2023年の「地質の日」

ここでは,今年の「地質の日」に関連した日本地質学会主催,共催,後援等の催しをご紹介します。

2023年の地質の情報はこちら(地質学会以外の全国の地質の日イベント情報)


開催エリア:北海道/東 北/中 部/関 東近 畿四 国西日本オンライン企画その他

日本地質学会 3.10掲載

「地質の日」オンライン普及講演会:
「日本列島の地質探訪―古生代から新生代まで」

Youtube視聴はこちらから↓

 

日本地質学会では,広く一般に地質学の魅力と重要性を知っていただくため,毎年,5月10日の「地質の日」を記念した様々な行事を実施しています.本年は,各地のジオパーク拠点博物館に協力いただき,オンラインで各施設の展示や地域の露頭等を紹介することで,聴講者が自宅にいながらにして各地の地質の魅力に“触れ”,日本列島の地質の多様性に“触れる”機会とします.

 
クリックするとPDFをD Lできます

日程:2023年5月13日(土)9:30〜12:05
主催:日本地質学会
実施方法

  • オンラインで3施設の登壇者がリレーで講演(1題40分程度).
  • 参加者は,YouTubeライブでご視聴ください(事前登録不要)どなたでもご覧いただけます.(後日オンデマンドでも公開予定です)
  • スライドでの講演だけでなく,展示室や露頭からの中継なども予定されています.
  • YouTubeチャット機能を利用した質問も可能です!

スケジュール

  • 9:30~9:35 ご挨拶 岡田 誠(日本地質学会会長)
  • 9:35~9:40 概要説明
  • 9:40~10:20 講演1「四国西予ジオパークと黒瀬川帯」四国西予ジオミュージアム(高橋司館長・榊山匠学芸員)日本最古級の岩石や地層を特徴とする「黒瀬川構造帯」.それらはジュラ紀の付加体である「秩父帯」の中に断続的に細長く分布していますが,その成り立ちについては謎が多く,研究者による見解も分かれています.今回は黒瀬川帯研究発祥の地である西予市から,“黒瀬川帯”をキーワードとして四国西予ジオパークやジオミュージアムを紹介します.
  • (休憩)
  • 10:30~11:10 講演2「銚子半島をつくった孤独でふしぎな中生代の地層」銚子ジオパークミュージアム(岩本直哉主任学芸員・上田脩郎主任学芸員)犬吠埼灯台で有名な銚子の東海岸.ここには局所的に中生代の付加体,前孤海盆堆積物が露出します.これらの基盤岩の存在により,銚子は半島となり,銚子ならではの風土が形成されました.このように銚子の礎となった中生代の地層や産出する化石を中心に銚子の地質の魅力を銚子ジオパークミュージアムよりご紹介いたします.
  • (休憩)
  • 11:20~12:00 講演3「糸魚川からフォッサマグナと日本列島誕生の謎に迫る」糸魚川フォッサマグナミュージアム(小河原孝彦学芸員・香取拓馬学芸員・茨木洋介学芸員・郡山鈴夏学芸員)糸魚川ユネスコ世界ジオパークの拠点施設・フォッサマグナミュージアムと,代表的なジオサイトであるフォッサマグナパークから,日本列島の生い立ち,大地の生い立ちと,日本酒など私たちの暮らしの深い関わりを紹介します.断層と日本酒にいったいどんな関係があるのか気になったそこのあなた,ぜひお聞き逃しなく.
  • 12:00~12:05 終わりの挨拶
  •  

日本地質学会 3.6掲載

惑星地球フォトコンテスト第14回ほか入選作品展示会

過去の展示の様子


日程:2023年5月16日(火) 午後〜 5月28日(日)14時まで
場所:東京パークスギャラリー(上野グリンサロン内)(台東区上野公園 JR上野駅 公園改札出てすぐ)
入場無料,どなたでもお気軽にお立ち寄り下さい.
入選作品の画像や講評は近日学会HPに掲載予定です.

