日本地質学会第121年学術大会
2014年9月13日(土)〜15日(月)
西日本支部鹿児島大学にて開催


★トピックセッション募集(3/17締切)★


日本地質学会は,西日本支部の支援のもと,鹿児島大学郡元キャンパスにおいて第121年学術大会(2014年鹿児島大会)を2014年9月13日(土)〜15日(月)に開催いたします.巡検は期間中の9月13日(土)と,大会後の9月16日(火)〜18日(木)に開催する予定です.

2014年は大正3(1914)年に発生した桜島火山の大正噴火から,ちょうど100周年にあたります.それまで名実共に島であった桜島が,流出した溶岩により大隅半島と陸続きになってしまいました.その後も桜島は1946年の昭和噴火で溶岩を流出しましたが,1955年以降は南岳の山頂火口を中心に爆発的な噴火活動を続けています.山頂火口の活動は1985年をピークに徐々に低下しましたが,2000年代に入り急速に沈静化しました.しかし2006年に昭和火口で噴火活動が再開し,2009年以降は昭和火口の噴火活動が急激に活発となり,年間爆発回数が800回を上回っています.そのため毎日のように噴煙を見ることができますし,新しい火山地形も大きくなってきました.しかし現在の噴火は小規模な部類であり,甚大な被害は出ていません.大正噴火クラスの大噴火が発生すると,さまざまな火山災害が発生します.鹿児島大会では,一般向け講演会として2つの大噴火(100年前の桜島の大正噴火と200年前(1813年)に諏訪之瀬島火山で発生した文化噴火)を紹介し,火山防災を考える講演を企画しています.また,学術シンポジウムとしては,九州が大陸だった頃の生物と環境について,古生物と地質から見た九州の成り立ちを考えていくシンポジウムを企画しています.巡検としては,8コースを準備していますが,鹿児島県だけでなく熊本県から宮崎県の九州南部のさまざまな地質を見ることができるよう準備を進めています.地質情報展は,従来通り,産業技術総合研究所地質調査総合センターと共同し,開催準備を進めています.

多くの会員の皆様が鹿児島大会に参加いただき,研究発表と議論,会員相互の交流と親睦が活発に行えるような環境の整備を,準備委員会一同,全力で整えるべく努力しております.鹿児島大会の成功により学会活動の活性化と新たな進展ができますように,皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます.
大会予告は,ニュース誌5月号を予定しております.


2014年鹿児島大会準備委員会
委員長 小林哲夫
事務局長 仲谷英夫