日本地質学会ミニシンポジウム

2018.3.23掲載
日本地質学会ミニシンポジウム

日本地質学会のジオパークへの学術的貢献
 

2015年にジオパークがユネスコの事業になった結果、ジオパークのあり方について、いくつかの課題がでてきました。その中で重要なものがジオパークにおける学術的内容の担保があげられます。現在、日本には43のジオパーク(内8つがユネスコジオパーク)がありますが、活動の主体はそれぞれの地域の自治体になっています。これらのジオパークの学術的内容の担保については、学会が中心となって支援することが求められてくる可能性が大きいものと考えられます。地質学会としてどんな貢献ができるかについて、シンポジウムの開催し、今後の可能性について検討します。地質学会員初め、ジオパーク関係者、ジオパークに関心のある皆様に多数ご参加いただき、意見交換したいと思います。

【主催】日本地質学会ジオパーク支援委員会
【日時】2018年5月19日(土) 17:30-20:00
【場所】北とぴあ第2研修室(120名収容可)(東京都北区王子1-11-1)
  交通アクセス▶http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/summary-map
【世話人】天野一男(ジオパーク支援委員会委員長)・平田大二(日本地質学会ジオパーク担当理事)


【プログラム】

  • 17:30-17:40 趣旨説明−ジオパークへの学術支援−(天野一男:地質学会ジオパーク支援委員長)
  • 17:40-18:00 日本ジオパークネットワークにおける学術支援(平田大二:日本地質学会ジオパーク担当理事)
  • 18:00-18:20 ユネスコジオパークに求められる学術支援(松原典孝:山陰海岸ジオパーク・兵庫県立大学)
  • 18:20-18:30 休 憩
  • 18:30-18:50 研究所による学術支援の可能性(斎藤 眞:産総研地質調査総合センター)
  • 18:50-19:10 博物館による学術支援の可能性(竹之内 耕:糸魚川ユネスコジオパーク・フォッサマグナミュージアム)
  • 19:10-19:30 大学による学術支援の可能性(高木秀雄:早稲田大学)
  • 19:30-20:00 総合討論