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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.047 2008/11/04 ┴┬┴┬ <*)++<<  ┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】2009年度日本地質学会各賞候補者募集(12/25締切)
【2】コラム:手動式ポイントカウンターとエクセルの計数マクロの紹介
【3】「有殻原生生物プランクトン研究はどこに向かうのか」研究会
【4】「京都 地下に眠る千年の地下水脈 −歴史都市と地下水−」談話会
【5】ZMPC2009国際会議のお知らせ
【6】11月の博物館特別展示・イベント情報
【7】日台科学技術交流の各種事業応募者募集
【8】大阪市立大学理学研究科・理学部地球学教室特任講師募集
【9】東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻教員募集
【10】地質マンガ「ある日の海外調査」

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【1】2009年度日本地質学会各賞候補者募集(12/25締切)
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日本地質学会は毎年その事業のひとつとして,研究の援助・奨励および研究業績
の表彰を行っています(会則第5条).具体的には,運営細則第11章および各賞選
考に関する規約に,表彰の種別や選考の手続きを定めています.これらにしたが
い,下記の賞の自薦,他薦による候補者を募集いたします.

応募の締め切りは各賞とも,2008年12月25日(木)必着です.

詳しくはこちらから
http://www.geosociety.jp/members/content0026.html

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【2】コラム:手動式ポイントカウンターとエクセルの計数マクロの紹介
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石渡 明(東北大学東北アジア研究センター)
岩石学、火山学、堆積学などの分野では、岩石薄片の顕微鏡観察により、鉱物(
斑晶)、ガラス(石基)、気泡、砕屑粒子などの量比をポイントカウンティング
により計測する作業が普通に行われる.従来は英国Swift社製のポイントカウンター
が世界各国で使われていたが、これは高価で(1式60万円程度)、自動的なステー
ジ移動はX方向片道のみ、しかも数年前の同社の倒産により新製品の入手が困難に
なった.

続きを読む、、、
http://www.geosociety.jp/faq/content0126.html

手動式ポイントカウンターとエクセルの計数マクロのマニュアル
はこちらから、、、
http://www.geosociety.jp/faq/content0127.html
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【3】 「有殻原生生物プランクトン研究はどこに向かうのか」
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琉球大学熱帯生物圏研究センター共同利用研究会のお知らせです。

主 催: 琉球大学熱帯生物圏研究センター・新潟大学自然史科学会
後 援: 形の科学会・日本地質学会・日本古生物学会
日 時: 2008年11月28日(金)・11月29日(土)
会 場: 沖縄県本部町産業支援センター・モトブリゾートホテル
内 容:
放散虫を中心とした海洋プランクトンの取り扱いや観察の仕方を講習するた
めのワークショップ(沖縄放散虫ツアー)を1997年に開始してから、2007年に
は9回を数えた。この間、延べ100名以上の研究者・学生がワークショップに参
加した。10回目の節目にあたり、ワークショップにあわせて研究会を開催する
ことを企画した。
研究会では,これまでに瀬底実験所での研究により得られた直接の成果だけ
でなく、ワークショップの経験を原生生物分類学、進化学、微古生物学、古海
洋学、地質学、宇宙工学などへと応用した内容の発表も含まれる。有殻原生生
物プランクトンの研究が、「海」だけでなく「宇宙」へ「未来」へ、さらにど
こへ向かうことを目指すのかを議論したい。

お問い合わせ: 新潟大学理学部地質科学科 松岡 篤
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050
e-mail: matsuoka@geo.sc.niigata-u.ac.jp
Tel/Fax: 025-262-6376

プログラム

2008年 11月28日(金) 本部町産業支援センター
9:00-12:30
松岡 篤:現生放散虫研究:18 年の軌跡と今後の展望
新免 浩太郎:放散虫 Acantharea 綱の殻構造および寄生体の研究
大塚 雄一郎:Acantharea 綱に寄生する藻類の分子系統解析
湯浅 智子:放散虫に共生もしくは寄生する藻類の多様性
辻 彰洋:珪藻を用いたメソポタミア文明への塩害の影響評価

13:30-17:30
高橋 修:Hexacontium pachydermum Jorgensen の分子系統
大金 薫:盤状放散虫の形態進化と分子系統の融合へむけて
鈴木 紀毅:球状放散虫の仮足活動
堀 利栄:愛媛県愛南町における珪質殻プランクトンの研究
栗原 敏之:日本海表層水における放散虫群集の季節変化と対馬暖流との関係:これまでの成果と今後の展望
木元 克典:東シナ海−対馬海峡の浮遊性有孔虫の空間分布:対馬暖流の有殻動植物プランクトン研究への助走

2008年 11月29日(土) モトブリゾートホテル

9:00-12:30
伊藤 剛:岡山県芳井地域の芳井層群より産出したペルム紀放散虫化石
石田 直人:放散虫化石群集の変遷から考えるジュラ紀新世の古海洋環境
相田 吉昭:ニュージーランド研究(1987-2007)の到達点と今後の展開
吉野 隆:放散虫骨格形成の数理モデル
岸本 直子:マルチスケールデザイン学の構築:プランクトンから宇宙構造物まで


