■市民講演会「大地から考える地球環境 —地質と生物・農業の深い関係—」
■小さなEarth Scientistのつどい〜第7回小,中,高校生徒「地学研究」発表会〜
■教員向け見学旅行:岡山県南部の花崗岩類(万成石)と文化地質学(9/5)
■特別講演会 地質学と医学の融合ー癌発生のメカニズムー(9/4)
■ジオパークワークショップ ジオパークによる地域活性化を目指して(9/5)
■一般向け岡山生まれた地球深部探査船「ちきゅう」の活躍(9/6)
地質情報展2008あきた−発見・体験!地球からのおくりもの−会場風景 |
日程:9月5日(土)〜6日(日)10:00〜17:00(6日のみ16:00まで)(入場無料)
会場:岡山市デジタルミュージアム 4階
主催:産業技術総合研究所地質調査総合センター,日本地質学会
展示内容:地質調査総合センターが有する日本全国の各種地質情報の中から,特に岡山県に関する様々な研究成果を中心に,展示パネルや映像を使って紹介するとともに,小さなお子さんにも楽しく地学を学んでもらうために体験学習コーナーを用意しています.
詳しくは、http://www.gsj.jp/johoten_2009/index.html
問い合わせ先:産業技術総合研究所地質調査総合センター
吉田朋弘・兼子紗知 TEL:029-861-3754 e-mail:gm-kikaku@m.aist.go.jp
クリックするとA4版チラシがダウンロード出来ます。 |
日時:9月5日(土)13:30〜16:30(入場無料)
会場:さん太ホール(岡山市柳町2-1-1,JR岡山駅から徒歩15分または,路線バス5分「山陽新聞社前」下車)
「地質と生き物と人々の生活—ヨーロッパそして岡山の風景—」波田善夫(岡山理科大学学長)
身近な岡山の植生や生き物の生態と,地質との関係を,ヨーロッパの例と比較しながら紹介する.地域の農産物やその土地名産の酒類をはぐくむ環境にも言及する.
「おいしいワインのできる畑の地球環境」武田 弘(東京大学名誉教授)
世界の有名なワイン産地のぶどうとその畑の地質・土質・土壌・地形・気候との関係を広い観点で見た結果から発して,地球環境や食の安全問題のとらえ方などに言及する.
座談会では,司会者も含め,地球環境問題や,農産物の安全問題などの最近の課題も含め,地質環境とその上ではぐくまれる植生・農産物,そしてそれに依存して生きる動物や人間との関連,文化,あるべき制度の問題などを大きな視点で論じる.
問い合わせ:岡山大会実行委員会普及・企画(市民講演会)担当:石垣
TEL: 086-224-4311, isgk@hayashibaramuseum.jp
2008年秋田大会の発表会の様子
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日本地質学会地学教育委員会では,地学普及行事の一環として,地学教育の普及と振興を図ることを目的として,学校における地学研究を紹介する「地学研究」発表会をおこなっています.岡山大会でも,小・中・高等学校の地学クラブの活動,および授業の中で児童・生徒が行った研究の発表を募集いたします.岡山県内,また中国・四国地方の学校,さらには全国の学校の参加をお待ちしています.会場は研究者も発表するポスター会場内に,特設コーナーを用意いたします.同時並行で研究者の発表も行われますので,児童・生徒同士のみならず,研究者との交流もできます.この会を通じて生徒,研究者,市民の交流が進み,地質学,地球科学への理解が深まって,未来を担う生徒たちの学習意欲への良い刺激と励みになることを願っております.
なお,参加証とともに,優秀な発表に対しては審査のうえ,「優秀賞」を授与いたします.
日時 2009年9月6日(日) 9:00〜15:30
場所 日本地質学会年会ポスター会場(岡山理科大学)
参加対象
・小,中,高校地学クラブならびに理科クラブ等の活動成果の発表
・小,中,高校の授業における研究成果の発表
・活動,研究内容は地学的なもの(地質や気象などの地球科学・環境科学,天文など)
申込締切 2009年7月7日(火), 7月17日(金)まで延長しました。下記,日本地質学会 地学教育委員会あてお申し込み下さい.
