コロナ禍での地質学教育に関するサイバーシンポジウム(日本地質学会主催)

● 第1回(20/09/27開催) ● 第2回(20/11/29開催) 第3回(00/00/00開催)

第2回コロナ禍での地質学教育に関するサイバーシンポジウム(日本地質学会主催)

  2020.11.2更新


コロナ禍での地質学教育に関する情報交換・共有を目的とした第2回サイバーシンポジウムを開催します。
現在の困難な状況で,学校(大学,高等学校等)や研究所,博物館,ジオパークなどでは,教員や研究者,学芸員らがそれぞれのできる範囲で苦心して教育・普及活動を進めています。それぞれの実施事例やアイディアを共有できれば,今後しばらく続くと予想される困難な状況でも教育・普及活動の質の向上あるいは低下抑制が期待できます。大学や高校での授業(実験や野外実習を含む),卒業研究や修士研究,研究所や博物館での教育普及活動などをどのように工夫して進めているかについて情報交換・情報共有する場を提供します。地質学に限らず,野外活動(フィールドワーク)や実験・実習を伴う分野の皆様にも広く参加していただきたいと思います。
9月に実施した第1回サイバーシンポジウムでは100名を超える参加者(視聴者)があり,チャットでのコメントや質問も数多く寄せられ大変盛況でした。参加者は学会員だけでなく非会員の地質を専門としない方も多数おられました。参加者アンケートでは次回への期待の声が多数寄せられました。今回は海外で活躍する方にも話題提供していただき,国際的な情報交換・共有も目指します。

日本地質学会行事委員長 星 博幸
 

開催日時:2020年11月29日(日)9:30-12:15
開催方法:YouTubeライブ配信 どなたでも視聴可能.事前申込不要.参加費無料.
※シンポ終了後,シンポの各講演は一定期間YouTubeで公開しています
 

プログラム(一部仮題)

9:30 開会
9:35〜10:35 <大学の取り組み>

  • 1. コロナ禍における学部生・大学院生の教育および研究:実験室での取り組み(北島弘子:テキサスA&M大学,College of Geosciences)
  • 2. 香港大学の紹介とCovid-19影響下での研究教育活動(安原盛明:香港大学,School of Biological Sciences)
  • 3. コロナ禍における九州大学地球惑星科学科の取り組み(尾上哲治:九州大学理学研究院)
  • 4. オンデマンド実験実習科目の実施例:役に立った技術の紹介(金丸龍夫:日本大学文理学部)

10:45〜11:15 <高校の取り組み>

  • 5. オンライン学習の利点・難点と地学教育普及のための活動実践例(福本奈由:大阪府立茨木高等学校)
  • 6. コロナ禍の本校(愛知県立海翔高等学校)における地質学教育の現状と課題(大信田彦磨:愛知県立海翔高等学校)

11:20〜11:50 <研究所・博物館の取り組み>

  • 7. 既存の地質コンテンツの有効活用:「地質の日」事業と「地質情報展」における地質調査総合センター(産総研)の取り組み(荒岡大輔:産業技術総合研究所地質調査総合センター)
  • 8. かはくVRとは!?臨時休館中に公開したコンテンツについて 〜効果的な活用方法を考えながら〜(田中庸照:国立科学博物館)

11:50〜12:15 <ライブ総合討論>
12:15 閉会
 

  • 各プレゼンテーションは15分です(発表12分+ライブ質疑応答3分)。
  • 途中5〜10分程度の休憩をはさみます。
  • 視聴者の皆様はYouTube上で質問・コメントを書き込み,ライブ総合討論ではそれらを活かしたディスカッションを考えています。


問い合わせ先:日本地質学会事務局( main@geosociety.jp )

 

第1回コロナ禍での地質学教育に関するサイバーシンポジウム(日本地質学会主催)

 

2020.8.20更新

コロナ禍での地質学教育に関する情報交換・共有を目的としたサイバーシンポジウムを開催します。現在の困難な状況で,学校(大学,高等学校等)や博物館・科学館,ジオパークなどでは,教員や学芸員らがそれぞれのできる範囲で苦心して教育・普及活動を進めています。それぞれの実施事例やアイディアを共有できれば,今後しばらく続くと予想される困難な状況でも教育・普及活動の質の向上あるいは低下抑制が期待できます。大学や高校での授業(実験や野外実習を含む),卒業研究や修士研究,博物館やジオパークでの教育普及活動などをどのように工夫して進めているかについて情報交換・情報共有する場を提供します。地質学に限らず,野外活動(フィールドワーク)や実験・実習を伴う分野の皆様にも広く参加していただきたいと思います。

日本地質学会行事委員長 星 博幸
 

開催日時:2020年9月27日(日)9:30-12:15:終了しました
開催方法:YouTube 公開中 (こちらからご視聴いただけます)
  どなたでも視聴可能.事前申込不要.参加費無料.
  ※シンポの配信内容は一定期間YouTubeで公開中です
 
●プログラム●
9:30 開会
9:35〜10:35 <大学の取り組み>

  • 1. 地球惑星環境学科(東京大学)の取り組み(後藤和久・東京大学大学院理学系研究科)
  • 2. 地球科学系講義科目のオンライン化実践:オンデマンド配信用動画作成における気づきを中心として(乾 睦子・国士舘大学理工学部)
  • 3. コロナ渦における地学系実験・実習の実施:茨城大学理学部における事例紹介(岡田 誠・茨城大学理学部)
  • 4. 前期をほぼ無傷で終了した山口大学の例(坂口有人 山口大学)

10:45〜11:15 <中高の取り組み>

  • 5. オンライン学習の軌跡:試行錯誤の現状と今後の課題(渡来めぐみ・茗溪学園中学校高等学校)
  • 6. 高校における地学教員としての課題と(コロナ禍における)地質学教育の実践例(松永 豪・大阪府立泉北高等学校)

11:20〜11:50 <博物館・ジオパークの取り組み>

  • 7. 学校休校と臨時休館をきっかけにうまれた「おうちミュージアム」とは(渋谷美月・北海道博物館・北海道大学大学院環境科学院環境起学専攻)
  • 8. オンラインでの野外地質見学ツアーの試みについて(白井孝明・萩ジオパーク)

11:50〜12:15 <ライブ総合討論>
12:15 閉会

・各プレゼンテーションは15分です(発表12分+ライブ質疑応答3分)。
・途中5〜10分程度の休憩をはさみます。
・視聴者の皆様はYouTube上で質問・コメントを書き込み,ライブ総合討論ではそれらを活かしたディスカッションを考えています。

問い合わせ先:日本地質学会事務局( main@geosociety.jp )
備 考:11月下旬または12月上旬に第2回シンポジウムを開催予定です。詳細は日本地質学会ホームページに掲載します。