国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2023/09)を公開しました.v2023/09の改訂は次の通りです. PDF(Japanese)/ PDF(Einglish)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2023/4)を公開しました.v2023/4の改訂は次の通りです.PDF(Japanese)/ PDF(Einglish)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2022/10)を公開しました.v2022/10の改訂は次の通りです.PDF(Japanese)/ PDF(Einglish)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2022/2)を公開しました.v2022/2の改訂は次の通りです.PDF(Japanese)/ PDF(Einglish)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2021/10)を公開しました.v2021/07,v2021/10の改訂は次の通りです.(PDF:Japanese/PDF:English)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2021/05)を公開しました.(PDF:Japanese/PDF:English)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2020/01)を公開しました.(PDF:Japanese/PDF:English)
国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2020/01)を公開しました.(PDF:Japanese/PDF: English)
前回からの変更点は下記の通りです,(PDF:Japanese/PDF:English)
2018年7月13日,国際地質科学連合(IUGS)の国際層序委員会(ICS)が,国際年代層序表の最新版(v 2018/07)を公開しました.(PDF:Japanese/PDF:English)
最新版では第四紀の「完新世」Holoceneが後期,中期,前期に細分化され,それぞれ,「メーガーラヤン」 Meghalayan,「ノースグリッピアン」Northgrippian,「グリーンランディアン」Greenlandianと命名されました.それぞれの下限には国際標準模式層断面及び地点(GSSP: Global Boundary Stratotype Section and Point)が定められました.また,カンブリア紀の統/世の「シリーズ 3」Series 3が,「ミャオリンギアン」Miaolingianに改名され,その中の階/期の「ステージ 5」Stage 5が「ウリューアン」Wuliuanに改名され,GSSPが定められました.
日本地質学会では,最新表の日本語版を更新すると同時に,「Archean」の訳語を,従来の「始生代(太古代)」から「太古代(始生代)」に変更しました.「始生代」は既に世界中で使われなくなった「Archeaozoic」の直訳です.一方,現在世界で広く用いられている「Archean」の訳語は「太古代」です.日本でも1990年代から先端の学術論文では「太古代」が使われ始めましたが,いまだに古い用語が用いられている書籍も多く,表現上の混乱を招いています.日本地質学会では,この機会に「太古代」に統一することにしました.ただし,これまでの表現との調整という意味で,しばらくは「太古代(始生代)」と表記することにします.
前回からの変更点は下記の通りです,(PDF:Japanese/PDF:English)
・古第三紀始新世バートニアン期の下限が41.2 Maに.
・ペルム紀の上限(=三畳紀の下限)が251.902 ±0.024 Maに.(2017.3.22 訂正)
・ペルム紀ローピンジアン世ウーチャーピンジアン期の下限が259.1 ±0.5 Ma.
・ペルム紀グアダルピアン世ローディアン期の下限が272.95 ±0.11 Maに.(2017.3.22 訂正)
前回(2014年2月版)からの変更点は下記の通りです,(PDF:Japanese)
1.サーラバリアン階・トートニアン階の境界年代 11.62 Ma → 11.63 Ma
2.バートニアン階・プリアボニアン階の境界年代 38.0 Ma → 37.8 Ma
3.トニアン系・クライオジェニアン系の境界年代 〜850 Ma → 〜720 Ma
下部更新統/世の年代に修正が加えられています
1. サントニアン階の基底を定義するGSSPが設定された.
2. ジュラ紀と白亜紀の境界の年代値が修正された.
3. ラディニアン期とカーニアン期,カーニアン期とノーリアン期の境界の年代値が修正された.
4. ペルム紀の年代値の多くに修正がなされた.
先般の第四紀の下限問題の議論の際に,年代の記述がよく整備されていないことが明らかとなりました.例えば,Calabrian Stage/Ageの場合,カラブリア階/期とカラブリアン階/期という表記が併用されています.また,過去には,地質系統・年代名に関して,どのような訳語を用いるのかとの問い合わせもありました.
そこでガイドラインとして,JIS(ベクトル数値地質図—品質要求事項および主題属性コード;JIS A 0205: 2008)における地質系統・年代の表記を,International Commission on Stratigraphyの発行したInternational Stratigraphic Chartに当てはめた表を準備しました,今後,一般社団法人日本地質学会刊行の公式出版物(地質学雑誌等)においては,原則として,この年代表記に従って下さいますようお願いいたします.
(注)
*1 タランティアン階/期という名称が検討されている.
*2 イオニアン階/期という名称が検討されている.
・更新統/世の区分については,従来から用いられている上・中・下部更新統および後・中・前期更新世の三分を継承する.下部更新統および前期更新世は,それぞれ,ジェラシアン階/期とカラブリアン階/期という2つの階/期から構成されるものとする.
・これまで新第三系/紀と古第三系/紀を併せた地質時代として用いられてきた,第三系/紀は非公式な用語として使用することができるが,学術論文,教科書,地質時代・年代層序表には使用しない.
・オルドビス系/紀およびカンブリア系/紀の階/期の中には,訳語がないものがある.
・カンブリア系/紀の階/期境界の年代値は暫定値である(アルタリスクを付してある).
・GSSPは国際境界模式層断面とポイント(Global Boundary Stratotype Section and Point)の,GSSAは国際標準層序年代(Global Standard Stratigraphic Age)の略語である.