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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン   ┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.021 2008/02/05 ┴┬┴┬  <*)++<<  ┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】2008年度日本地質学会 理事・評議員選出結果
【2】第2回国際地学オリンピック国内選抜実施・募集
【3】地質学会はジオパーク、IYPEを積極的に推進しています!
【4】「地質の日」が記念日協会に登録されました
【5】「ちきゅう」南海掘削Stage 1A終了
【6】コラム ハロー「ちきゅう」から(山口飛鳥)
【7】地質調査総合センター第11回シンポジウム
【8】関東アスペリティ・プロジェクト(KAP)国際ワークショップ開催
【9】日本堆積学会2008年弘前大会のご案内と講演募集
【10】J-DESCコアスクール「コア解析基礎コース」開催

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【1】2008年度日本地質学会 理事・評議員選出結果
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選挙細則ならびに選挙内規に基づき,新理事(08〜09年度)・補充理事(08年
度のみ)選挙ならびに新評議員(08〜09年度)選出を実施いたしましたので,ご
報告いたします.
選出結果は,学会HP【会員のページ】にログインし
て下さい.
注意!!
・【会員のページ】へのログインには,ID/パスワードが必要です.
ログイン方法の詳しい説明はこちら

2008年1月30日
日本地質学会 選挙管理委員会
委員長 加藤 潔
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【2】第2回国際地学オリンピック国内選抜実施・募集
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第2回国際地学オリンピック(国際大会)の開催が決まりました。
日程:2008年8月31日から9月7日までの8日間
場所:フィリピン共和国

<一次選抜>
  募集期間:2月1日から2月29日
対象者: 国際大会に参加可能な高校生・中学3年生および相当学年の生徒
日時: 3月16日(日)(10:00-12:00)
場所: 原則として参加者の所属する高等学校等にて実施

詳しくは、http://www.jpgu.org/ieso/ をご参照下さい。
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【3】地質学会はジオパーク、IYPEを積極的に推進しています!
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ジオパークという言葉は皆さん聞かれたことがあるかと思いますが、いよいよ
本格的に活動が開始されます。今春には第三者機関である「日本ジオパーク
委員会(仮称)」が立ち上がり、具体的な場所の選定も始まる予定です。
地質学会は積極的にこの活動を支援するために、支部の活動と一丸となって
対応します。また5月10日の「地質の日」(今年が第1回目)やIYPE
(国際惑星地球年:今年は活動のピーク年です)にちなんだ活動も企画中です。
2008年は地質関連の特別な年になりそうです。会員の皆さんのご協力をお願い
いたします。

詳しくは、http://www.geosociety.jp/name/content0008.html
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【4】「地質の日」が記念日協会に登録されました
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昨年3月に、地質学会をはじめとする地質関係の組織・学会が発起人となって定め
られた「5月10日:地質の日」を記念日協会に申請し、登録されました。

記念日協会HP
http://www.kinenbi.gr.jp/
地質の日HP
http://www.gsj.jp/geologyday/

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【5】「ちきゅう」南海掘削Stage 1A終了
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昨年9月21日から始まったIODPによる熊野灘沖南海トラフでの科学掘削
計画(南海トラフ地震発生帯掘削計画:NanTroSEIZE)の第1段階の掘削
を終了し、「ちきゅう」は新宮港に帰港します(2月5日)。138日間
無寄港で、3つのExpeditionを完了しました。日報、週報などは以下の
サイトから見れます。また科学成果のPreliminary Reportは、順次IODPの
サイトから見れる予定です。

「ちきゅう」の日報、週報に関しては、
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.html

IODPのPreliminary Reportは、
http://www.iodp.org/scientific-publications/
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【6】コラム ハロー「ちきゅう」から  山口飛鳥(東大D2)
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IODP Expedition 316 (Thrust Faults)に乗船研究者として参加しました。
コアの記載や下船後の研究に関するミーティングなどで慌しい日々が続いて
いる船上の様子を少しご紹介します。

http://www.geosociety.jp/faq/content0053.html
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【7】地質調査総合センター第11回シンポジウム
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「地下水のさらなる理解に向けて〜産総研のチャレンジ〜」

開催趣旨:
地球上における水循環の一端を担う地下水は、従来の資源的側面に加えて、
近年は環境因子として、特に物質を運ぶ媒体としてその役割の重要性が
再認識されている。また、地震発生、断層活動、火山活動などの地質現象を
考える上でも、地下水の挙動のさらなる理解が不可欠であると認識されつつ
ある。産総研では、これらの重要かつ新しいテーマを解決すべく、さまざまな
分野の研究者が異なる視点や手法に基づいて地下水研究に取り組んでいる。
本シンポジウムでは、産総研における地下水研究の最新成果を紹介すると
ともに、「持続可能な社会」「安全・安心な社会」の構築のために担うべき
産総研の役割を議論する。

