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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.146 2011/8/23  ┬┴┬┴  <*)++<<  ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
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水戸大会関連
【1】間もなく水戸大会!
【2】水戸大会アンケート募集!
【3】地質学会セミナー「地質図に関するJISの解説と2012年改正の要点」
【4】深海掘削に関する文科省担当者による緊急説明会(水戸大会会場)
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【5】報告:東日本の太平洋沿岸各市町村の2011.3.11津波による人的被害について
【6】津波観測に係わる「観測施設復旧に関する要望書」を提出しました
【7】「隠岐」が世界ジオパークに推薦決定
【8】東日本大震災に対する学会員の声
【9】その他のお知らせ
【10】公募情報・各賞情報
【11】地質マンガ 「水戸大会に行こう」

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【1】間もなく水戸大会!
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水戸大会まであと僅かとなりました。大会期間中には、学術講演だけでなく
市民に向けたイベントなども行われます。お楽しみに。

■地質情報展2000みと ―未来に活かそう大地の鳴動―
・震災関連ポスター展示
・市民向けポスター展示
・地質フォトコンテスト入賞作品展
・ほか、体験実験、解説コーナーなど盛り沢山
日時:10日(土)〜11日(日)10:00〜16:00
場所:堀原運動公園 武道館(茨城大から徒歩5分以内)

■特別講演会「日本のジオパーク ―列島の大地に学ぶ」(尾池和夫)
日時:10日(土)14:30〜15:30
場所:茨城大 講堂

■「小さなEarth Scientistのつどい」〜第9回小中高校生徒「地学研究」発表会〜
日時:11日(日)9:00〜15:30
場所:茨城大 ポスター会場(大学会館)
 
■ 就職支援プログラム
日時 10日(土)14:30〜18:30
場所:茨城大 人文24・25番教室 
※会場が変更になりましたのでご注意ください!

■市民講演会「東日本大震災と地震・津波・原発」
・巨大津波の教訓(都司嘉宣)
・地層が語る過去の巨大地震と津波(澤井祐紀)
・2011年東北地方太平洋沖巨大地震と福島原発震災(石橋克彦)
日時:11日(日)14:30〜17:00
場所:茨城大 講堂

■地質学会セミナー「地質図に関するJISの解説と2012年改正の要点」
日時:11日(日)14:30〜16:00
場所:茨城大 共通32

<<今一度ご確認を>>
水戸へ出かけるときは、郵送された「確認書(2通)」と「名札」,「クーポン」
をお忘れなく!
(クーポンはお弁当と懇親会の申込をされた方のみ送付。参加登録や冊子等
の注文者に対しては確認書と名札のみ送付しています。)

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【2】水戸大会アンケート募集!
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いよいよ水戸大会が始まります。今後の学術大会をより充実したものとする
ため、水戸大会・普及行事について皆様の忌憚なきご意見をお寄せ下さい。

Webアンケートはこちらから、、、
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGtzVWpTOF9zNXl5QnRKT3N6SHA4T3c6MQ
大会会場にも同じ内容のアンケート用紙を置く予定です。どちらで回答して
いただいてもかまいません。ご協力よろしくお願いします。

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【3】地質学会セミナー「地質図に関するJISの解説と2012年改正の要点」
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水戸大会の3日目(9月11日)午後に、地質学会地質用語国際標準対応委員会
の主催により、下記の通り「地質学会セミナー」を開催いたします。本セミナ
ーでは、地質図JIS原案作成委員会事務局の鹿野和彦氏に、地質図に関する
JISについて、その概要と2012年の改正のポイントを解説していただきます。

現在、地質コンサルタント業界では、地質図に関するJISは広く使われ、政府、
地方公共団体の仕事の受注には必須となっております。このため、地質コン
サルタントの方々だけでなく、学生、大学院生、また学生の教育に関わって
おられる方には、ぜひ聞いていただきたい内容です。

鉱物科学会の会員も参加できますので,同学会にお知り合いの方がいらっしゃ
いましたら,ぜひご紹介をお願いいたします.
多くの方のご参加をお待ちしております。

日本地質学会地質用語国際標準対応委員会委員長 井龍康文

日時:9月11日(日)14:30〜16:00
場所:茨城大学 共通32
内容:「地質図に関するJISの解説と2012年改正の要点」
講師:地質図JIS原案作成委員会事務局 鹿野和彦(産総研)
主催:日本地質学会地質用語国際標準対応委員会

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【4】深海掘削に関する文科省担当者による緊急説明会(水戸大会会場)
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2013年以降の深海掘削に関して米国NSFの重大発表がありましたが、それに
関する緊急説明会を文科省担当者が行うことになりました。日時と場所につい
ては大会受付(共通教育棟1階)に掲示します。どうぞお集まりください。

(参考)
2013年以降の深海掘削に関する米国NSFからのアナウンスメント
http://www.oceanleadership.org/2011/nsf-an-important-announcement-to-the-ocean-drilling-community/

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【5】報告:東日本の太平洋沿岸各市町村の2011.3.11津波による人的被害について
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石渡 明(東北大学東北アジア研究センター)

東日本の太平洋沿岸部の各市町村における今年3月11日の大震災(主に津波)
による死者・行方不明者の統計を見て気がついたこと述べ,今後の防災や土
地利用計画の参考に供したい.資料は河北新報と朝日新聞の記事及び河北新
報社の「東日本大震災全記録」(2011.8.5発行)に基づく.