発表形式 ポスター発表(展示パネルは幅90cm×高さ180cm程度)
パネルのほかに標本等を展示される場合には,パネルの前に机を用意します.参加申込書にその旨を記載して下さい.その場合は展示パネルの下側が隠れる事をご了承下さい.発表者は決められた時間(および随時)パネルの前に待機し説明をしていただきます.なお,遠隔地および学校行事等のために児童・生徒が参加できない場合は,発表ポスターのみをお送りいただいても結構です.発表の具体的な準備については,申込後に各校あてご連絡いたします.
参加費無料(参加者・引率者とも),開催中の研究者の発表,講演も聴くことができます.
派遣依頼 参加者・引率者については学校長宛,日本地質学会より派遣依頼状を出します.
問い合わせ・申込先:参加申込は,別紙書式をFAXして下さい.e-mailでも結構です.
日本地質学会地学教育委員会(担当 三次)
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
TEL:03-5823-1150 FAX:03-5823-1156 e-mail:main@geosociety.jp
参加校は次の通りとなります(8月5日更新)
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・福岡県立八幡高等学校 /1
堆積物中の二硫化鉄生成の物理化学的検討
・岡山県立林野高等学校 /1
磁気治療器を用いた花崗岩の分類—人形峠周辺の場合
・兵庫県立加古川東高等学校地学部・・・2件 /角閃石班6,竜山石班8
角閃石班・・・山陽帯加古川酸性マグマの累進的酸化〜角閃石の波状累帯構造を
指標として〜
竜山石班・・・マグマ分化末期の流体相の環境条件を推定する〜凝灰岩の加熱実
験から、その赤色化を指標にして〜
・早稲田大学高等学院理科部地学班・・・2件 /6
1.ハワイ島の火山のハザードマップについて
2.関東地方を中心とした段丘面の成因について その3
・岡山県立岡山朝日高等学校化学部 /2
岡山県産の砂鉄を利用したたたら製鉄の研究
・三重県伊勢市立五十鈴中学校 /1
三重県内の中央構造線未確定区域に関する研究
・岡山県岡山市立妹尾中学校 /1
鴨方で恐竜化石を発見できるのか
・岡山県立鴨方高等学校 /2
100円ショップでさがした化石(仮題)
・岡山県立倉敷天城高等学校 /2
岡山県高梁地域におけるスカルン鉱物に関する研究
・岡山県玉野市立日比中学校平成16年度1年生一同 /0
昭和南海地震の被害調査について
・香川県立三本松高等学校 /3
明神浜でのフィールドジオロジー入門
・静岡県立静岡中央高等学校/0
静岡市有度丘陵の有孔虫化石
・岡山理科大学附属高等学校/3
岡山県蒜山原のケイソウ土中のケイソウ化石と現生のケイソウとの比較観察ページトップに戻る
FAX申込書式はこちらかダウンロードして下さい。 | ■WORD形式 | ■PDF形式 |
2008年教員向け見学旅行「地学教育の素材としての男鹿半島」より |
恒例となりました理科教員対象見学旅行を,今年も大会中日に,下記の日程・内容で開催いたします.今年はアウトリーチ巡検として,理科教員以外の参加(児童・生徒や一般の方)を想定した半日コースにいたしました.多くの方のご参加をお待ちしております.なおこの行事へは,大会への参加申し込みをしなくても参加できますので,お気軽にお申し込みください.
日時:2009年9月5日(土)8:30集合
テーマ:岡山県南部の花崗岩類(万成石)と文化地質学
岡山県南部の花崗岩類は古(いにしえ)から石材(万成石)や磐座(いわくら)信仰の対象となってきました.この見学会では,地域の文化を考える上での地質学的情報の生かし方を考えるとともに,教材としての利用方法などについて議論したいと考えています.
コース:8:30岡山駅西口集合—県立児童会館ジオトレイル−万成石採石場−12:00岡山駅西口解散
案内者:能美洋介、鈴木寿志、竹下浩征、郷津知太郎、溝口昭子(万成石研究グループ)
定員:40名(児童・生徒を含む,大型バス使用)
費用:1,500円(別途,保険代がかかります)
【注意】児童・生徒の参加数が予測できないので,現在のところ参加者一律の金額としていますが,児童・生徒の参加がある場合は変更する可能性があります.詳細については申込者へ後日連絡いたします.
