2023年度一般社団法人日本地質学会各賞候補者募集について

 

日本地質学会では今年も運営規則第16条および各賞選考規則にしたがい,下記の賞の候補者を募集いたします.ご応募いただいた方の中から,各賞選考委員会(委員は理事会の互選と職責により選出)が候補者を選考し,理事会での決定,総会での承認を経て表彰を行います.論文賞・研究奨励賞・地質学雑誌特別賞の対象論文リストについては,地質学会のホームページをご覧いただくか,または,学会事務局までお問い合わせください.下記の各賞説明・応募要項をご参照の上,各賞選考委員会(学会事務局)あてに,期日厳守にてご応募下さい.個人(正会員または名誉会員)からの推薦も可能です.たくさんのご応募をお待ちしております.郵送,e-mail 送信のいずれでも受け付けますが,なるべく電子ファイルでの提出をお願いします.なお,ご応募いただいた場合には,必ず受け取りのお返事をお出ししますのでご確認ください.

 

応募の締め切りは各賞とも, 2022年12 月1 日(木)必着 です.
「所定の様式による」とあるものはそれぞれ書式をダウンロードしてご利用ください.
 
送付先: 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
一般社団法人日本地質学会各賞選考委員会
TEL:03-5823-1150,e-mail:main[at]geosociety.jp(@マークを半角にして下さい)
 
 

日本地質学会各賞選考規則・選考委員会規則はこちらから
論文賞・研究奨励賞・地質学雑誌特別賞 対象論文リスト(PDF)
 


※各賞説明  優れた研究や地質学の発展・普及等に貢献された方々を適切に評価し,学会のさらなる活性化を図ることを目的として,一昨年度から表彰制度の見直し(賞の新設や賞の内容の変更等)を実施しています.一方で各賞の推薦あるいは審査をするにあたって,各賞選考規則等の規則に書かれた説明だけではそれぞれの賞がどういった趣旨のものなのか,どのような方を推薦すればよいのか,あるいはどのような観点で審査すればよいのかが分かりづらい,との意見をいただきました.しかし規則に長文の解説を盛り込むのは適当ではないので,今回,規則とは別に,各賞について噛み砕いた内容の説明文を作成しました.各賞候補者応募の際にはご参照ください.(表彰制度検討ワーキンググループ)


1.日本地質学会賞(2021年度に再定義)
日本地質学会における最高位の賞に位置付けられる.本賞は長年にわたり日本地質学会で活動し,学術研究面において抜群の貢献をした会員に授与する.受賞者としてふさわしいのは,学術論文・著書を通して,国内外の研究者に大きな影響を及ぼし,日本の地質学の学術レベルの高さを世界に顕示した会員である.日本地質学会が後々まで世界に誇ることができる学術業績を残した会員に授与する賞である.若い会員が目指すべき研究者像を提供する50歳代以上の会員を対象とし,キャリア全体の学術研究を総合評価して選考する.
2021年以後に新設された他の賞との差別化のため,従来よりも限定された判定基準を上に示した.なお,高い学術業績をあげた50歳未満の中堅会員については,2021年度から授与を始めたE. H. ナウマン賞の対象となる.一方,生涯を通しての主として国内向け学術貢献については,本賞ではなく次の日本地質学会功績賞の審査対象とする.
応募方法:正会員,名誉会員,支部および専門部会による推薦.自薦も可とする.所定の様式による.

(応募書) (推薦書)

  ※自薦の場合は「応募書」のみの提出. 他薦の場合は「推薦書」と「応募書」の両方の書類が必要です。

2.日本地質学会功績賞(2021年度に新設)
本賞は2021年度にかつての日本地質学会賞から分離・新設したものである.本賞は長年にわたり日本地質学会で活動し,日本における人材育成や各種研究組織の運営,学会 の業務・運営における貢献,教科書の執筆など,主として国内の学術活動において極めて高い貢献をした50歳代以上の会員に授与する.
応募方法:正会員,名誉会員,支部および専門部会による推薦.自薦も可とする.所定の様式による.

(応募書)(推薦書)

  ※自薦の場合は「応募書」のみの提出. 他薦の場合は「推薦書」と「応募書」の両方の書類が必要です。

3.日本地質学会都城秋穂賞(2022年度に国際賞から名称変更)
本賞は日本の地質学の発展に大きな貢献があった,長年にわたり海外を拠点としている在外のベテラン地質学者に授与する.選考基準には,日本列島の地質学研究における学術業績,日本人地質学者との主導的な共同研究による学術業績,若手日本人地質学者の育成,日本の地質学者に大きな影響を及ぼした論文や教科書の執筆などが含まれる.対象として日本地質学会会員・非会員を問わない.長期日本在住の外国籍研究者は本賞ではなく日本地質学会賞や功績賞の対象とする.
応募方法:正会員,名誉会員,支部および専門部会による推薦.所定の様式による.

(応募書)(推薦書)

  ※自薦の場合は「応募書」のみの提出. 他薦の場合は「推薦書」と「応募書」の両方の書類が必要です。

4.日本地質学会H.E.ナウマン賞(2021年度に新設)(新設)
本賞は対象を30代半ばから50歳未満とする.本賞の対象となるのは,30歳代半ばから40歳代に独自性および新規性を示す顕著な研究業績(国際誌の公表論文,高い被引用回数,国際学会への招待講演・キーノート講演など)を挙げ,将来さらなる発展が期待される中堅会員である.中堅時代に公表された学術論文の内容を評価し,若手時代に重要な成果を挙げていても,中堅時代に顕著な貢献がなければ,本賞の候補とはならない.
応募方法:正会員,名誉会員および専門部会による推薦.自薦も可とする.所定の様式による.

