地質誌「北海道地方」特別割引販売のお知らせ
──────────────────────────────────
日本地方地質誌 1.北海道地方
664頁,口絵8頁 (11月下旬刊行)
会員特別割引価格24,000円(税・送料込)(定価27,300円)
 
日本地質学会会員の皆様に日本地方地質誌を特別割引価格で販売をいたします.
お申し込みは,HP会員のページの専用申込用紙にて直接朝倉書店までお願いいた
します.
https://www.geosociety.jp/user.php(会員番号によるログインが必要です)

お問い合せ
〒162-8707 東京都新宿区新小川町 6-29
朝倉書店編集部:千葉 Tel.03-3260-1967
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【8】その他のお知らせ
──────────────────────────────────
■東北大学素材工学研究懇談会
「マグネシウム合金の現状と新しいアプローチ」
日時:11月17日(水)〜18日(木)
場所:東北大学さくらホール
詳しくは、http://www.tagen.tohoku.ac.jp/

■海洋調査技術学会第22回研究成果発表会
11 月25日(木)〜26日(金)
会場:海上保安庁海洋情報部7階大会議室(中央区築地5-3-1)
詳しくは、http://www.soc.nii.ac.jp/jsmst/

■自然史学会連合会講演会
「東北の豊かな自然〜ワンダー イン イーハトーブ」
日時:11月28日(日)
場所:岩手県立博物館講堂 入場無料(要予約)
詳しくは、http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/

■第2回惑星地球フォトコンテスト 【作品募集中】
主催: 一般社団法人 日本地質学会
応募締切: 2011年1月31日(月)
賞および賞金: 最優秀賞 1点 賞金5万円/優秀賞数点賞金3万円ほか
詳しくは、 http://www.photo.geosociety.jp/

■オフィオライト・シンポジウムのお知らせ.
環太平洋北部地域のオフィオライトと海洋底の類似岩石

日時:2011年2月7〜8日*
東北大学東北アジア研究センター 4階436会議室
980-8576仙台市青葉区川内41 事務室Tel: 022-795-6009
センターURL:  http://www.cneas.tohoku.ac.jp/
シンポジウム英語URL:
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/geo/ishiwata/SendaiSympo1.htm
*引き続き,2011年2月9-10日に房総半島のオフィオライト見学旅行を行います.
講演申し込み数によっては8日のみになる可能性もあります.

世話人:
石渡 明・平野直人(東北大学東北アジア研究センター)
早坂康隆(広島大学自然科学研究科地球惑星システム科学科)
町 澄秋(金沢大学自然科学研究科地球学科)
S.D.ソコロフ・G.V.レドネバ(ロシア科学アカデミー地質研究所,
モスクワ)Sergey D. Sokolov, Galina V. Ledneva (Geological Institute, Rus
sian Academy of Sciences, Moscow)

趣旨
日露共同研究「アジア北東端のオフィオライトと随伴岩類:北極圏東部の岩石,
構造,広域地質対比」(日本側代表:石渡 明,参加者:早坂康隆・町 澄秋,
ロシア側代表:Sergey D. Sokolov)の最終ワークショップ・シンポジウムを2011
年2月7-8日に東北大学東北アジア研究センターで行います.9-10日には房総半島
のオフィオライト見学旅行もあります.ロシア及び米国からも計5〜6人が参加
する見込みです.関連研究者の皆様,奮ってご参加下さい.申し込み締め切りは2
010年12月10日です.申し込みはシンポジウム・見学旅行それぞれの参加・不参加
を明記し,メールで石渡まで.
E-mail: geoishw@cneas.tohoku.ac.jp
URL: http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/geo/ishiwata/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【9】公募情報・各賞情報
──────────────────────────────────
■平成23年度東京大学大気海洋研究所共同利用公募(11/30締切)

詳細およびその他の公募情報は、
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
報告記事やニュース誌表紙写真,マンガ原稿募集中です.
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
geo-Flashは送信用であり、返信はできません。

【第2回惑星地球フォトコンテスト】作品募集中!
<http://www.photo.geosociety.jp/>