申込締切
2023年6月22日(木)
申込方法
学会ジオストアからお申し込みください
申込受付は終了しました
内容:(各コース,講義・質疑応答含め3時間を予定)
<午前> 9:00-12:00
レーザーアブレーションーICP質量分析法(LA-ICP-MS法)によるU-Th-Pb年代測定法の原理と最前線:平田岳史(東京大学)
複合的な地質現象を理解する上で,岩石あるいは鉱物の年代情報は重要な制約条件を提供します.年代測定には複雑な化学操作と高度な分析技術が必要であり,これまでは同位体分析を専門とする特定の研究者のみが入手できる情報でした.しかし分析技術の急速な進歩により,今では誰もが精密年代情報を活用できるようになりました.講演者は分析化学者として20年以上にわたり年代情報の高精度化・高速化を図ってきました.本講演では,分析手法の原理を紹介するとともに、得られる年代情報の精度や正確度(誤差)が,どのような要因に支配されているのかを紹介させていただきます.また講義では,私達の研究グループが目指す年代測定の未来についてもご紹介できればと考えています.
<午後> 14:00-17:00
砕屑性ジルコンU-Pb年代を用いた地質学研究:竹内 誠(名古屋大学)
近年,Laser-ICP-MSの導入により,ジルコンのU-Pb年代測定が比較的容易に短時間で多量にできるようになり,地質学に様々な新しい情報をもたらしました.特に,化石が得られない変成岩の原岩の堆積年代の制約や年代を利用した後背地解析などで大きな成果がありました.本講演では,砕屑性ジルコンのU-Pb年代が地質学研究に果たす役割について紹介し,さらに,これまでに報告された研究事例から,後期白亜紀の沈み込み帯での堆積作用と地質構造発達史を中心に紹介します.
(注)午前のみ,午後のみの受講の場合も,受講料の割引はありません.
(注)キャンセル料について:締切日まで 0%, 会期3日前まで 60%, 会期2日前以降 100%.いずれの場合も返金がある場合は,振込手数料を差し引いた額をカード会社もしくは学会から返金します.返金までに2〜3ヶ月要する場合もありますので,ご了承下さい.
開催方法:WEB会議システムzoom(https://zoom.us/)によるオンライン講義
※受講申込締切後,受講者が確定しましたらzoomアクセスURL,事前資料をメールでお送りします.
定員:各コース100名(定員は事務局および講師を含み,定員を超えた場合は,会員が優先となります)
申込方法:学会ジオストアからお申し込みください
※受講料のお支払いは,受講申込時にPayPal〈ペイパル〉によるクレジット決済または銀行振込を選択いただけます.
(注)申込時にご提供いただいた個人情報は,日本地質学会プライバシーポリシーに基づき適切に取り扱います.
申込締切:2023年6月22日(木)
その他:希望者には各コース毎のCPD受講証明書を発行します.午前・午後各3単位を予定.(CPDプログラムID:3405)
※CPD受講証明書の発行については,受講日当日に受講者のかたへ別途ご案内いたします.
問い合わせ先:一般社団法人日本地質学会
メール: main [at] geosociety.jp 電話 03-5823-1150
(参考)過去のショートコース
(第1回,第2回)http://www.geosociety.jp/science/content0121.html
(第3回)http://www.geosociety.jp/science/content0130.html
(第4回)http://www.geosociety.jp/science/content0134.html
(第5回)http://www.geosociety.jp/science/content0137.html
(第6回)http://www.geosociety.jp/science/content0151.html