(応募書) (推薦書)

  ※自薦の場合は「応募書」のみの提出. 他薦の場合は「推薦書」と「応募書」の両方の書類が必要です。

5.日本地質学会小澤儀明賞・柵山雅則賞
この2つの賞は,学術的に顕著な業績(主に国際誌の公表論文)をあげ,将来の更なる飛躍が期待される,博士号取得から5年以内の会員を対象とする.小澤賞は層序系分野の研究者に,また柵山賞は岩石系分野の研究者に授与する.候補者が小澤賞/柵山賞のどちらに相応しいかの最終判断は各賞選考委員会が行う.
応募方法:正会員,名誉会員および専門部会による推薦.自薦も可とする.所定の様式による.
※今年度募集からは小澤儀明賞・柵山雅則賞の対象が従来の「満37歳以下」から「博士号取得後5年以内」に変更になりました.

(応募書)(推薦書)

  ※自薦の場合は「応募書」のみの提出. 他薦の場合は「推薦書」と「応募書」の両方の書類が必要です。

6.日本地質学会論文賞
地質学雑誌またはIsland Arcに掲載された優れた論文に授ける賞である.これらの出版物には非会員が筆頭の論文も掲載されるが,本賞の対象はあくまで会員が筆頭の論文である.なお,これまで本賞は過去3年間に発表された論文を審査対象としていたが,論文の評価は必ずしも短期間に定まるものではないという考えから,2022年の各賞選考規則の改正により期間を延長し,過去5年間に発表された論文を対象とすることにした.
応募方法:正会員,名誉会員,または専門部会による推薦.推薦理由書添付(400字程度).

7.日本地質学会小藤文次郎賞
重要な発見や独創的な発想を含むインパクトのある論文を発表した会員に授ける賞である.審査対象は単一の論文であり,地質学雑誌やIsland Arcに限らず,広く国内外の学術雑誌に掲載された論文が対象となる.受賞対象者は論文の筆頭著者(会員)であるが,貢献度の高い共著者を含めて複数名の会員を推薦することも可.本賞は2021年の各賞選考規則の改正により,対象論文の期間を延長し,過去5年間に発表された論文を対象とすることにした.
応募方法:正会員,名誉会員,または専門部会による推薦.推薦理由書添付(400字程度).地質学雑誌,Island Arc誌以外で発表された論文はPDFによるコピーを添付してください.

8.日本地質学会研究奨励賞
地質学雑誌またはIsland Arcに優れた論文を発表した満32歳未満の若手会員に授ける賞である.審査対象は過去3年間に発表された若手会員が筆頭の単一の論文であり,共著者にベテラン会員を含むことは問題ないが,若手会員以外の共著者は受賞対象にはならない.共著者のうち満32才未満の若手会員は筆頭の若手会員とともに受賞対象となる.ただし過去に本賞を受賞している方は対象外.
応募方法:正会員,名誉会員,または専門部会による推薦.推薦理由書添付(400字程度).
※今年度募集からは研究奨励賞の対象が「満35歳未満」から「満32歳未満」に変更になりました.

9.日本地質学会地質学雑誌特別賞(2022年度に新設)
地質学雑誌にレター,ノート,報告,講座として掲載された優れた論文に授ける賞である.論文賞の対象にはなりづらいこれらのカテゴリーを対象とすることで,会員の受賞の機会を拡げるとともに,地質学雑誌への優秀かつ多様な論文の投稿を促進することを目的に,2021年に新設された.対象は過去5年間に発表された会員が筆頭の論文である.
応募方法:正会員,名誉会員,または専門部会による推薦.推薦理由書添付(400字程度)
 
10.日本地質学会フィールドワーク賞(2022年度に新設)
フィールドワークをベースとする力作の論文や地質図等を発表した満32歳未満の若手会員に授ける賞である.若手育成事業の一環として2022年に新設された.フィールドワーク奨励を目的として賞金も授与する.審査対象は過去3年間に発表された若手会員が筆頭の単一の出版物であり,地質学雑誌やIsland Arcに限らず,各研究機関の紀要も含め,広く国内外の出版物に掲載された論文およびそれに準ずる形式のもの(地質図幅等)を対象とする.ただし事業報告書の類は本賞の対象としない.研究奨励賞に準じ,共著者にベテラン会員を含むことは問題ないが,若手会員以外の共著者は受賞対象にはならない.共著者のうち満32才未満の若手会員は筆頭の若手会員とともに受賞対象となる.ただし過去に本賞を受賞している方は対象外.
応募方法:正会員,名誉会員,または専門部会による推薦.推薦理由書添付(400字程度).

11.日本地質学会表彰
地質学の教育活動,普及活動,あるいは新機器や新システムの開発等により,広く地質学の発展に貢献した会員あるいは非会員を表彰し,敬意を表するものである.対象は個人,団体,機関を問わない.
応募方法:正会員・名誉会員,支部,または専門部会が推薦.所定の様式による.

(応募書)

注)日本地質学会賞,功績賞,小澤儀明賞,柵山雅則賞,H. E.ナウマン賞,研究奨励賞の受賞候補者は,過去においてそれぞれの賞を受けていないことが要件となります.


日本地質学会各賞選考規則・選考委員会規則はこちらから

2022年9月
一般社団法人日本地質学会
各賞選考委員会