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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.053 2009/01/20 ┴┬┴┬ <*)++<< ┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】2009年度役員ならびに代議員選挙の実施(告示)延期の決定について
【2】地球惑星科学連合の個人会員登録について
【3】岡山大会ニュースNO.2 シンポ・見学旅行の企画などなど
【4】写真で見る軌跡 地学オリンピック2008年フィリピン大会の道
【5】第116回深田研談話会のご案内
【6】日本堆積学会2009年京都枚方大会のご案内と講演募集
【7】地質調査総合センター第13回シンポジウム(2/26)
【7】公募情報
【8】1月の博物館特別展示・イベント情報
【9】地質マンガ 「薄片道」
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【1】2009年度役員ならびに代議員選挙の実施(告示)延期の決定について
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2009年1月9日
日本地質学会理事会
ニュース誌2008年12月号に掲載の臨時総会議事録でご報告しましたように,11月3
0日の臨時総会において,3議案(一般社団法人日本地質学会定款案,代議員およ
び役員選挙について,一般社団法人としての各種規則案)の提案が承認されまし
た.
この中の第2号議案の代議員および役員選挙については,10月21日付けの日本地
質学会メールマガジン 【geo-Flash】No.045においてもお知らせしましたように,
2008年度末に任期を終える任意団体日本地質学会の代議員・評議員・理事・監事
の任期を,移行段階の措置として1年間延長することとし,本年度の選挙は実施
しないという内容であることを,改めてお知らせいたします.
なお,今後の選挙は,学会のすべてが完全に法人へ移行した後に一般社団法人
の地質学会の中で実施することといたします.また,新しい選挙においては,こ
れまでの半数改選のルールを改め,全役員,全代議員の一斉改選を行う方針が決
まっております.それまでに法人の定款に沿った選挙規則などの整備を行い,会
員の皆様にも十分な共通理解を得たうえで,新法人での選挙を実施いたしたいと
考えております.なお,役員,代議員選出の構造については,概ね以下の図のよ
うに想定しております.
任期延長および継続任期の代議員・評議員の皆様には,当面は,これまでどお
りの任意団体と新しい一般社団法人が並行して存在し,日本地質学会が実質的に
任意団体から法人に移行する大事な時期を担っていただくことになります.これ
までにも増してご協力のほどよろしくお願いいたします.また,会員の皆様にも
改めてご理解とご協力をお願いいたします.
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【2】地球惑星科学連合の個人会員登録について
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日本地質学会理事会
2009年1月9日より地球惑星科学連合の個人会員登録が始まりました(連合URL:
http://www.jpgu.org/ 参照).
昨年12月1日に一般社団法人となりました地球惑星科学連合は,本学会と同じく
公益法人をめざしているところですが,学術会議との連携や政策決定者への適切
な提言・パブリックコメントの対応など,地球惑星科学分野からの統一的な発信
を有効に推進するため,引き続き日本地質学会は同連合の主要な構成団体として
積極的に関わっていく方針でおります.
そのためには,本学会より会員各位が連合の個人会員として登録いただき,会
員の皆様の活動の場と可能性を広げつつ,積極的な連合でのご活動をいただく事
が必須と考えております.地質学会員の登録区分は下記の「4.固体地球科学」を
はじめ,「2.大気海洋・環境科学」,「3.地球人間圏科学」,「5.地球生命科
学」,など幅広い分野にわたると思いますので,各々のセクションにおいて地質
学会員の皆様に重要な役割を担っていただくためにも,できる限り多くの方に連
合の個人会員登録をお願いする次第です.
【登録区分】
(学術研究活動推進の場としてのセクション区分は,下の1〜5に限られます.)
1.宇宙惑星科学:太陽系の諸天体(太陽,惑星,小天体)の起源と進化の解明,
現在の状態(内部構造,表層環境,大気・プラズマ環境)とダイナミクスの理解,
さらには宇宙空間及び系外惑星の探求を目指す研究分野.
