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電子書籍シリーズ


「地学を楽しく!:ジオパーク・ジオツアー・地学オリンピック」

 
 

[Kindle版/PDF版]

吉田 勝,天野一男,中井 均 編集
一般社団法人日本地質学会 発行 
紙の本の長さ(目安):約260ページ,価格:¥1,380,ISBN 978-4-907604-00-4

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http://www.amazon.co.jp/dp/B00HFIK1WW
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*PDF版は各章ごとの分割販売も行っています!
http://geosociety2.sakura.ne.jp/store3/ec/


【目次】 
はじめに
第1章 ジオツアーとガイドブック(城ヶ島たんけんマップ/日曜地学ハイキング/ヒマラヤのジオツアーとガイドブック/ヒマラヤジオエクス―ションで思ったこと)
第2章 ジオパーク(室戸ジオパークと防災学習/山陰海岸ジオパークにおけるジオツアーと博物館の役割/ジオパークにおけるツイッターの活用を考える/田淵ジオサイト(中・下部更新統境界の国際模式地候補地)とジオパーク/ネパールヒマラヤのジオパーク計画)
第3章 地学オリンピック(日本地学オリンピック大会に参加して ―高校教員の記録―/国際地学オリンピック試験問題の特徴について/地学教育の国際動向をみる)


【はじめに】より抜粋
本書は「ジオツアーとガイドブック」,「ジオパーク」,「地学オリンピック」の3章で構成しました.各章とも,日本或いは国外のいろいろなところでの著者らの実践に基いた報告数編で構成されています.これらの内容については,各章の初めに編集者による内容紹介があります.2011年3月11日の東北東日本大震災は,地学の重要性を如実に示す事件でした.野外事実を無視した理論と恣意的なデータ操作に基いた将来の津波の規模に対する想定が,いかに自然からかけ離れたものであったか,自然に忠実にその歴史を追う学問−地学−がいかに重要であり,自然の姿を反映するものであるかが示されたと言えるでしょう.
本書が地学の面白さと重要性を国民各層に広く知ってもらえるよう,そして片隅に置かれて来た地学教科の復権に僅少でもお役に立てば,編者らとして望外の幸せです.