1.死者・行方不明者が最も多かったのは宮城県石巻市(4043人)であり,
岩手県陸前高田市(2122人)がこれに次ぐ.石巻市は津波の浸水面積が最大
であり(73km2),陸前高田市では18mの高さの津波が市街を襲った.死者・
行方不明者が1000人以上に達するのは岩手県大槌町から宮城県東松島市まで
の6つの市町村であり,500人以上は岩手県宮古市から福島県南相馬市までの
14の市町村である.この他に福島県最南部のいわき市でも347人,千葉県旭市
でも13人の死者・不明者が出た.複数の死者が出た青森県水沢市から千葉県
旭市までは直線距離で560kmあり,これはほぼ今回の地震の余震域の長さに
対応する.
続きを読む、、、
http://www.geosociety.jp/hazard/content0065.html

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【6】津波観測に係わる「観測施設復旧に関する要望書」を提出しました
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震災によるGPS波浪計及び潮位観測施設の故障のため、津波観測に支障が出て
いるとの報道を受け、日本地質学会は「観測施設復旧に関する要望書」を気
象庁、国土交通省、海上保安庁、国土地理院宛に提出しました。
要望書本文はこちらから、
http://www.geosociety.jp/uploads/fckeditor/geoFlash_img/no147_req20110802.pdf

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【7】「隠岐」が世界ジオパークに推薦決定
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9月5日に日本ジオパーク委員会が開催され、今年申請されていた世界ジオパ
ーク候補地1件「隠岐ジオパーク」の国内推薦が決まりました。
また、日本ジオパークとして「男鹿半島・大潟、磐梯山、茨城県北、下仁田、
秩父、白山手取川」の6件が認定され、これで日本ジオパークは20地域となり
ました。
なお、今年世界ジオパークの審査を受けていた「室戸ジオパーク」は、ノル
ウェーで9月18日に審査結果が発表されます。

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【8】東日本大震災に対する学会員の声
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「東日本大震災について地質家の取り組みが求められる課題の
総ざらえを考えよう」
志岐常正
東日本大震災についての会員の声が募集されています。私にもいろいろと
述べたいことがあります。とくに地質学抜きにはできないことが少なくない
こと、それなのに社会にその認識がないことを痛感しています。本当は今こ
そ地質家の出番です。
しかし、今回、以下には、私が関心を持っている調査・研究課題を列挙し
てみたいと思います。正直なところ、今の私には、それら課題のほんの一部
にさえ取り組む力がありません。それで会員の皆様にその実行をを訴えたい
と思う次第です。どなたかに参考にして頂ければ幸です。
続きを読む、、、
http://www.geosociety.jp/hazard/content0063.html

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【9】その他のお知らせ
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■東京大学大気海洋研究所共同利用研究集会
「南海トラフ海溝型巨大地震の新しい描像
―大局的構造と海底面変動の理解(その2)―」
日時:2011年9月 7日(水)〜 8日(木)
場所:東京大学大気海洋研究所 講堂(千葉県柏市)
プログラムなど詳細は、
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/news/j/index.cgi?mode=art_view&id=388

■第137回深田研談話会
世界一稠密高精度地震観測網で見る日本列島の様々な地震
―2011年東北地方太平洋沖地震はどう考えるか―
日時:2011年9月30日(金)15:30〜17:30
会場:深田地質研究所 研修ホール(文京区本駒込2-13-12)
申込は http://www.fgi.or.jp/

■文科省から博物館の基準についてパブコメの募集
文科省から「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の一部改正案に
関するパブコメの募集が出されています。期限は9月20日までです。
博物館での研究活動、教育普及活動について重要な問題が含まれています。
是非ご検討下さい。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000532&Mode=0

■原子力総合シンポジウム2011「原子力安全の再構築―東日本大震災を踏まえて―」
参加事前登録が始まりました。
日時:2011年10月19日(水)
場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
主催:日本学術会議 総合工学委員会
参加費:無料(要事前登録)
プログラム詳細、参加事前登録はこちらから、、、
http://www.aesj.or.jp/2011symp/

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【10】公募情報・各賞情報
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■千葉大学大学院:理学研究科・地球生命圏科学専攻地球科学コース
(准教授/助教) (10/31)
■岡山大学大学院:自然科学研究科(教授) (10/31)
■山口大学大学院:理工学研究科 地球科学分野(教授/准教授)(10/14)

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■山田科学振興財団2012年度研究援助候補推薦(1月末学会締切)

詳細およびその他の公募情報は、
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html

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【11】地質マンガ 「水戸大会に行こう」
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「水戸大会に行こう!」 原案:星 博幸 マンガ化:Key

http://www.geosociety.jp/faq/content0328.html

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報告記事やニュース誌表紙写真、マンガ原稿募集中です。
geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。