シンポジウム
講演申込・講演要旨締切:
オンライン 6月7日(火)17時(郵送 6月1日(水) 必着)<
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(修正・変更もこちらから)
<シンポジウム/日本地質学会担当セッション>
今大会では3件のシンポジウムを開催します.
シンポジウムの発表者には,セッション発表における1人1件の制約は及びませんので,シンポジウムで発表する日本地質学会あるいは日本鉱物科学会の会員は別途セッションにも発表を申し込むことができます.また昨年同様,世話人は,会員・非会員を問わず招待講演を依頼することができます(締め切りました).なお,日本地質学会・日本鉱物科学会に所属していない非会員の招待講演者に限り参加登録費は免除します(講演要旨集は付きません.必要な場合は,別途購入して下さい).
今大会では1件のシンポジウム「太陽系固体惑星地質探査:イトカワから火星・金星まで」で発表の一般募集があります.採択・不採択は,世話人が決定します.一般募集に発表を申し込む場合は,事前に代表世話人に連絡し,承認を受けてから発表申込システムに入力して下さい.代表世話人へ連絡せずに発表申込をした場合,発表できないことがあります.
講演要旨は,セッション発表と同じ分量ですので,原稿フォーマットを参照して原稿の作成をお願いします.
*各タイトルをクリックすると、詳細をご覧いただけます
1. 太陽系固体惑星地質探査:イトカワから火星・金星まで(両学会共同企画)
Geological researches of solid planets in the Solar System: From Itokawa to Mars and Venus
圦本尚義(北海道大)・石渡 明*(東北大)geoishw@cneas.tohoku.ac.jp
Hisayoshi Yurimoto(Hokkaido Univ.)・Akira Ishiwatari*(Tohoku Univ.)
昨年の「はやぶさ」による小惑星「イトカワ」の微粒子回収成功は日本の惑星探査を大きく進展させた.そして,従来の米国・ロシア・日本などの月・火星・金星探査及び隕石研究の進展は,地質学と鉱物科学の対象を大きく地球外に拡大させつつある.日本地質学会と日本鉱物科学会はこの記念すべき年に,太陽系固体惑星科学の現状を総括し,将来の展望を語り合うため,このシンポジウムを共催する.
招待講演予定者:中村智樹(東北大)・顫山 明(大阪大)・大竹真紀子(JAXA)・佐伯和人(大阪大)・野口高明(茨城大学)・後藤和久(千葉工業大)・山路 敦(京都大)(一般公募あり)
2.大規模災害のリスクマネージメント―東北地方太平洋沖地震に学ぶ―(両学会共同企画)
Risk management of large-scale disasters —Major lessons from the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake—
天野一男*(茨城大:kazuo@mx.ibaraki.ac.jp)・木村 眞(茨城大)・藤本光一郎(東京学芸大)・土屋範芳(東北大)・原田憲一(京都造形芸術大)
Kazuo Amano*(Ibaraki Univ.)・Makoto Kimura(Ibaraki Univ.)・Koichiro Fujimoto(Tokyo Gakugei Univ.)・Noriyoshi Tsuchiya(Tohoku Univ.)・Kenichi Harada(Kyoto Univ. Art and Design)
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は,東日本に莫大な被害をもたらした.変動帯である日本列島に住んでいる限り,我々は地震災害・火山災害をはじめさまざまな自然災害に常におそわれる危険と隣り合わせである.にもかかわらず,私たちは安定大陸で発展した,原子力発電や高速鉄道,超高層ビルなど科学技術に支えられた文明をかなり無批判に導入してきた.
今まで地球科学は自然災害の予測にも力を注いで来たが,戦後における社会環境の変化を十分に考慮しなかったために,その学術的な成果は今回の震災において必ずしも活かされなかった.これは地球科学に携わるものにとって忸怩たるものがある.これを機会に,東北地方太平洋沖地震のような大規模な自然災害のリスクマネージメントの(従来の)あり方を虚心坦懐に見直し,今後の安全・安心な国土利用を国民と共に真剣に考えることが必要である.
今回は,地震と津波による被害ならびに原発被害に焦点を絞り,地球科学の社会への貢献のあり方を様々な分野から検討する.地質学を基礎とした応用科学,災害科学,資源科学などといった自然科学分野のみならず,政策科学や情報科学などといった社会科学的な側面からも討論したい.
招待講演予定者:未定
(一般公募なし)
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3.関東盆地の地質・地殻構造とその形成史(共催:日本第四紀学会)
Subsurface Structures and Evolution of the Kanto Basin
佐藤比呂志*(東大地震研:satow@eri.u-tokyo.ac.jp)・小田原 啓(神奈川県温泉地学研)・水野清秀(産総研)・鈴木毅彦(首都大)
Hiroshi Sato*(ERI, Univ. Tokyo)・Kei Odawara(Hot Springs Res. Inst. Kanagawa Pref.)・Kiyohide Mizuno(AIST)・Takehiko Suzuki(Tokyo Metro. Univ.)
本シンポジウムは,2010年11月に日本大学文理学部で開催された,日本地質学会関東支部−日本第四紀学会ジョイントシンポジウムをさらに発展させるべく企画提案するものである.近年,関東地域で実施されてきた地下構造探査(大大特,首都プロ,国府津ー松田プロなど)をはじめとする諸成果をベースに,関東盆地の地質・地殻 構造とその形成史について,様々な角度から議論できる場を提供する.また同シンポジウムでは,昨秋のジョイントシンポジウムで好評であった大スケールプロファイル提示方式をさらに発展させるために,広いプロファイル展示場を用意する予定である.
招待講演予定者:未定
(一般公募なし)