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┴┬┴┬【geo-Flash】日本地質学会メールマガジン ┴┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬  No.011 2007/10/02   ┴┬┴┬  <*)++<< ┬┴┬┴┬
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★★目次 ★★

【1】2008年度代議員および役員選挙のお知らせ
【2】博物館イベント情報100連発!(こんなにも!)
【3】「ちきゅう」掘削開始!
【4】院生割引申請受付開始 (毎年更新です。お忘れなく!)
【5】コラム「間違いだらけの発音選び」(最終回)
【6】コラム「2秒であなたは何をします?」
【7】「地質の調査」に関わる研修 受講者募集
【8】日本土地環境学会 2007 年シンポジウム(日本地質学会 協賛)
【9】札幌大会の出版物や忘れ物のお知らせ

【10】女性研究者の星、猿橋勝子氏 逝く。
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【1】2008年度代議員および役員選挙のお知らせ
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<<立候補受付期間:2007年10月1日(月)〜10月31日(水)>>

日本地質学会会則ならびに運営細則・選挙細則に基づいて,代議員および役員選挙
を実施いたします.

<会長・副会長・監事および代議員選挙>
<理事選挙>
<評議員選挙>                  

選挙実施要領・立候補届け書式等、詳しくは、
http://www.geosociety.jp/news/


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【2】博物館イベント情報100連発(生涯教育委員会より)
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■  2007年10月〜2008年3月までの地学関連行事
全国の博物館で行われている行事のうち,地学関連の行事を地方別に紹介します。
すべての博物館について網羅はできていませんが、今後充実させていきますので、
博物館関係者の方のご協力をいただきたいと思います。
詳しくは、、
http://www.geosociety.jp/name/content0007.html

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【3】「ちきゅう」掘削開始!
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■  地球深部探査船「ちきゅう」は9月21日、16:00に新宮港を
出港しました。毎日の作業の様子や、レポートが報告されています。
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/Expedition/NantroSEIZE/exp314.html

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【4】院生割引申請受付開始
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■  日本地質学会では,2001年より会費の院生割引制度が設けられています.
<注意>毎年更新となりますので,今年度の割引を受けている方で,次年度も
該当する方は改めて申請して下さい。詳しくは、、
http://www.geosociety.jp/news/

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【5】コラム「間違いだらけの発音選び」最終回(全3回)
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Quite a few クワイタフュー 「少し」という意味ではない。正しい意味
はmany. また,発音に関しては,ともかくR とLを,きっちりと区別する。L
が文頭にあるときは,極端に舌を突き出す。また,単語の最後にある時は,る,と
いわないようにして,無視する。ジンゴーベー,イーゴー(eagle)などである。
全体的に,私もそうだが,発声方法(あごの動かし方や口,舌などの使い方)が,
英語と日本語では根本的に違うので, physicalな面でもあえて英語的に変えない
と,なかなか通じない。一つの方法は,高い声を出して発音することである。
疲れるが有効である。私が手本としている人は,オウコウチ氏である。あえて
言わせていただく。ただし,彼らは残念ながら,オークチと呼んでいるが。。。
(今度は,彼らに日本語発音を学ばせる番か?)

事項が達成できたかどうかを示すのに,×,○,△は使わないようにする。
(欧米では,Vや×は,yes, OK,できた,済み,などの意味に使われる。
つまり日本の○として使われることが多い。○や△は,めったに使われない。)

話し方の対処療法:和文英訳をしながら頭で文章を作りながら話をすると,
つい硬くなる。Jeremy Leggett氏から教わった話し方は,枕を用意しておき
(たとえば,As far as I know, To tell the truth, In this case, I may sayなど),
それを言っている間に,次の文章を考えるとよい。

福音:日本人の寡黙さ,謙虚さは,美徳でもあろうが,誤解をも招きかねない。
彼らは,くだらないことでも,聞き返したり,一言余計にしゃべったりしている。
また,確認を頻発する。この方が,あとあと面倒にならず,また相手の考えのレベ
ルが相互に分かって,コミュニケーションにはふさわしい。どうであろうか?
(その他;関係ないかもしれないが,かなり気になること:タバコはやめよう。
著名な研究者や教授クラスの方でも,平気でタバコをふかすのが日本の学界である。
恥ずかしさを通り越している。自らの周囲の環境をも守れないのである。)
(おあとがよろしいようで。みなさん,がんばってください。)(以上)

(補遺)
ともかく、新しく外来語になる用語の発音表記には、気をつけるべきである。
責任ある立場にあるのは、放送局, 大新聞、それにリーディング・リサーチャー
特に大学教授である。
小川勇二郎(筑波大)

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【6】2秒であなたは何をしますか?(IODPと緊急地震速報)
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■ IODP(統合国際深海掘削計画)南海掘削が科学掘削船「ちきゅう」によって開
始された。現在,IODPにプロポーザルを提出中の「相模湾—房総沖掘削計画
(KAP:関東アスペリティ計画)」も地震発生帯を探ろうとするものだ。本日,10月1日
から,「緊急地震速報」も作動開始である。(緊急地震速報は地震の発生直後に,
震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニ
チュード)を直ちに推定し,これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推
定し,可能な限り素早く知らせる情報です。)

