一般社団法人日本地質学会若手活動運営委員会設立趣意書
1. 委員会名称
一般社団法人日本地質学会若手活動運営委員会
(Management Committee of Early-Career Geologist Activities)
2. 若手活動運営委員会を必要とする理由
地質学の学術的発展および社会的振興において,学部生, 院生, ポスドク, 企業職員, 助教等のアーリーキャリア, いわゆる“若手”の活発な学術活動は,重要な要素の一つである.しかし,日本地質学会 (以下, 地質学会) では近年, “若手”会員が減少する状況にあり,地質学の発展・振興のためには, 若手人材の確保と活動の継続化を目指していく必要がある. そのためには, 若手会員同士の交流を促進すること,また,若手の意見が学会に届く環境を整備することなどにより, 学会活動に魅力を見出してもらうことが重要である.そこで,若手会員による主体的かつ継続的な活動を支援・推進するために,地質学会に若手活動運営委員会 (以下, 当委員会) を設置することを提案する. 地質学会に当委員会を設置することにより, 若手会員同士の分野横断的な討論と交流の場を提供できるだけでなく, 若手人材と学会活動の架け橋となることで, 地質学の学術的発展と社会的振興,ひいては学会活性化にも繋がると期待する.
3. 当委員会の活動予定期間
地質学会理事会で承認された日から, 当委員会または地質学会理事会が当委員会の活動の停止を決定した時点まで.
4.当委員会の主な事業および設置年度の経費予算案
(1) 当委員会は次に掲げる活動を行う.
ア 地質若手巡検・研究集会の開催
イ 地質学会学術大会やニュース誌等における若手活動に関する情報提供
ウ 学部学生・大学院生向けオンライン交流会の開催
エ ニュース誌院生コーナーの編集
オ 他学会の若手会または関連団体との情報交換
カ その他,若手人材の育成に資する活動
(2) 設置年度は, 当委員会設置の提案時点で上記(1)アの活動について経費を要求する予定である(下表参照). また, 当委員会の開催する企画について, 必要に応じ, 予算の追加申請や, 地質学会が契約する会議システムの利用申請を行う.
設置年度の若手巡検・研究集会予算(案)
省略
5. 代表者および予定される委員
代表者 神谷奈々
所属 京都大学
(住所等略)
予定される委員 (50音順)
神谷 奈々 (京都大学 一般会員)
菊川 照英 (千葉県立中央博物館 一般会員)
桑野 太輔 (千葉大学 一般会員)
佐久間杏樹 (海洋研究開発機構 一般会員)
佐々木聡史 (名古屋大学 一般会員)
志村 侑亮 (産業技術総合研究所 一般会員)
下岡 和也 (愛媛大学 学生会員)
鈴木 克明 (産業技術総合研究所 一般会員)
6. 当委員会規則案
別紙の通り.
以上
(2023年4月15日理事会承認)