問い合わせ先:日本地質学会事務局 main[at]geosociety.jp
  (注)[at]を@マークに変えて送信してください。
 

日本地質学会 3.20掲載

街中ジオ散歩in Yokohama「身近な地形・地質から探る横浜の歴史」

  • 主催:(一社)日本地質学会,(一社)日本応用地質学会・神奈川県立生命の星・地球博物館
  • 日時:2023年5月14日(日) 
  • 見学場所:横浜市(京急東神奈川〜JR桜木町)
  • 主な見学地点と見どころ:「東神奈川周辺の台地と明治初期の領事館跡」〜「横浜防災センター」〜「横浜市街地の埋め立てと干拓」〜「掃部山周辺の石垣と湧水」
  • 案内者:笠間友博氏(箱根ジオパーク推進協議会事務局)
  • 集合及び解散場所・時間:
  • 集合:幸ヶ谷公園(京急神奈川駅から徒歩4分:スタッフが案内します)9時
  • 解散:JR桜木町駅 16時頃(予定)
  • 会費:大人1,500円,小中学生500円 (保険代含む,小中学生は保護者同伴)
  • 募集人員: 20名(定員を超えた場合は,締切後抽選)
  • 募集期間:4月3日(月)〜4月16日(日)
  • 対象:参加資格は特にありませんが,急坂,階段を含む高低差がある箇所があります.

申込に際しての注意事項:

  1. 雨天中止,小雨決行とします.ただし,小雨の場合は昼で打ち切りとさせて頂きます.
  2. お弁当は各自持参でお願いします.昼食を予定している地点(横浜防災センター)は近くに購入するお店はありません.
  3. 連絡はメールにて行います.メールでの連絡ができない場合は,申込をご遠慮下さい.
  4. 新型コロナの蔓延状況により中止の可能性があります(5月8日(月)に最終決定をさせて頂きます).
  5. 一般(非会員)の方を対象とした行事なため ,一般申込者(非会員)を優先とさせて頂きます.
  6. 見学会当日のマスクの着用は室内の見学地点を除き任意となります.但し,当日体調が悪い方,発熱が認められた方は参加をご遠慮下さい.
  7. 申込時には保険加入や名簿作成のために必要な情報をお知らせ頂きます.申込項目には漏れなく記入をお願いします.記入頂けない場合は,お申込は受付できません.
  8. 中学生以下の方は保護者同伴でお申込下さい(保護者の分も あわせて申込手続きを行って下さい).
  9. お申込いただいた方は上記事項に同意していただけたものとみなします.

申込方法WEB専用申込フォームからお申し込み下さい(お電話でのお申込はお受けできません).
(注)抽選の場合,当選の発表は,4月中にメールにて連絡させて頂きます.
問い合わせ先(メールにてお願いします):
日本地質学会関東支部(担当 細矢)mail:hosoya[at]ckcnet.co.jp ※[at]を@マークにして送信して下さい
   

近畿支部 3.6掲載

第40回地球科学講演会

「日本海拡大時の日本列島の変動―地質と古地磁気の研究からどこまでわかっているかー」

近畿支部では、地学団体研究会大阪支部・大阪市立自然史博物館と共催で、「地質の日」協賛行事として5月14日(日)に星 博幸氏(愛知教育大学)を講師に迎え、「日本海拡大時の日本列島の変動―地質と古地磁気の研究からどこまでわかっているかー」を開催します。対面での聴講に加え、YouTubeでの配信も予定しています。多くの方のご参加をお待ちしております。

日本海拡大時に、日本列島はどのように大陸から移動してきたのでしょうか。その時、日本列島はどのような変動を受けたのでしょうか。これまで日本海は1500万年前頃に拡大したと考えられていましたが、最近の研究によって拡大はもう少し前に起こり、1500万年前には拡大がほとんど終わっていたことがわかってきました。また、日本海拡大時に日本列島の地殻が広い範囲で変形したことや、拡大直後に西日本太平洋側で一斉にマグマ活動が起こったことなどもわかってきました。本講演会ではこれらの問題について、地質と古地磁気の初歩の解説も交えながら、最新の研究成果を解説します。
 

  • 主催:地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館
  • 日時:2023年5月14日(日)14:00〜16:00
  • 講師:星 博幸 氏(愛知教育大学 教授)
  • 場所:自然史博物館本館 講堂(YouTubeを使った同時配信も行います)
  • 定員:講堂での聴講:150名(定員を超えた場合は抽選)
  • 対象:講堂での聴講:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)。ただし申込が必要。 ネット配信:インターネットに接続することができる方
  • 申込締切:5月1日(月) 
  • 申込方法については、大阪市立自然史博物館ホームページ(http://www.mus-nh.city.osaka.jp/)のイベントページをご覧下さい。※YouTubeを使った配信での聴講をご希望の方は、申込不要です
  • 配信・接続方法: 【配信方法】YouTubeを使った配信を予定しています。YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。
  • 参加費:無料(博物館での聴講の場合は博物館入館料が必要)
  • その他:6月18日(日)まで見逃し配信を行います。同時配信を見られない人はご覧下さい。
     