参加資格:地学に興味のある方ならどなたでも参加できます.なお児童・生徒のみの参加は認めません.
参加申込先:下記の専用アドレスまで電子メールでお申し込みください.
<excursion@geo15.gds.big.ous.ac.jp>
記載事項:申込者の氏名,年齢,所属,非常時連絡先(携帯電話など).児童・生徒が参加する場合は,参加人数と参加児童等の氏名・年齢もお知らせください.
申込締切:申込者数が定員に達し次第,申込を終了させていただきます.
その他:学術大会と同時開催される「地質情報展2009岡山」(9月5日・6日に一般公開,無料,於:岡山デジタルミュージアム)でも,この地域の花崗岩類について,地質学的説明に加えて,石材資源・観光資源の観点から展示が行われます.こちらも併せて,ご覧ください.
演者:中村栄三(岡山大学地球物質科学研究センター)
日時:9月4日(金)13:30〜14:30
会場:岡山理科大学25号館 8Fホール(入場無料)
*学術大会に参加されない方でも、どなたでもご参加いただけます。
日本地質学会学術大会116年の歴史の中で岡山地区開催は初めてです.タイムリーにも表層地質学を出発点に地球惑星科学研究を始めた岡山地区研究者が、癌発生メカニズムに関する新しいモデルを構築し論文を発表しました.本論文は体内での微量元素の濃縮過程とそれに伴う放射性元素による内部放射線被曝を明確に示す画期的なものです.世界が注目する研究内容であり,今後様々な方面で話題沸騰することが大いに期待される内容です.
最新の研究成果の紹介とともに,若い表層地質学研究者へのエンカレッジとなる講演を予定しています.
【発表論文題目】 Accumulation of radium in ferruginous protein bodies formed in lung tissue: association of resulting radiation hotspots with malignant mesothelioma and other malignancies. Proc. Jpn. Acad., Ser. B 85 (2009),229-239.
by Eizo NAKAMURA, Akio MAKISHIMA, Kyoko HAGINO and Kazunori OKABE
日本地質学会ジオパーク支援委員会は,ジオパークによる地域活性化,Geoheritageの保全および地学の普及のために,地域の方々と地質学者がどのように連携して活動していけばよいかをさぐるために,ワークショップを開催します.本ワークショップでは,実際にジオパークの運営に携わる人と地質学会員が,各地の実践例の発表を元に,地域と地質学者の連携のあり方を議論します.発表者はジオパーク支援委員会が現在依頼中です.ジオパークに関心のある,行政担当者,地域の方,研究者などの皆様の参加を期待します.
日時:9月5日(土)13:00-17:30
場所:岡山市デジタルミュージアム4階主催:日本地質学会ジオパーク支援委員会
共催:日本ジオパークネットワーク
後援:産総研地質調査総合センター
プログラム等詳しくはこちらから、
http://www.geosociety.jp/geopark/content0019.html
お問い合わせ先:
日本地質学会ジオパーク支援委員会
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル
TEL:03-5823-1150 FAX:03-5823-1156
e-mail: main@geosociety.jp
*なお、ご希望の地域には、9/5(月)10:00-12:00の日程で日本地質学会ジオパーク支援委員会によるジオパーク個別相談(要事前予約)を行いますので、上記までご連絡ください。
主催 海洋研究開発機構
共催 日本地質学会
日時:9月6日(日)14:00
会場:岡山理科大25号館5F講義室
岡山で誕生した地球深部探査船「ちきゅう」の南海トラフ地震発生帯の掘削の成果と,今後「ちきゅう」を用いた掘削が予定されている「プロジェクトIBM(伊豆ー小笠原ーマリアナ)」や「モホール」は何を目指しているのか.岡山市民の方々にご紹介したいと考えています.
内容:「ちきゅう」の概要,南海トラフ掘削成果速報,今後の計画のねらい,などを一般向け講演として行う.同会場の展示ブース(25号館1F)における展示内容(「ちきゅう」模型も展示予定)と連携した内容の講演を行う.