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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.020 2008/01/22 ┴┬┴┬ <*)++<< ┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】「地質学雑誌」表紙デザイン公募要領発表
【2】第115年学術大会(秋田大会)トピックセッション,シンポジウム募集
【3】日本全国天然記念物めぐり(和歌山編)
【4】宮沢賢治と鉱物に関するコラム
【5】国際地学オリンピック 国内選抜実施・募集のお知らせ
【6】第3回IGCP507 「東アジアの白亜紀古気候」シンポジウムとモンゴル巡検のお知らせ
【7】広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学専攻準教授公募
【8】高知大学海洋コア総合研究センター研究員(非常勤職員)の募集
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【1】「地質学雑誌」の表紙デザイン公募開始!
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公募締切:2008年3月31日(月)
「地質学雑誌」は2009年1月号から表紙のデザインを一新する予定です。
つきましては会員、非会員のみなさまから、学会の新しいイメージを反映した
斬新なデザインを公募します。採用デザインには、賞金5万円を進呈します。
たくさんのご応募、お待ちしております。
応募の詳細は、
http://www.geosociety.jp/outline/content0050.html
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【2】第115年学術大会(秋田大会)トピックセッション,シンポジウム募集
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募集締切:2008年3月17日(月)
2008年9月20日(土)〜22日(月)秋田大学で開催予定の第115年学術大会のトピッ
クセッションとシンポジウムの募集を行います.トピックセッションは,学会
内の領域をカバーし,これから新分野になりそうなトピック的な内容で,定番セッ
ションと同様な形式の発表となります.シンポジウムは,多数の学会員が関心を
持つ(あるいは持ちそうな)内容・学会外と関係した新分野の内容など,地質学
会として重要視すべき研究内容を取り上げます.
なお,秋田大会より招待講演の取り扱いが変わります.会員,非会員にかかわら
ず,トピックセッション,シンポジウムで招待講演を行うことができます.
詳しくは、、
http://www.geosociety.jp/outline/content0051.html
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【3】日本全国天然記念物めぐり(和歌山編)
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和歌山県にある以下の国指定天然記念物のう ち、(1)〜(6)と(8)について、
石井和彦(大阪府立大学)が報告します。多くは(6、8以外)初めていく場所で
はないので(というより、単に報告者の性格の違いのため)、前2回の記事とは
かなり趣が異なると思います。
(1)橋杭岩(1924年指定)東牟婁郡串本町
(2)高池の虫喰岩(1935年指定)東牟婁郡古座川町
(3)古座川の一枚岩(1941年指定)東牟婁郡古座川町
(4)白浜の化石漣痕(1931年指定)西牟婁郡白浜町
(5)白浜の泥岩岩脈(1931年指定)西牟婁郡白浜町
(6)鳥巣半島の泥岩岩脈(1936年指定)田辺市
(7)神島(1935年指定)田辺市
(8)栗栖川亀甲石包含層(1937年指定)田辺市
(9)門前の大岩(1935年指定)日高郡由良町
(10)瀞八丁(1928年指定)和歌山県新宮市・三重県熊野市・奈良県吉野郡十津
川村
詳しくは、
http://www.geosociety.jp/faq/content0051.html
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【4】コラム 「宮澤賢治に学ぶ地質」 加藤碵一・青木正博
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宮澤賢治が、盛岡高等農林学校地質及び土壌教室在籍時に授業の一環として
級友らと盛岡付近の地質調査をした際の報告書(大正6年)に次の一文があ
ります。
『地質学は吾人の棲息する地球の沿革を追求し、現今に於ける地殻の構造を
解説し、又地殻に起る諸般の変動に就き其原因結果を闡明にす、即ち我家の
歴史を教へ其成立及進化を知らしむものなるを以て、苟も智能を具へたるも
のに興味を与ふること多大なるは辯を俟たずして明なりとす』
前半は、実に簡潔に地質学をあますところなく説明しています。さて後半部
ですが、いやしくも知能を備えた人は現今でも多々いるはずですが地質学に
関心を持っているのはどれくらいでしょうか。より一層の普及啓蒙活動が
要されます。というわけで賢治作品を鉱物と色の観点から紐解いて地質学
への関心をいささかでも高めようと「賢治と鉱物」の連載を開始しました。
ご一読ください。
(加藤碵一・青木正博)
http://www.kousakusha.co.jp/planetalogue/kenji/kenji.html
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【5】国際地学オリンピック 国内選抜実施・募集のお知らせ
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主催:国際地学オリンピック日本委員会
共催:日本地球惑星科学連合
●第二回国際地学オリンピック(国際大会)
日程: 2008年8月31日ー9月7日までの8日間
場所: フィリピン共和国
派遣対象者: 2008年7月1日で19才未満の高校生 4名 (費用は主催者負担)
(ただし,高等専門学校1-3年生,中等教育学校4-6年生などの高等学校に対応す
る学校の生徒も含む)
第一回大会の様子はIESOのHP(http://2007ieso.or.kr/)で見ることができます.