四国支部 4.18掲載

化石発掘体験〜化石レプリカを見つけてみよう!〜

日時:2023年5月13日(土)13:00-16:30
主催:愛媛大学理工学研究科地球進化学コース院生会 
共催:日本地質学会四国支部・愛媛大学理学部地学コース,大学院理工学研究科地球進化学講座,愛媛大学ミュージアム  
会場:愛媛大学ミュージアム・オープンテラス(愛媛県松山市文京町3 愛媛大学 城北キャンパス)

5月10日は地質学に関する理解を推進させることを目的に制定された「地質の日」である。近年、愛媛県では、道後姫塚で県初の首長竜化石が発掘され、数多くのメディアで取り上げられることにより、古生物学および地質学への関心が高まっています。本企画では、レプリカを用いた化石発掘体験を通して小学生やその保護者に化石および地質や岩石に興味を持ってもらい、地質学に関する理解を深めてもらうことを目的としています。

参加費:無料
事前申込不要 (当日会場に直接ご来場下さい. 13:00-16:00まで受付)
問い合わせ先:
メール:ehime.chishitunohi[at]gmail.com(代表:下岡和也)) ([at]を@に変えて送信ください. )
電話:089-927-9623(愛媛大学理学部地学コース事務室)

 

西日本支部 4.3掲載

第15回「地質の日」企画 身近に知る「くまもとの大地」

 
  • 主催:「地質の日」くまもと実行委員会
  • 共催:日本地質学会西日本支部ほか
  • 日時:2023年5月21日(日)10:00〜16:00
  • 場所:熊本博物館 (熊本県熊本市中央区古京町3-2)
  • 内容:2008年から毎年,熊本県内の大学や博物館,民間の地質業協会などの地質関連団体が合同で「地質の日」のイベントを開催しています. 今回は熊本市にある熊本博物館を会場に, 熊本の大地をテーマとした展示や, 地質学に関連する楽しい体験イベントを行います. おどろきの展示コーナー:熊本の地質, 岩石, 火山, 恐竜やアンモナイトなどの化石, 熊本県の自然災害に関する展示./わくわく体験コーナー:化石レプリカづくりやパンニングでの鉱物採集, カルデラ形成実験など, 地学を楽しく学べる体験.
  • 費用:博物館入場料のみ,大人400円(320円), 高・大生300円(240円), 中学生以下200円(160円)※( )は団体料金. 未就学児は無料.
  • 申込不要. 当日直接会場へお越しください.
  • 問い合わせ先:熊本博物館(地質担当:南部靖幸)〒860-0007 熊本市中央区古京町3−2 TEL:096-324-3500 FAX:096-351-4257 E-mail:nambu.yasuyuki[at]city.kumamoto.lg.jp
 

その他(後援ほか) 3.20掲載

観察会 「観音崎の地層と関東大震災の傷跡をたどる」

※定員を超えましたので,参加受付を終了いたしました.
多数のお申し込みをいただき,ありがとうございました.
(2023/5/8)

観音崎は海底に堆積した地層が隆起してできました。その過程でできた傾斜した地層や断層、そして海底地すべりの痕跡など様々な地層があります。これらの観察を通して、大地の成り立ちを学んでいきます。また、関東大震災の傷跡も辿っていきます。

主催:三浦半島活断層調査会
後援:日本地質学会 ほか

  • 令和5年6月4日(日)10:00〜 15:00頃 (小雨決行)
  • 集合場所:観音崎バス停(10時集合)
  • 観察コース:観音崎バス停〜灯台下海岸〜灯台入口〜たたら浜園地 展望園地〜観音崎バス停
  • 募集人員:先着30名
  • 参加費:500 円(資料代・保険代)
  • 持ち物:弁当・飲み物・雨具 歩きやすい靴で ご参加ください。
  • 申込:郵便番号 ・住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号を記載し、往復葉書 または メール で 5月 20日 までに 下記あてにお申込みください。
  • 申込先:三浦半島活断層調査会 事務局(青木厚美方)〒 247 0056 鎌倉市大船4-21-5-603 電話 080-1193-5179 Eメール atsumi-aoki[at]mcko.jp ※[at]を@マークにして送信して下さい