申込締切
締切を延長します:2021年9月24日(金)
2021年9月21日(火)
申込方法
締切ました
今回は応用地質・地質調査業・GIS(地理情報システム)・デジタル地質情報の利活用などについて学ぶ機会を提供します.今回も多くの学生・若手研究者の皆様に受講していただきたいコースです.中堅・ベテラン研究者や学校教員,地質調査業従事者,広く一般の方も,ぜひふるってご参加ください.講師は,午前が地質を中心としたコンサルタント(博士・技術士・応用地形判読士)として地質調査業界で長年活躍されている永田秀尚氏,午後が火山学専門家でありGISやデジタル地質情報の利活用に詳しい宝田晋治氏です.
内容:(各コース,講義・質疑応答含め3時間を予定)
<午前> 9:00-12:00
応用地質学への招待:私の現場から+α:永田秀尚(有限会社風水土)
私が携わった現場の経験をもとに,応用地質学について振り返ってみます.岩石・岩盤の強度,岩盤と地下水,斜面変動についての事例を紹介し,そこから地質学の知識を応用することの意味と大切さを考えます.また,コンサルティングジオロジストはエンジニアへの情報伝達者でもあるわけですから,地質情報の特性や伝達法についての理解も必要で,その点についての考え方を提示します.さらに,地質学を学ぶ学生諸氏の進路選択の一助となればという思いで,地質コンサルタントとその働き方についても紹介します.
<午後> 13:30-16:30
GISとWebGISによるデジタル地質情報の利活用:宝田晋治(産総研・地質調査総合センター)
産総研地質調査総合センター(GSJ)では,1882年の発足以来およそ140年にわたり地質図を始めとする数多くの地質情報の整備を行っています.それらのデータは,デジタル化が進められており,GISを使ってさまざまな用途に利活用できます.また,GSJでは30近いデータベースを公開しており広く利用されています.ショートコースでは,QGISによる地質情報のデジタル化,利活用の方法の他,各種データベースの紹介を行います.さらに,WebGISによるデジタル地質情報の利活用の事例として,アジア太平洋地域地質ハザード情報システム,火山災害予測支援システム,CCOP地質情報総合共有システム,OneGeology等についても紹介させて頂く予定です.
参加費(各1日券):
地質学会会員 2,000円(地質学会賛助会員に所属する⽅は地質学会会員と同額です)
⾮会員 5,000円
開催方法:WEB会議システムzoom(https://zoom.us/)によるオンライン講義
※参加者には近日中にzoomアクセスURL,事前資料をメールでお送りします(9/27現在)
定員:各コース100名(定員は事務局および講師を含み、定員を超えた場合は,会員が優先となります)
申込方法:専用申し込みフォームはこちらから (注)申込時にご提供いただいた個人情報は、日本地質学会プライバシーポリシーに基づき適切に取り扱います.
その他:希望者には各コース毎のCPD受講証明書を発行します.午前午後各3単位を予定.(CPDプログラムID:2983)
申込締切:締切を延長します:2021年9月24日(金)2021年9月21日(火)
問い合わせ先:一般社団法人日本地質学会
メールmain [at] geosociety.jp 電話 03-5823-1150
(参考)過去のショートコース
(第1回,第2回)http://www.geosociety.jp/science/content0121.html
(第3回)http://www.geosociety.jp/science/content0130.html
(第4回)http://www.geosociety.jp/science/content0134.html