地下で地震が発生すると,P波(縦波)とS波(横波)となって,地表を揺らす。S波の
揺れが大きいと,大地震を引き起こすことになる。世界中の地震計のP波とS波の記
録がたくさん蓄積され,地球内部のことが分かってきたことは20世紀以後の人類の
偉業の一つだ。日本の地震学の開祖,大森房吉は,P波とS波の速度から震源地ま

での距離を推測する公式を見出した:
震源までの距離(km) = (P波の平均の速さkm/秒 X  S波の平均の速さkm/秒)
/ (P波の平均の速さkm/秒 −  S波の平均の速さkm/秒)X( P波が到達した瞬
間からS波の震動までの初期微動の秒数)
ここで,P波の平均の速さを5.5 km/秒,S波の平均の速さを3.3 km/秒と仮定する
と,震源までの距離(km)は,8.25 X 初期微動の秒数 となる(距離が1000km以
内ならあまり誤差はない)。なぜ,震源地がすぐ報道されるのかは,初期微動の秒数
が地震計でただちに読み取れるからである。

関東大震災を引き起こした大正地震は,三浦半島先端部から相模湾北部の地下10km
で発生したと考えられている。横浜からは約15km,東京中心部からは約65kmの距
離である。
同じ場所で地震が発生するとしたら,上記,大森の公式から逆算して,東京は7.9秒
(65/8.5)後,横浜は何と1.8秒(15/8.5)後に大地震に見舞われることになる。

「緊急地震速報」があったとき,横浜にいるあなたは2秒間で何が準備できるだろうか?

KAPは,大正地震クラスの巨大地震が何処で発生するか,その地震の巣である「アス
ペリティ」の位置や性質を直接掘削して調べてみようとするプロジェクトである。
巨大地震は本当に繰り返して起きるものか?今後,起きると考えられる巨大地震の位
置は何処か?「緊急地震速報」の活用と,南海掘削や相模房総沖掘削には大きな関
連があるのだろう。
(鈴木宇耕 地球深部探査センター/海洋研究開発機構)

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【7】「地質の調査」に関わる研修 受講者募集
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(独)産総研地質調査総合センターでは、産総研法第11条の四にある「技術指導及
び成果の普及を行うこと」に則り、第2期研究戦略(平成19年度版)地質分野におい
て、「今後は民間コンサルタント会社の技術者を対象とした技術研修」を実施し、
「高度な知識や技術を兼ね備えた外部人材の育成」に重点を置くこととしています。
この方針に沿って、国内随一の公的地質の調査・研究機関である産総研地質調査
総合センターでは、関連業界等における人材の総合的な技術向上をめざし、
1)社会からの人材育成のための要請に的確に答え
2)その育成結果についての技術水準を社会に保証することとします.
具体的には、人材育成の技術研修要請への組織的対応、ならびに地質調査総合
センターが認定する民間研修事業へのカリキュラム編成援助や技術移転自体への
職員の派遣を実施し、認定事業等の修了者に対しては、地質調査総合センター代表
名での修了証の発行と、CPD(技術者継続教育単位)認定を行うこととします。

 地質調査総合センターが認定した外部の研修事業は、当総合センターのHPに掲
載します。第1号は地学情報サービス(株) によって10月22日(月)〜26日(金)に
行われます。ふるってご参加ください。

独立行政法人産業技術総合研究所
地質調査情報センター地質調査企画室
斎藤 眞

【基礎コース】
日程: 10月22日(月)〜26日(金) 4泊5日
場所: 千葉県君津市及びその周辺地域
主任講師:徳橋秀一(産総研地圏資源環境研究部門主任研究員)
講師: 滝沢文教(元地質調査所地質部長・応用地質(株)社外顧問・予定)
費用: 13万円(消費税込み)、宿泊代、昼食代は別途精算。現地までの交通費は各自負担。
内容: 地質調査の初心者が、自分の力で地質調査を行い、簡単な地質図が描けるまで。
募集人数: 6名

詳細は以下の通り.
http://www008.upp.so-net.ne.jp/gsis/gykensyu.htm
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【8】日本土地環境学会 2007 年シンポジウム(日本地質学会 協賛)
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『土壌汚染対策の現状と今後 —法政策と不動産鑑定の視点から—』
日程 2007 年11 月10 日(土) 15:00〜17:00
会場 明治大学和泉校舎 和泉メディア棟 3階 M306 (東京都杉並区永福1-9-1)
シンポジウム参加費:3000円 のところ、協賛学会員は、1000円となります(資料代含む).
詳しくは、 http://www.j-lei.jp
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【9】札幌大会の出版物や忘れ物のお知らせ
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■ 第114年学術大会(札幌大会)での忘れ物をお預かりしています。
お心当たりのある方は、学会事務局までお問い合わせ下さい。
例えば
・レーザーポインター
・講演要旨
・ノート
■  札幌大会見学旅行案内書・講演要旨について、わずかですが残部があります。
購入をご希望の方は、お早めに学会事務局までお申し込み下さい。詳しくは、、
http://www.geosociety.jp/news/

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【10】女性研究者の星、猿橋勝子氏 逝く。
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女性研究者の育成にご尽力されてきた猿橋勝子さんがお亡くなりになりました。
女性研究者の育成にどれだけご尽力されたか計り知れません。
ご冥福をお祈り致します。

http://mainichi.jp/select/science/news/20071002k0000m040182000c.html

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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
geo-Flashは送信用であり、返信はできません。