また,日本地球惑星科学連合地学オリンピック小委員会による視察の報告は連合
のHP(http://www.jpgu.org/education/1stIESOreport.htm)に載っています.
●第二回国際地学オリンピック(国内選抜)
a) 一次選抜
募集期間: 2月1日 — 29日
対象者: 国際大会に参加可能な高校生・中学3年生および相当学年の生徒
日時: 3月16日(日)2時間(10:00-12:00)
場所: 原則として参加者の所属する高等学校等にて実施
b)二次選抜
日時: 5月31日(土)(9:00-15:00)
場所: 東京大学(予定) (交通費等の補助はありません)
内容: 実技試験(詳細な内容は検討中.例:地質断面図作成)
面接時に英語で2-3分の簡単な自己および自校紹介.
参加申込等詳細は、http://www.jpgu.org/ieso/
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【6】第3回IGCP507 「東アジアの白亜紀古気候」シンポジウムとモンゴル巡検のお知らせ
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IGCP507(Paleoclimates in Asia during the Cretaceous: their variatins, ca
uses, and biotic and environmental responses)の次回のシンポジウムが下記
のとおりモンゴル国で開催されます.巡検も企画され,有名な恐竜化石産地など
の訪問が計画されています.現地研究者による解説をいただきながら通常立ち入
ることのできない発掘現場の視察を行うことのできる絶好の機会です.モンゴル
側では許可申請のため早めに参加者を確定したい模様です.参加希望者は至急下
記までご連絡ください.
主催:モンゴル科学アカデミー古生物学センター
日程:2008年8月15日〜20日(シンポジウム:8月15,16日;巡検8月17〜20日)
シンポジウム開催地:ウランバートル市
費用:(予定,宿泊と食費を含む):
シンポジウムのみ:USD$ 250 巡検:USD$ 300
巡検予定:8/17-20の日程で、モンゴル南部の南ゴビ県の中央部に位置する,バヤ
ンザク,ツグリキンシレ,アブドラントヌルの3地点(モンゴルの白亜系は全て
陸成層からなり,大局的には前期白亜紀の湿潤気候下にあったことを特徴付ける
湖成層(Barremian?-Aptian)や石炭層(Albian)と,後期白亜紀の乾燥気候を特
徴付ける砂漠堆積物及び河川成層(主に赤色岩:Cenomanian?-middle Maastricht
ian)により構成されています.本巡検では,このモンゴル地域の前期白亜紀から
後期白亜紀にかけての顕著な気候変動の記録を見ることができると期待されま
す).巡検場所は砂漠地域ですが,8月下旬(17-20日)は幸い, 7月下旬から8月
中旬の最も暑い時期から次第に冷涼になる時期ですので,日中は暑すぎず夜も寒
すぎず,比較的過ごしやすい時期になります.
ビザ:モンゴルはビザが必要になります.発効日より3ヶ月が有効です.入手所要
日数は1週間程度,申請先は,駐日モンゴル国大使館の他,在大阪モンゴル国名誉
領事館と在札幌モンゴル国名誉領事館があります.
申し込み期限:3月1日(シンポジウムの講演タイトルも同時提出)
連絡先:
IGCP507国内コーディネータ: 長谷川卓(金沢大学自然研)
:jh7ujr@kenroku.kanazawa-u.ac.jp
現地責任者:Dr.Khand Yo.(モンゴル科学アカデミー古生物学センター)
:Khandyo@yahoo.com
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【7】広島大学大学院理学研究科地球惑星システム学専攻準教授公募
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本地球惑星システム学専攻では、この度下記の要領で教員を募集いたします。こ
の募集では、新しい地球惑星科学の教育・研究を通じ、当専攻の発展を担う意欲
と実績を備えた方の応募を期待致します。
職種および人員:准教授1名
専門分野: 中期計画の目標 「地球惑星進化素過程の解明と地球環境の
将来像の予測」に沿い、地球惑星システムにおける資源地球科学に関連した分野
応募締切り: 平成20年2月29日(金)必着
詳しくは、http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
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【8】高知大学海洋コア総合研究センター研究員(非常勤職員)の募集
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職名:研究員
募集人員:若干名
勤務場所:高知大学海洋コア総合研究センター
業務内容:
(1)地球掘削科学に関連する諸分野(岩石学、堆積学、地球化学、古地磁気学、
微古生物学、岩石物性など)に関する研究 (2)センターの研究・教育活動業
務の補助 (3)機器保守の補助
雇用期間:平成20年4月1日〜平成21年3月31日(1年)
応募締め切り:平成20年1月28日(月)必着
詳しくは、http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局( geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
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