ここでは,今年の「地質の日」に関連した日本地質学会主催,共催,後援等の催しをご紹介します。
地質の日 オンライン一般講演会 〜最近の話題をテーマに
日本地質学会は,一般の皆様に最新の地質学研究の成果とその意義についてお知らせし,地質学への興味・関心を高めていただくことを目的に,『地質の日』にあわせ一般講演会をオンラインで開催いたします.今回は, 災害や土地利用にかかわる案外身近な「地質情報の利用」と,最近日本やトンガでおきて注目を浴びている「海底火山噴火」のふたつをキーワードに,それぞれの研究で主導的役割を果たしている研究者に一般の皆様向けにわかりやすく解説していただきます.どなたでも無料で参加できます.チャット(YouTube上での書き込み)による質問・コメントも可能です.
開催方法:YouTube公開中 どなたでも視聴可能,申込不要,参加無料
プログラム(予定)
9:05〜10:15
斎藤 眞(産総研地質調査総合センター・イノベーションコーディネータ)
研究者情報(researchmap) https://researchmap.jp/read0157559
地質が身近にある社会を創る−新しい分野への活用に向けて− 地質図には様々な地質情報が含まれています.地質情報はこれまで地下資源,土木,防災(地震・火山噴火)などに使われてきましたが,斜面災害の規制の面で考慮されていないなど,活用にまだ多くの課題と可能性があります.こうした災害面の課題とともに,農作物の地理的表示(GI)保護制度での活用など,地質を身近なところで活用する新たな取り組みをご紹介します.
10:20〜12:00
鹿野和彦(元鹿児島大学総合研究博物館・教授)
研究者情報(researchmap) https://researchmap.jp/read0005317
海底火山の世界を探る「爆発的海底噴火とその噴出物」 海面下の火山は,直接見ることがむずかしく,謎の多い世界です.それだけにフンガ・トンガや福徳岡ノ場で起こった大規模な噴火を目にすると,海面下の火山でどのようなことが起こっているのか気になりませんか.この講演では,爆発的噴火の噴出物の特徴や潜水調査中に撮影された動画などを紹介し,そこから読み取れる「その何か」を探ります.
問い合わせ先:日本地質学会事務局 main[at]geosociety.jp (注)[at]を@マークに変えて送信してください。
惑星地球フォトコンテスト第13回ほか入選作品展示会
過去の展示の様子 |
日程:2022年5月3日(火・祝) 午後〜 5月15日(日)15時頃まで
場所:東京パークスギャラリー(上野グリンサロン内)(台東区上野公園 JR上野駅 公園改札出てすぐ)
入場無料,どなたでもお気軽にお立ち寄り下さい.
(注)マスク着用,手指の消毒など感染症対策にご協力をお願いいたします.
入選作品の画像や講評は近日学会HPに掲載予定です.
問い合わせ先:日本地質学会事務局 main[at]geosociety.jp
(注)[at]を@マークに変えて送信してください。
街中ジオ散歩ミニ in Tokyo「国分寺崖線」
主催:(一社)日本地質学会,(一社)日本応用地質学会
日時:2022年5月15日(日)
見学場所:国分寺崖線(東京都国分寺市)
コース:国分寺駅→真姿の池湧水群→東山道武蔵路跡→姿見野池→西国分寺駅
案内者:山崎晴雄氏(首都大学東京名誉教授)
集合場所・時間:JR国分寺駅 午前9時(昼までの3時間程度の行程を予定しています.終了時間は前後する場合があります)
会費:一般1,500円,小中学生500円 (保険代含む,小中学生は保護者要同伴)
募集人員:15名(定員を超えた場合は,締切後抽選)
募集期間:4月8日(金)〜4月18日(月)締切ました【申込み専用フォームはこちらから】
対象:小学生以上(小・中学生の方は保護者の同伴をお願いします)
(重要)申し込みされる方は以下の注意事項をご確認下さい。
<ジオ散歩・新型コロナ対策について>
問い合わせ先:日本地質学会(担当 細矢) メール:main[at]geosociety.jp (注)[at]を@マークに変えて送信してください。
第39回地球科学講演会
日時:2022年5月8日(日)15:00-16:30
主催:地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館
行事形式:講演会およびインターネットによる配信
テーマ:「北アルプス生成の謎 −マグマと短縮テクトニクスが作り出した北アルプス−」
講師:原山 智氏(信州大学名誉教授)
場所:大阪市立自然史博物館講堂(YouTubeを使った同時配信)
定員:聴講150名(定員を超えた場合は抽選)
参加費:無料(博物館での聴講の場合は博物館入館料が必要)
申込み:大阪市立自然史博物館ホームページのイベント情報からお申し込みくだ さい(http://www.mus-nh.city.osaka.jp/)
申込締切:4月25日(日)
※YouTubeを使った配信での聴講をご希望の方は、申込み不要です.
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「地質の日」特別企画 一般向け特別講演会
<YouTube未配信のお詫び>アカウント不調のため、YouTube配信できませんでした。本講演は未発表資料等を多く含んでいるため動画配信はいたしません。楽しみにされていた全ての皆さまに心よりお詫び申し上げます。(支部長:道林克禎)
日時:2022年5月8日(日)13:00-14:00
演者:高橋 聡会員(名古屋大学准教授)
講演:深海チャートの地層から地球の歴史を解読する
場所:名古屋大学環境総合館レクチャーホール(入場制限有り)及びオンライン配信
(キャンパスマップ)※マップのD2 環境総合館の1階です
(交通アクセス)※地下鉄の場合、1日(24時間)券がお得です
日本列島をはじめとする環太平洋域の付加体地質の中には、世界的に希少な古生代-中生代の時期の深海域を記録した地層が残されています。本講演では、高橋 会員がこれまで取り組まれてきた古生代-中生代境界期の生物大量絶滅事件・環境異変の研究とともに中部日本にも存在する地質資料(秩父帯、美濃帯)とその意義について紹介していただきます。ご興味のある方はご参加ください。
問い合わせ:道林克禎(支部長)michibayashi[at}eps.nagoya-u.ac.jp
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「深海から生まれた城ケ島」 観察会
日時:2022年6月12日(日)10:00-15:00 小雨決行
主催:三浦半島活断層調査会
後援:日本地質学会・三浦市
集合場所:城ケ島京急バス終点(神奈川県三浦市三崎町)
集合時間: 10時 ※三崎口発城ケ島行きバス 9:11発乗車をお勧めします(9:33ではぎりぎり)
コース予定 : バス終点---灘が崎---長津呂---馬の背洞門---安房崎---城ケ島公園(終了・解散)
募集人員 : 30名(申し込み先着順)
注意事項 : 海岸の岩場を歩くので、履きなれた靴でご参加を。飲み物・弁当は各自持参
申し込み : 往復はがき又はE-mailにて 住所、氏名、電話番号をご記入の上6月5日までに下記の三浦半島活断層調査会事務局 までお申込みください。
参加費用 : 500円(資料代【城ケ島探検マップ等】+保険料)
申込先 : 三浦半島活断層調査会 事務局(青木厚美方)
〒247-0056 鎌倉市大船4-21-5-603
電話 080-1193-5179
Eメール:atsumi-aoki@mcko.jp