2.大気海洋・環境科学:現在及び過去の大気・海洋・表層環境とその変動(気象
現象から古気候変動ま で)のメカニズムを解明し,将来の地球環境の変動の予測
に向けて,大気,海洋,陸水,雪氷,土壌,植生とそれらの相互作用の理解を目
指す研究分野.
3.地球人間圏科学:地球表層空間における自然と人間の相互作用とそれに起因す
る諸問題(自然災 害,農村・都市環境,土地・資源・エネルギー利用など)を,
調査・観測,デ —タ分析,モデルにより多面的に研究する分野.
4.固体地球科学:固体地球(地殻,マントル,中心核)の構造と物性,進化と変
動の歴史,現在 のダイナミクスを,地球物理学的,地質学的,物質科学的,地球
化学的な手法 を用いて,総合的かつ統一的に解明する研究分野.
5.地球生命科学:地球上の生物を対象に,その起源と進化,絶滅の原因とプロセ
ス,形態や生態 の多様性を,地球環境の進化・変動との関わりという視点に立っ
て,地球惑星科学及び生物学の両側面から理解を目指す研究分野.
6.地球惑星科学総合:他の5つの区分にはなじまない,広く地球惑星科学全般に
関心のある教育関係者,ジャーナリスト,官公庁・民間企業の関係者,一般市民
の方々等を対象としたものであり,「総合的あるいは分野横断的な学術分野とし
ての区分」という意味ではありませんのでご注意ください.
【参考】
なお,連合の組織上の大きな変更点の概要をご参考までに以下にご説明します.
1. 個人会員制および連合を構成する学協会の団体会員制を新たに設ける.
2. 将来を見据えた学術研究活動の推進のために,これまでの学協会の分野の枠組
みを超えた5つの分野からなるセクション制を導入する.
連合の個人会員(年会費一般2000円,院生1000円)になれば,連合および希望
セクションからの様々な情報サービスや会員特典が受けられることになります.
また,連合大会の登録料が個人会員では2000円安く設定されるため,連合大会参
加者は実質上従来と出費は変わりません.一方,非会員のまま連合大会に参加す
る場合は,参加登録費が会員より5,000円高くなります.連合総会の代議員を選ぶ
権利を有する登録区分は,6つの登録区分のうちの1つを選択することとなりま
すが,情報配信,活動を実施するセクションへは複数登録が可能です.詳しくは,
JGL1月号,連合メールニュースならびに連合URLをご覧ください.
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【3】岡山大会ニュースNO.2
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岡山大会では,シンポジウムやそれに対応した見学旅行を企画しています.これ
までに公募などで提案のあったシンポジウム及び見学旅行や地学教育関連企画及
び市民講演会について紹介します.
