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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.081 2009/11/04 ┴┬┴┬  <*)++<<  ┴┬┴┬┴┬
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★★目次 ★★
【1】日韓交流:友情の楯
【2】2010年度代議員および役員選挙 立候補受付中!
【3】名簿作成アンケート実施中!
【4】惑星地球フォトコンテスト;作品募集中
【5】コラム:山手線と山の手台地
【6】学術会議関連:お知らせ
【7】その他お知らせ
【8】11月の博物館特別展示・イベント情報
【9】公募情報
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【1】日韓交流:友情の楯
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大韓地質学会より,宮下会長に日韓地質学会交流記念の楯が,高木副会長に日韓
地質学者交流促進による感謝の楯が授与されました.

2009年10月29日〜30日に済州国際コンベンションセンターにて開催された韓国の
秋季地質科学連合大会における大韓地質学会第64回定期総会にて,大韓地質学会
李鉉具会長より,宮下純夫会長に日韓地質学会交流記念の楯が授与されました(
写真左).宮下会長からは,最近の地質学会の活動,とくにジオパークや地学オ
リンピックの促進,韓国,タイ,モンゴルなどの学術交流協定に基づき,来年富
山で開催される地質学会でアジアの方たちを招くセッションを開催する予定であ
ることなどが紹介されました.  

   
友情の楯 感謝の楯


また,高木秀雄副会長には,1998年から始まった日韓の構造地質関係者をはじ
めとする学術交流を促進したことに対して,感謝の楯(写真右)が授与されまし
た.高木副会長からは,ソウル,様似,デジョンで開催された過去3回の構造地
質日韓合同大会は韓国のメンバーの多大な協力なくしてはなし得なかったこと,2
007年に締結された日韓学術交流協定に基づく活動が韓国地質学会からの協力によ
り着実に進んでいることに対する謝辞が述べられ,来年8月に高知で第4回構造地
質日韓合同大会を開く予定であることが紹介されました.
なお,この大会と同時に開催されたIODP日韓シンポジウムや巡検および済州島
“ジオパーク”の可能性については,後日参加者によりニュース誌に投稿される
予定です.
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【2】2010年度代議員および役員選挙 立候補受付締切迫る!!
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代議員の立候補受付締切まであと1週間程となりました.11月12日(木)必着です.
今度の選挙は,日本地質学会が一般社団法人となって初めての大変重要な選挙で
す.今後の学会の趨勢を担うものですので,多くの会員の皆様に立候補して頂き
たいと存じます.皆様,是非とも宜しくお願い申し上げます.

代議員立候補受付締切:11月12日(木)(必着)
投票期間:11月30日(月)〜1月9日(土)

詳しくは、(ログインID・パスワードが必要です).
http://www.geosociety.jp/members/content0026.html

(選挙管理委員会 委員長 松田達生)
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【3】名簿作成アンケート実施中!
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2009年度版会員名簿発行(12月末発行予定)にあたり、会員情報の変更、また会
員名簿(冊子)への掲載についての確認を会員ページからにログインしてご自身
の情報を確認・訂正・変更してください.

会員情報Web画面更新締切日:2009年11月6日(金)

詳しくは、(ログインID・パスワードが必要です)
http://www.geosociety.jp/members/content0044.html
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【4】惑星地球フォトコンテスト;作品募集中
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IYPE(国際惑星地球年)と地質学会の主催で惑星地球フォトコンテストを開
催します.惑星地球に関する芸術的もしくは学術教育的写真を募集中です.
上位入賞作品は,3月のIYPE記念イベントにて展示表彰いたします.会員の
皆様には奮ってご応募下さいますようお願いいたします.(11/30締切)
詳しくは、http://photo.geosociety.jp
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【5】コラム:山手線と山の手台地
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川村喜一郎(財団法人深田地質研究所)

我々の研究所は、山の手台地にある。山の手台地は、武蔵野台地の東側にあたり、
武蔵野台地と言っても良いらしい。
ここから、自転車で10分程度行くと、山手線田端駅がある。この田端駅から駒
込駅に向かうとき、山手線は坂を登り、崖の上に出る。ご存知だろうが、この坂
は、東京低地と山の手台地を境する崖にあたる。
地図で山手線の通っているところをよく見ると、東側は、台地の麓に沿って走っ
ていることがわかる。上野駅から田端駅までの間の山手線の西側には、比高10m
程度の崖が南北に、山手線に沿って伸びている。これが山の手台地と東京低地の
境である。この崖は、約6000年前の縄文時代の海進によって作られた海食崖
である。このような海食崖には貝塚が作られた。中学校の理科で勉強して、知っ
ている方々も多いだろう。私の出身地の目黒にも東山貝塚公園なるものがあり、
竪穴式住居や昔の人を模した人形が公園内にあったことを今でも覚えている。
東京低地は、海食崖が作られた縄文前期に作られた。当時、台地の縁まで海が侵
入してきて、海成堆積物が堆積し、その後河川堆積物が覆い、それが今の東京低
地である。弥生時代には、東京低地で稲作が行われていたそうだ。
一方、武蔵野台地の段丘面は、それよりももっと前、今から約10万年〜3万年
前の後期更新世の中頃に作られた。その当時、多摩川によって運搬、堆積した礫
層や砂層が広大な、今の武蔵野面を作ったとされている。ただし、田端のあたり
の山の手台地は、荒川によって作られたとされている。そして、この武蔵野面は、
その後の富士山などの噴火によって、数メートルの厚さの関東ローム層によって
覆われている。
田端には、車両基地があり、新幹線や機関車などの各種鉄道車両がある。また、
山手線は、今年で100周年を迎え、復刻の茶色い車両が走っている。田端で、
めずらしい鉄道を見て、遠くに見える台地の縁を眺めると、都会にある鉄道とジ
オロジーの融合、すなわち「ジオ鉄」を感じることができるかもしれない。
今、日本地質学会とIYPEが、惑星地球フォトコンテストを開催している。このフォ
トコンテストでは、先の「ジオ鉄」にまつわる写真も募集している。500万画
素で撮影して、今すぐ応募しよう。全国の「田端」が君を待っている。