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【4】 第114回深田研談話会のご案内
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◆テーマ: 「京都 地下に眠る千年の地下水脈 −歴史都市と地下水−」
◆講  師: 楠見晴重 氏 (関西大学 工学部長・教授)
◆日 時: 2008年12月 5日(金) 15:00〜17:00
◆会 場: 深田地質研究所 研修ホール
◆談話会参加費: 無 料
◆日本酒試飲会(参加費 1,000円):
講演終了後、京都伏見の地下水で醸した日本酒の試飲会を開催します。
試飲会への参加を希望される方は、談話会申込時にその旨お知らせください。
◆講演内容:
古都 京都は、なぜ、世界でほとんど例がないと言っても過言ではないほど、
1200年もの長い間、都として栄えることができたのか?・・・それが、
「地下水」にあることを科学的に解き明かします。
一般に、文化・文明が栄える土地は大河を伴っていますが、京都にはさしたる
大きな川はありませんでした。これまで20年以上にわたって、京都盆地の地下
水に関する実証的ならびに解析的な研究を続けてきましたが、そこで明らかと
なった研究成果と2002年にNHKと共同で行なった研究での興味深い結果を基に
して、本講演ではとくに、京都盆地の豊富な地下水と京の街の発展、京の雅、
さらに京の伝統産業と地下水の濃密な関わりに焦点をあてながら考察します。
●申込み方法: 参加ご希望の方は、E-mailか FAXでお申込み願います。
その際、氏名・所属・連絡先(住所・電話番号)をお知らせ下さい。
●申込み先: 財団法人 深田地質研究所
〒113ー0021 東京都文京区本駒込2ー13ー12
TEL:03-3944-8010 FAX:03-3944-5404
E-mail:fgi@fgi.or.jp URL:http://www.fgi.or.jp/

川村喜一郎(財団法人深田地質研究所)
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【5】ZMPC2009国際会議のお知らせ
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International Symposium on Zeolites and Microporous Crystals 2009

主催:ゼオライト学会
日  時:2009年8月3日(月)〜8月7日(金)
開 催 地:東京都新宿区 早稲田大学
セッション:1. Mineralogy and Crystallography, 2. Synthesis, 3. Post-synt
hetic Treatment, 4. Characterization, 5. Ion Exchange, 6. Catalysis, 7. A
dsorption and Diffusion, 8. Membranes and Films, 9. Computational Chemist
ry, 10. Layered Materials, 11. New Porous Materials, 12. Novel Applicatio
ns, 13. Industrial Applicationsなどゼオライト,ミクロ・メソポーラス物質,
層状化合物に関する研究発表(口頭およびポスター)を広く募集する.

締切:2008年12月31日(水).
発表申込はホームページhttp://www.zmpc.org/からオンラインで,

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【6】 11月の博物館特別展示・イベント情報
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秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋とさまざまな秋がありますが、
忘れてはいけないのが文化の秋。博物館では文化の秋を応援する、特別展示や
イベントが盛りだくさんです。特別展示では、今月で終了してしまうものも多くありま
すので、お見逃しのないようイベントカレンダーをチェックしてくださいね。

11月の博物館イベントカレンダーは↓↓↓
http://www.geosociety.jp/name/content0027.html

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【7】日台科学技術交流の各種事業応募者募集
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財団法人交流協会では,科学技術分野(※)につき,日本と台湾の共同研究開
発や人材育成の一助として,次の事業を実施しております. 現在,平成21年度
事業の応募者の募集を行っております.(※)主に先端技術(IT分野,生命科学,
新素材等),環境・エネルギー,医療・福祉及び防災.

1.若手研究者交流:日本の大学院で研究活動を行っている大学院生とその指導
教官対象.
2.セミナー・シンポジウム:日本または台湾で開催する日台合同セミナーやシ
ンポジウムに開催経費や参加者の旅費等を支援します.
3.共同研究:台湾の研究機関等と共同研究を行う大学等研究機関に研究経費を
支援します.

応募締切:2008年12月25日(木)締切

問い合わせ先
〒106-0032 東京都港区六本木3丁目16番33号青葉六本木ビル7階
TEL: 03(5573)2600(代表) FAX: 03(5573)2601
詳しくは,http://www.koryu.or.jp/をご参照下さい.

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【8】大阪市立大学理学研究科・理学部地球学教室 特任講師募集
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募集分野および職務内容については以下のHPをご覧下さい
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/grad/BIOGEO/koubo.html

応募締切: 2008年11月28日(金) 必着
問い合わせ先:
大阪市立大学大学院理学研究科・理学部 地球学教室
主任 江崎 洋一(E-mail:ezaki@sci.osaka-cu.ac.jp

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【9】東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻教員募集
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募集人員:地球惑星科学専攻教授あるいは准教授1名

応募締切:2008年12月19日(金)必着.宅配便にて送付してください.
提出書類の送付先:〒152-8551  東京都目黒区大岡山2-12-1
東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻209号室 専攻秘書室気付
問い合わせ先:高橋栄一 (etakahas@geo.titech.ac.jp
Tel: 03-5734-2338
詳しくは,
http://www.geo.titech.ac.jp/koubo/koubo2008/koubo2008.html


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【10】地質マンガ「ある日の海外調査」
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「ある日の海外調査」
作:RSH猫 画:Key
詳しくは、http://www.geosociety.jp/faq/content0128.html

地質学会のメールマガジンで連載中の「地質マンガ」は
「みなさま(原作)+イラストレータKeyさん(画)」
により作られています。地質の魅力を伝える作品を募集しています。現在ストッ
クゼロで即時掲載の状態です。ゆくゆくは英語化して世界の地質学を席巻する予
定です!?どうぞご協力をお願い致します。いけてる作品をぜひ!

投稿はこちらから
http://www.geosociety.jp/publication/content0009.html#toko4

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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
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