日時:2008年3月19日(水)13:00-17:30
場所:秋葉原ダイビル 5階カンファレンスフロア5B 会議室
(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 5F)
主催:(独)産業技術総合研究所地質調査総合センター
HP:http://www.gsj.jp/Event/080319sympo/index.html
定員:100名
参加費:無料
参加登録:上のHPからご登録下さい。
お問い合わせ:(独)産業技術総合研究所地質調査総合センター
シンポジウム事務局 gsjsympo11@m.aist.go.jp
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【8】関東アスペリティ・プロジェクト(KAP)国際ワークショップ開催
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(3rd International Workshop on the Kanto Asperity Project)
日時:2008年2月16日(土)〜19日(火)
場所:千葉大学けやき会館(巡検は房総半島)
主催:関東アスペリティ・プロジェクト・グループ
千葉大学地球科学研究グループ
言語:英語

本計画は、相模トラフ沿いで起きた1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震の
アスペリティと、近接するスロースリップ発生域の物性とメカニズムを解明する
ために、相模湾と房総沖での掘削とその掘削孔を使った地球物理学的モニタリン
グを行う深海掘削プロポーザルである。これらはIODPにおいて科学立案評価パネ
ルや科学計画委員会で評価され、この8月には複合掘削計画 (CDP) として承認さ
れた (707-CDP, 707A, 707B)。本ワークショップでは、既存のプロポーザルの改
訂と、新たなプロポーザルの作成を念頭に、プロジェクトに関連する最新の研究
成果に関する議論と最近行われた事前調査の報告を行う。

・Kanto Asperity Projectワークショップ巡検(2/18-19:in房総半島)も開催
されます。

詳しくは、
http://www.j-desc.org/oshirase/events/workshop/KAP_IWS080216.html
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【9】日本堆積学会2008年弘前大会のご案内と講演募集
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2008年4月25日(金)〜 29日(火・祝)
25日(金):ショートコース
26日(土):個人講演,総会議事,懇親会
27日(日):個人講演,表彰,堆積学トーク・トーク
28・29日(月・火):巡検
会場:弘前大学創立50周年記念館

例会参加費 (講演要旨集込み):
一般会員 3,000円,学生・院生会員 2,000円
非会員一般 4,000円,非会員学生・院生 2,500円
個人講演募集(口頭講演とポスター):
講演申込締切:2008年3月14日(金)
講演要旨締切:2008年3月21日(金)17:00

ショートコース:「石油探鉱データを使用した地下地質堆積環境イメージング」
4月25日(金)13:00〜18:00,弘前大学教育学部
講師:中西健史(国際石油開発)
効率のよい石油探鉱をすすめる上で,地下地質の堆積環境を把握することは重要
です.それは石油を蓄えている貯留岩の性状とその堆積環境とに密接な関係があ
るためです.本ショートコースは参加者に石油探鉱で取得される坑井データ及び
地震探鉱データを用いた地下の堆積環境のイメージングエクササイズを通じて,
堆積学の石油探鉱への適用,地下地質の不確実性,地下地質解釈の実践的アプロー
チを体感してもらうものです.

巡検:下北半島の更新統田名部層(バリアー島堆積物や氷河性海水準変動に伴う
開析谷とその埋積物など)
集合:4月28日(月)〜29日(火)
案内者:鎌田耕太郎・小岩直人(弘前大学)ほか
青森県むつ市周辺の更新統田名部層(バリアー島堆積物や氷河性海水準変動に伴
う開析谷とその埋積物など)を見学します.

詳しくは,
堆積学会HP<http://sediment.jp/04nennkai/2008/annnai.html>
をご参照下さい。
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【10】J-DESCコアスクール「コア解析基礎コース」開催
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ピストンコア、深海掘削コア、陸上掘削コアを研究材料としている(もしくはこ
れから研究する)学部生、大学院生、研究者を対象とした実習形式のスクールです。
受講すればコア記載やコア解析の基礎がわかります!

開催日程: 2008年3月15日(土)〜18日(火)の4日間
開催場所: 高知コアセンター(高知大学物部キャンパス内)
参加費: 9,000円程度を予定(宿泊費,懇親会費等込み、交通費別)
(※J-DESC会員機関所属の学生、院生に旅費援助あり)
申込締切: 2008年2月29日(金)
申込方法やスクールの詳細はコアセンターHPまで
http://www.kochi-core.jp/eando/2007/coreschool-basic/index.html
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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局( geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
geo-Flashは送信用であり、返信はできません。