学術大会に係るプレス発表会へのご協力のお願い

  平素より日本地質学会の活動にご協力頂きましてありがとうございます.日本地質学会では,学術大会の際に,学術大会や地質情報展の開催案内,そして「特筆すべき研究成果」等を開催地および文科省の記者クラブに情報提供してまいりました.特に開催地での記者会見には,例年多くの報道機関の方が来場され,TV,新聞等で取り上げられています.
本年も仙台大会においてプレス発表会を開催する予定です.会員皆様の学術活動が広く報道されることは,地質学全体にとってプラスになります.この機会に会員皆様の研究成果を「特筆すべき研究成果」として広報委員会へ是非ご推薦下さい.皆様からの推薦をもとに,会見にマッチした資料を準備いたします.支部,部会,会員皆様からの自薦・他薦等,幅広い情報をお待ちしております.
なお,推薦された研究成果は行事委員会と広報委員会によってレビューされます.研究発表者にインタビューすることもあります.プレス発表に適当かどうかを両委員会が慎重に判断し,最終的にプレス発表会で紹介する研究を決定します.従いまして,推薦された研究成果がすべてプレス発表される訳ではありません.その点をご承知おき下さい.

 

「特筆すべき研究成果」の応募方法

 

締め切り: 2013年7月19日(金)17時
応募方法: 推薦者と発表者の氏名と連絡先(メールおよび電話番号),タイトル,セッション名と簡単な推薦理由を地質学会事務局(journal@geosociety.jp)にお送り下さい.資料作成のために行事委員会および広報委員会より連絡することがあります.
記者会見: 9月初旬

連絡先:日本地質学会事務局  journal@geosociety.jp

過去のプレスリリース資料は学会ホームページより閲覧できますので,どうぞご参照ください.できるだけ公式のプレス発表会を活用して頂き,個別会見の場合も解禁日を合わせて,全体として効果的な報道になるようご協力をお願いいたします.

日本地質学会広報委員長
内藤一樹

過去のプレスリリースはこちら

 

 


 

下記に簡単なQ&Aを準備いたしました。

■ネイチャーやサイエンスに載らないと相手にされないのでは?
そんなことはありません。記者の方は発表媒体は全く問題にしません。それよりも、そのネタは読者の関心を引くのか? もしくは国民に広く周知すべき事なのか、の二点を重視します。そこがしっかりしていれば多くのメディアに掲載されるでしょうし、逆にそうでなければ、いくら有名ジャーナルに掲載されても記事になりません。
■どんなメリットがあるの?
発表者ご自身の研究学術活動の内容が紹介されるのはもちろんのこと、所属機関にとっても宣伝になるでしょう。しかしなんといっても地質学の記事が掲載されることは、私たちの学問分野全体のメリットになります。全体の利益のためにもぜひ発表をご検討下さい。
■知り合いの記者に話しても同じでは?
親交ある記者の方ならば正しくて深みのある記事を書いて下さるかもしれません。しかし特定の会社にのみ情報を流すと他社から反発を買って、かえって逆効果になる場合もあります。記者クラブを通じて発表し、その上で個別取材に応じるのが最も効果的です。
■プレス発表って難しそう
基本的には、わかりやすく、かつ記事に使用されやすい資料を記者クラブに送付するだけです。必要とあれば記者会見もセッティングいたします。会見といってもプロジェクターやボードを使った講演会と質疑応答であり、ワイドショーの記者会見とは全く違います。
資料の作成や売り込み方法など、これまでのノウハウを活かしてサポートいたしますので、どうぞご相談下さい。
■こっちの意図と違う記事になったら嫌だな
せっかく掲載された記事が、誤解に基づくものであったり、ピントのはずれたものであっては互いにマイナスです。そうならないためにも、わかりやすい説明を行う必要があります。発表者とメディアの双方にプラスになるようサポートさせて頂きます。
■効果はあるの?
例えば札幌大会の時のダイアモンドの国内初報告の時は、全国の新聞とTVで大きく報道されYahooのトップページにも掲載されました。地質学会のホームページにアクセスが集中しサーバーはパンク寸前まで追い込まれました。これは特別としてもそれ以降の発表会でも新聞,TV等で毎年報道されています。
■どんなネタがいいの?
タイミングや流行があるので一概には言えませんが、ジェネラルなトピックスで幅広い読者の興味を喚起するものがふさわしいです。もしも自分自身が記者だったらと考えてみて、一般の読者に伝えたい、と思えるかどうかは一つの判断材料になるかもしれません。
ふさわしいと思える成果がありましたら、どうぞご相談下さい。