■企画中のシンポジウム
「坂野昇平追悼シンポジウム」/「都城秋穂追悼シンポジウム」*/「高Mg安山岩
とアダカイト」*/「日本列島構造発達史」*/「3次元地質モデルの構築手法と利
活用」/「中国地方における第三系の諸問題」/「科学を文化に—学校教育・地学
分野のこれから—」/「「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画ステー
ジ1と2の成果(総括)*」(*印は、見学旅行とのセット企画)
http://www.geosociety.jp/members/content0036.html
(会員のページへログインが必要です)
■トピックセッションの募集締切:2009年2月13日(金)
詳しくは、http://www.geosociety.jp/members/content0026.html
(会員のページへログインが必要です)
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【4】地学オリンピック2008年フィリピン大会の軌跡
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写真で見る軌跡「地学オリンピック2008年フィリピン大会への道」がアップ
されました。
詳しくは、、、
http://www.geosociety.jp/name/content0030.html
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【5】第116回深田研談話会のご案内
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◆テーマ: 「関東地震の断層を探る」
◆講 師: 小林励司 氏 (鹿児島大学 准教授)
◆日 時: 2009年 2月27日(金) 15:00-17:00
◆会 場: 深田地質研究所 研修ホール
◆談話会参加費: 無料
◆講演内容: 南関東は陸側のプレートの下に太平洋プレートとフィリピン海プ
レートが沈み込んでおり、島弧−島弧衝突帯でもあるという複雑な構造になって
いる。フィリピン海プレートの沈み込みにともなって、相模トラフ沿いでは1703
年元禄地震、1923年関東地震といった巨大地震が起き、首都圏に甚大な被害をも
たらしている。講演では、これらの巨大地震の断層を探る研究をレビューし、現
在立案を進めている深海掘削計画「関東アスペリティ・プロジェクト」について
紹介する。
●申込み方法: 参加ご希望の方は、E-mailか FAXでお申込み願います。
その際、氏名・所属・連絡先(住所・電話番号)をお知らせ下さい。
詳しくは、http://www.fgi.or.jp/
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【6】日本堆積学会2009年京都枚方大会のご案内と講演募集
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日程:2009年3月27日(金)〜 30日(月)
27日(金):ショートコース(1)「漂砂流砂系における堆積物動態と地形変化の
とらえ方」,(2)「石油探鉱データを使用した地下地質堆積環境イメージング」
28日(土):個人講演(基調講演含む),総会議事,懇親会
29日(日):個人講演(基調講演含む),最優秀口頭・ポスター発表の表彰,堆
積学トーク・トーク
30日(月):巡検
会場:大阪工業大学情報科学部枚方キャンパス
講演申込締切:2009年2月13日(金)
講演要旨締切:2009年2月20日(金)17:00
巡検申し込み締切:2009年2月13日(金)
ショートコース申し込み締切:2009年3月6日(金)
詳しくは,http://sediment.jp/
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【7】地質調査総合センター第13回シンポジウム(2/26)
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「海域・沿岸域の資源・環境・防災—持続的発展に向けた海洋地質研究—」
日時 平成20年2月26日(木) 13:00-17:45
会場 秋葉原ダイビル コンベンションホール(東京都千代田区外神田)
参加費 無料
詳細および参加登録・CPD登録は以下のサイトから、
http://www.gsj.jp/Event/090226sympo/index.html
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【7】公募情報
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■高知大学海洋コア総合研究センター技術職員募集
職種および人員 技術職員(常勤職員) 1名
応募資格 4年制理工系大学卒業以上の学歴を有し、大学や国・自治体・企業等
の研究機関で質量分析計やX線機器などの機器分析の経験を2年以上有すること。
ただし、大学院等における研究歴は資格要件の職務経験に含みます。
応募期限 平成21年2月16日(月)17時必着
http://www.kochi-u.ac.jp/marine-core/
■広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学専攻教授公募
職種および人員: 教授 1名
専門分野: 本専攻の中期計画の目標 「地球惑星進化素過程の解明と地球環境の
将来像の予測」に沿い、地球惑星システムにおける地球環境化学に関連した分野
応募締切り: 平成21年2月16日(月)必着
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/saiyo_syusyoku/kyoinkobo/index.html
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【8】1月の博物館特別展示・イベント情報
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1月も博物館では、たくさんの特別展示やイベントをご用意してみなさまのお越し
をお待ちしております。 寒いこの季節は、室内の講座や体験イベントが充実し
ています。事前申し込みが必要なものもありますので、カレンダーやWebページを
ご確認の上お早めにお申し込み下さい。
(新着情報:杉並区立科学館/財団法人斎藤報恩会 など)
1月の博物館イベント情報は↓↓↓
http://www.geosociety.jp/name/content0029.html
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【9】地質マンガ 「薄片道」
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「薄片道」 作:向吉秀樹 画:Key
http://www.geosociety.jp/faq/content0140.html
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シンポや巡検の報告を掲載しませんか? 現在ストックゼロです。(編集部)
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
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