専門部会


【専門部会からのお知らせ】
 

■ 会員の皆様へ:専門部会への登録のお願い(重要)(07.12.07)

 

各専門部会の紹介

地域地質部会 層序部会 鉱物資源部会 岩石部会 第四紀地質部会
火山部会 堆積地質部会 構造地質部会 応用地質部会 環境変動史部会
環境地質部会 古生物部会 海洋地質部会 情報地質部会 現行過程地質部会(2021年4月解散)

地域地質部会

部会長 斎藤 眞(産総研)

 本部会は地質学のもっともベーシックで不可欠である地域地質研究の推進と発展を目的として,あらゆる分野の会員に参加していただいています.地域地質学の全体的な発展に常に目を配り,各賞候補者の推薦など積極的に行ってきました.今後は,地域地質に関するシンポジウムの開催や巡検など,支部とも連携をとりながら実現したいと考えています.より多くの会員の参加を希望いたします.

層序部会

部会長:岡田 誠(茨城大)

日進月歩している調査法や測定技術そして堆積性地質体形成についての研究を取り入れ,常に最新の層序体系を作り上げることを本専門部会の目的としている.本専門部会は,研究集会の開催,シンポジュウムの企画,地質学会年会講演会の企画,論文集の企画・編集,賞への推薦,などを行っている.

 


情報地質

部会長名:能美洋介(岡山理科大)

地質情報についての基礎的な研究から応用技術の開発に至るまでの諸問題を,地質学と情報科学との境界領域の課題として研究する学問が情報地質学である.本部 会では,地質学の一分野としての情報地質学の更なる発展を目指して,地質情報の特性の解明とその処理のための理論・技術の研究・開発,それらの成果の地質 学分野への応用,研究成果・情報の公開・交流などの活動を行う.


岩石部会  2021年9月現在

部会長:河上哲生(京都大) 

岩石部会は主に火成岩(深成岩)や変成岩を研究している会員と地球表層の基盤をなすこれらの岩石に関心がある全ての会員に,岩石に関する国内外の様々な情報を提供しながら円滑な研究教育活動を支援することを目指している.部会に関する活動内容や情報提供の場として,毎年地質学会のランチョンを開催している.
■岩石部会のホームページ


環境地質部会

部会長:田村嘉之(千葉県環境財団)

環境地質研究委員会を発展的に解消組織した.研究内容は都市地質,地質汚染,医療地質,社会地質,人工地質,化学災害,地盤沈下,地下水盆管理など環境に関する地質学全般です.主な活動はシンポジウム・研修会でNPO日本地質汚染審査機構,地質汚染−医療地質−社会地質学会,IUGS(国際地質科学連合) GEM(環境地質学)日本支部と共催で実施している.学術大会では夜間小集会を開きトピック的な話題提供により部会の研鑽を計る.

■ 環境地質部会:2011年東北地方太平洋沖地震から学んだ地質災害防止と人工地層と地質汚染に関わる国際宣言

2021.9月現在


古生物部会

部会長:生形貴男(京都大)

本部会は,2006年大会より,それまで脊椎動物,中古生代古生物,新生代古生物の3つに分かれていた古生物部会の定番セッションを「古生物」に一本化しました.


火山部会

部会長名:及川輝樹(産総研)

火山地質学や火山岩岩石学を専門とするメンバーの集まりである.最近の活動としては,2012年水戸大会でのトピックセッション「東日本の活火山の長期噴火予測」を開催した.活発な議論を行い好評であった.これらを地質学雑誌特集号として2013年7月(119巻7号)に掲載.今後も他の部会だけでなく,火山学会などとも連携して活動を続けてゆく予定である.
■火山部会のホームページ


海洋地質部会

部会長:小原泰彦(海上保安庁)

海洋地質部会は,種々の国際プロジェクトとの連携を保ちつつ,海洋地質学の発展と若手研究者の育成を目的としている.海洋基本法の制定や地球深部探査船「ちきゅう」の運用により部会の果たすべき役割は近年増大している.学術大会のランチョンでは,各研究機関や組織から最新の研究成果や航海予定の報告を受け,今後の調査研究について議論する貴重な場を提供している.またメーリングリストにより随時情報交換を行っている.


堆積地質部会

部会長:田村 亨(産総研)

当部会は,堆積作用や堆積岩など地層を形成するさまざまな現象について調査し,その成果を発表するなどの活動をしている.この部会員は日本堆積学会にも所属している者が多く,部会も両者を統合するような活動をしている.この分野では,堆積相解析やシーケンス層序など地層の形成過程が久しく研究されてきたが,現在は新しい課題を模索している状況である.新しく,若い力を求む.
■堆積地質部会のホームページ


構造地質部会

部会長:堤 昭人(京都大)※2022年5月1日〜

1966年以来構造地質学分野の発展に関わってきた構造地質研究会が構造地質部会に2006年度より統合された.活動は,3月の例会(2006年度は南紀白浜,2007年度は長岡)のほか,2007年11月24-25日に「日本海沿岸褶曲・断層帯の形成・成長と地震活動」(於新潟大学)を開催.出版物は地質学雑誌の「特集号」として不定期に企画され,「沈み込み帯と地震」に関する特集を2009年9月(115巻9号)に掲載された.若い方の加入を大歓迎します.
■構造地質部会のホームページ


応用地質部会

部会長:西山賢一(徳島大)

応用地質学は広範な地質情報を社会が必要とする情報−社会基盤となる土木構造物の設計・施工や災害軽減のための情報−などに読み替えていく分野でもある.これには地質学のもつ様々な知識や考え方を総動員するとともに,地球物質に関する工学的視点も必要である.本部会はこのような目的で,地質学とかかわりをもつ関連諸学会との連携を通じ,応用地質学分野の普及と研究者・技術者育成を目指すものである.


第四紀地質部会

部会長 三田村宗樹(大阪公立大

大気,海洋,陸,氷床,陸水,生物,さらに人間は,第四紀の時代を通じて,それぞれが相互作用を繰り返しながら激しく変遷し,現在に至った.第四紀地質学は,人類の時代の地球・地域環境の歴史的変遷過程やそのメカニズムを解明し,それらを基礎にして,人類を含む地圏・大気圏・水圏・生物圏の将来予測を考えます.現在を含む最新の地質時代である第四紀を扱う多様な分野の研究者・院生の参加を期待しています.
■第四紀地質部会のホームページ


鉱物資源部会

部会長 中村謙太郎(東京大)

地球に産する様々な鉱物資源を,地質学的な視点から解明する研究分野の専門部会.海底鉱物資源をはじめとする新しい資源の開発に向けた動きが活発化している中,地質学的観点に立って鉱物資源の成因解明に取り組み,この分野の発展に貢献することを目的としている.この専門部会を,鉱物資源研究者の情報交換・情報発信の場として機能させたい.
 


環境変動史部会

部会長: 尾上哲治(九州大)

地層や岩石中には,過去の地球環境の変動履歴が記録されている.これら地質記録から過去の地球の姿を読み解き,地球環境の変動を理解することは極めて重要である.環境変動史部会は,多様な研究手法,様々な時間スケールでの環境変動研究の発展に貢献することを目的とし,2012年10月に設立された.本部会を,環境変動研究者の情報交換・情報発信の場として機能させたい.

幹事(行事):黒田潤一郎(東京大)