田端車良基地。電気機関車や奥にはさまざまな新幹線も見られる。その奥には、山の手台地の崖がある。 東京低地から山の手台地をめざして登る山手線。田端駅—駒込駅の富士見橋から撮影。次は茶色いのを撮りたいのだが。


参考文献:東京都地学のガイド編集委員会編(貝塚監修)1997、地学のガイドー
東京都の地質とそのおいたちー、コロナ社、276p。
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【6】学術会議関連:お知らせ
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■日本学術会議主催公開講演会
「大学教育の分野別質保証に向けて:日本学術会議からの報告」開催のご案内
日時:11月23日(月・祝)13:30-17:00
会場:東京大学安田講堂(東京大学本郷キャンパス)
要申込(11/6締切)・参加費無料
http://www.asahi.com/edu/scj/

■市民対象 公開講演会
「地域資源の活用を図り、地域と共に知を育み生かす学習〜国や地方公共団体等
が取り組む、自然フィールドを使った体験学習を通じた、人間力の向上と実社会
との連携〜」
日時:12月3日(木)13:00-17:00
場所:宇部全日空ホテル(山口県宇部市相生町8−1)
参加申込不要・参加費無料
詳細は、
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/83-s-2-1.pdf
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【7】その他お知らせ
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■巡検+勉強会 第11回Project A 春期ミーティング 伊豆大島
日程:3月4日-7日(4,5日:シンポジウム/6日:巡検/7日朝解散)
場所:海のふるさと村(東京都大島町泉津字原野2-1)
会費:学生 8000円・ 一般 16000円
申込締切  12月10日(木)
詳しくは
http://archean.jp/modules/pico/index.php?content_id=7

■第55回日本水環境学会セミナー「水辺の再生」
水辺空間は,人々の憩いの空間,子供の遊び場所として重要な役割をはたしてい
る.しかしながら都市域の河川をはじめとする水辺の多くは,未処理の生活雑排
水が流入したり,排水処理過程で除去ができない物質が流入し,有機物・有害化
学物質などにより汚染され,生き物の減少や種の単純化が起こっている.このよ
うな背景のもと,中小河川,身近な水辺である水路,ため池,濠のさらなる水質
改善および多様な生き物が生育・生息する場としての保全・再生が必要とされて
いる.本セミナーでは水辺の再生の方向性,生物・物理化学的手法による水辺環
境の保全・再生技術についてご講演いただきます.

主  催: (社)日本水環境学会
期  日: 2010年1月22日(金)9:55 –16:45
場  所:自動車会館 大会議室(東京都千代田区九段南4-8-13)
参加費: 会  員/7,000円  非会員/14,000円  学生会員/3,000円
定  員: 180名

申込方法:
FAX,E-mail,またはハガキに〇臆端垰疚(フリガナ),会員・非会員の別,
2餔の場合は会員番号,は⇒軅茵塀蠡庵賃量勝そ蚕蠅よび電話・FAX番号)を
ご記入の上,下記宛てお申し込み下さい,また,参加費を1月15日までにお振り込
み下さい.入金を確認後,参加証(ハガキ)をお送りいたします.
参加費振込先:  三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店 (普通)0754950
 (社)日本水環境学会セミナー口
シャ)ニホンミズカンキョウガッカイセミナーグチ

申し込み・問い合わせ先
(社)日本水環境学会 セミナー係
〒135-0006  東京都江東区常盤2-9-7  グリーンプラザ深川常盤201号
Tel.03-3632-5351     Fax.03-3632-5352
E-mail: yamamoto@jswe.or.jp
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【8】11月の博物館特別展示・イベント情報
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博物館では文化の秋を応援する、特別展示やイベントが盛りだくさんです。特
に今月は、週末のイベントが充実しています。
また、特別展示がまもなく終了するものもありますので、お見逃しのないよう
イベントカレンダーをぜひチェックして見てください。

11月の博物館イベントカレンダーは↓↓↓
http://www.geosociety.jp/name/content0050.html
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【9】公募情報
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■平成22年度東京大学海洋研究所共同利用公募(11/30締切)
■第51回藤原賞受賞候補者募集(10/01/30締切)
詳しくは、
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
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