┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.054 2009/01/29 ┴┬┴┬ <*)++<< ┬┬┴──
┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
★ 目次
【1】IODP米国主催 スクール・オブ・ロック2009参加募集のご案内
【2】学術会議シンポジウム:第3回GEOSSアジア太平洋シンポジウム
【3】 秋田大学東京セミナー 「男鹿半島と私とジオパーク構想」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】IODP米国主催 スクール・オブ・ロック2009参加募集のご案内
──────────────────────────────────
IODPアメリカ実施機関は、IODP科学掘削船のひとつである「ジョイデス・レゾ
リューション号」の船上で、教育関係者を対象にしたスクールを開催します。ア
メリカ国内からの参加者に加えて、IODP国際枠として日本から2名の教育関係者が
参加することができます。
■募集対象:小中高校の理科教諭、博物館・科学館の学芸員、大学の地球科学系
の教員など
■募集人数:日本から最大2名が参加できます。
応募多数の場合は選考が行われます。
■実施期間:2009年6月23日から7月5日までの13日間(船上)
■スクール実施場所:
科学掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」船内
乗船場所:サンディエゴ(カリフォルニア州・アメリカ)
下船場所:ビクトリア(ブリティッシュコロンビア州・カナダ)
■実施海域:東太平洋沿岸部のファン・デ・フーカ海域
ファン・デ・フーカ海域は太平洋北東部、バンクーバー沖に位置します。ここで
は、ファン・デ・フーカ海嶺と呼ばれる中央海嶺が発達しており、太平洋の海洋
地殻が生成され、年間速度4cm程度で海底が拡大しています。この海域では海底の
玄武岩でできた海洋地殻の高まりから数十度の熱水が湧出していることが知られ
ています。IODPでは、2004年に、IODP発足初の航海である第301次航海「ファン・
デ・フーカ海嶺東翼部の玄武岩質海洋地殻の水理地質学的構造」を実施しました。
詳細は下記URLのページよりご覧ください。
http://www.j-desc.org/m2/expeditions/exp301.html
■スクール内容:海底下から採取した地質試料(コア試料)や掘削孔内長期流体
観測装置(CORK)を用いた地層内の流体挙動などファン・デ・フーカ海嶺の地質
について、航海を体験しながら船上の研究ラボで学ぶことができます。
■第1次参加申込締切:2009年2月4日(水)
■お問い合わせ:
IODP日本実施機関である地球深部探査センター
お問い合わせください。
電話:045-778-5647 FAX:045-778-5704
電子メール:cdex@jamstec.go.jp
■注意事項
・本スクール参加にかかる旅行費用等は参加者の負担となります。
・本スクールは英語で実施されます。
・乗船にあたり、IODPアメリカ実施機関との乗船手続きが必要となります。
・参加者は、スクール参加経験を授業や展示イベントなどに活用することが求め
られます。
・本スクールは、洋上での研究航海中に実施されます。研究計画の変更などに伴
い、スケジュールの変更や開催が中止される可能性があります。
・本スクールの実施主体は、IODPアメリカ実施機関(Consortium for Ocean Lead
ership)となります。日本地球掘削科学コンソーシアムと地球深部探査センター
では、参加希望者への情報提供などをサポートします。
■主催者
Deep Earth Academy
Consortium for Ocean Leadership
1201 New York Avenue, NW, 4th Floor
Washington, DC 20005 USA
Attn: Sharon Cooper
Or Fax: 202-462-8754; email: scooper@oceanleadership.org
School of Rock 2009」ウェブサイト
http://www.oceanleadership.org/learning/school_of_rock/09
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】学術会議シンポジウム:第3回GEOSSアジア太平洋シンポジウム
──────────────────────────────────
昨年7月のG8北海道洞爺湖サミットにおいて、「気候変動及び水資源管理
に関し、観測、予測及びデータ共有を強化することにより、全球地球観測
システム(GEOSS)の枠内の努力を加速化する」ことが合意されるなど、地
球観測が果たすべき役割がますます高まっております。この度アジア太平
洋地域におけるGEOSSへの取組強化の一貫として「分野横断のための観測
データの共有」をテーマとした標記シンポジウムを開催しますので、お知
らせします。
日時:平成21年 2月4日(水)〜2月6日(金)
場所:京都リサーチパーク(京都府京都市下京区中堂寺粟田町93)
主催:地球観測に関する政府間会合(GEO)事務局
プログラム等、詳細については以下のURLをご覧下さい。
http://www.prime-intl.co.jp/geoss/
参加登録:参加無料。上記URLよりお申し込み下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】 秋田大学東京セミナー 「男鹿半島と私とジオパーク構想」
──────────────────────────────────
日時:平成21年2月10日(火)16:00〜17:00
(交流会 17:00〜18:30)
会場:キャンパスイノベーションセンター 2階多目的室2
東京都港区芝浦3−3−6(JR山手線田町駅東口徒歩1分)
講師: 秋田大学工学資源学部 地球資源学科教授 白石 建雄
演題: 「男鹿半島と私とジオパーク構想」
参加申込締切:平成21年2月6日(金)
※セミナー修了後,意見交歓・親睦のため簡単なパーティーをいたします。
(交流会に参加費:3,000円を当日受付にて申し受けいたします。)
申込先:秋田大学工学資源学部広報・企画係
TEL:018−889−2318
FAX:018−889−2300
E-mail:kokoki@jimu.akita-u.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンポや巡検の報告を掲載しませんか? ご投稿をお待ちしています。(編集部)
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局( geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
geo-Flashは送信用であり、返信はできません。