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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.513 2021/3/16┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
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★★目次 ★★
【1】「地質の日」オンライン講演会開催します
【2】(名古屋代替)JABEEオンラインシンポを開催しました
【3】地質学雑誌の完全電子化実現に向けて(再掲)
【4】割引会費申請(院生・学部生)は忘れずに!(3/31最終締切)
【5】「日本の地質学100年 : 日本地質学会100周年記念」再販セール中
【6】TOPIC “ナホトカ号”の重油流出事故の教訓とモーリシャスでの重油
流出事故への責任:24年前の事故現場と今も残る流出被害の痕跡
【7】支部情報
【8】その他のお知らせ
【9】公募情報・各賞助成情報等
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【1】「地質の日」オンライン講演会開催します
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日本地質学会は,一般の皆様に最新の地質学研究の成果とその意義について
知っていただき,地質学への興味・関心を高めていただくことを目的に,
5/10地質の日にあわせて一般講演会をオンラインで開催いたします。どなた
でも無料で参加できます。チャット(YouTube上での書き込み)で質問・
コメントもできます。
開催日時:5月9日(日) 9:30開会,12:10閉会予定
開催方法:YouTubeライブ配信 どなたでも視聴可能,申込不要,無料
<講師と講演タイトル>
・岡田 誠(茨城大学理工学研究科教授)
「地質年代チバニアンと房総の地質」
・氏家恒太郎(筑波大学生命環境系准教授)
「断層の地質学的研究から読み解くプレート沈み込み帯地震発生の科学」
このほか、学会関連の「地質の日」行事については、ホームページに随時情報
を掲載していきます。
http://www.geosociety.jp/name/content0175.html
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【2】(名古屋代替)JABEEオンラインシンポを開催しました
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2021年3月7日(日)に、
(2020名古屋大会代替企画)JABEEオンラインシンポジウム
自然災害列島における地質技術者の育成−大学統合期における地質学教育ー
を開催しました(YouTubeライブ配信)。
シンポジウムの内容は、現在もYouTubeで公開中です。ぜひご視聴ください。
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【3】地質学雑誌の完全電子化実現に向けて
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(日本地質学会執行理事会)
地質学会の会員数は,1999年の5200名をピークに減少の一途をたどっています.
2021年1月末現在の会員数(正会員)は3368名と,この約20年間で実に約1800
名もの会員減です.それに伴い学会運営の根幹となる会費収入も20年前のおよそ
3分の2に激減しました.特に昨今のコロナ禍で会員減少が加速しました(昨年度
比約170名減).このような状況下で学会としては思い切った財政改革が喫緊の
課題となっています.この財政改革の大きな柱が地質学雑誌の完全電子化(冊子
廃止)です.
地質学雑誌の完全電子化については2016年より「地質学雑誌のあり方を考える
タスクフォース」で検討を行いました.完全電子化により大幅な経費削減が見込
まれますが,2018年に実施した会員アンケートでは冊子配布の継続を望む声も
少なくなかったため,翌年の答申では完全電子化の実現は時期尚早との判断をし
ました.しかしコロナ禍で会員減少が加速化し,学会の置かれている状況は大き
く変わりました.私たちは今,早急に完全電子化の実現に向けて,具体的な検討
をすすめる必要があります.
地質学雑誌の完全電子化は,経費削減のみならず,編集出版作業の迅速化,カラー
チャージの廃止,あるいはバーチャル特集号企画が可能になるなど,投稿・編集
出版においても大きなメリットがあります.学術雑誌の電子化は, 日本のみならず
世界の学術研究において大きな流れとなっています.
一方で会員減少に手をこまねいているわけはありません.並行して学生・院生の
入会促進策や,入会後も長く会員を継続してもらうための魅力ある会員サービス
についても検討をすすめています.地質学雑誌の完全電子化は, このような学会
運営の大きな改革の一環と位置づけられます.
以上のように, 執行理事会では完全電子化の実現に向けた具体的な検討を開始し
ました.電子化に向けたスケジュールを含め,検討結果は今後随時ジオフラッ
シュやニュース誌等でお知らせしていきます.会員の皆様には、このような状況
をご理解いただき、ご協力を心よりお願い申し上げる次第です.
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【4】割引会費申請(院生・学部生)は忘れずに!
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割引会費申請(院生・学部学生)の最終締切は,3月31日(水)です.
2021年度の割引会費を希望のかたは,忘れずにご提出ください(締切厳守).
2021年度割引会費申請や通常の会費払込について
詳しくは,http://www.geosociety.jp/outline/content0185.html
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【5】「日本の地質学100年 : 日本地質学会100周年記念」再販セール中
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日本地質学会編,1993年4月発行,706p,無線綴,布張上製本.
再販特別価格:3,000円(税・送料込)(参考)当初価格:8,000円
再販期間:2021年3月31日まで
お求めは,ジオストアから(クレジット決済可能)
http://geosociety2.sakura.ne.jp/store3/ec/
論集など学会出版物在庫案内はこちら
・論集58号「地震イベント堆積物」も再販中
・「屋久島たんけんマップ」改版しました:最新の情報をアップデート!
http://www.geosociety.jp/publication/content0001.html
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【6】TOPIC “ナホトカ号”の重油流出事故の教訓とモーリシャスでの重油
流出事故への責任:24年前の事故現場と今も残る流出被害の痕跡
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田崎和江ほか
1997年1月2日,2時41分頃,ロシア船籍タンカー“ナホトカ号(13,157トン)”の
船首部が脱落して,同後部が島根県隠岐島北北東106kmに沈没した.この事故で
乗務員32名(全員ロシア人)のうち31名が救出されたものの,船長は死亡した.
そして,折からの秒速30m前後の強い西風にあおられ,1月6日には船首部分が
福井県三国町安東沖に座礁した...
続きはこちらから,http://www.geosociety.jp/faq/content0941.html
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【7】支部情報
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[関東支部]
・2021年度関東支部総会(書面会議)
書面総会に参加される方は,議決権行使書または委任状の提出をお願いします.
4月上旬より投票可能。提出締切日:4月30日
・オンライン2021年支部総会報告・地質技術伝承
日時:5月23日(日)オンライン開催13:00から
地質技術伝承会(参加費無料)
演題「地質調査、最近の動向」講師 北川博也 氏
詳しくは、http://www.geosociety.jp/outline/content0201.html
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【8】その他のお知らせ
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第10回学生のヒマラヤ野外実習ツアー(延期)
2021年3月実施予定の表題のツアーは2022年3月に延期となりました.
www.gondwanainst.org/geotours/Studentfieldex_index.htm
学生のヒマラヤ野外実習プロジェクト:世話人会代表 吉田 勝
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日本地球惑星科学連合2021年大会
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン開催+現地開催)
現地会場:パシフィコ横浜ノース
5月30日(日)-6月1日(火)/現地開催(主としてポスター発表)
6月3日(木)-6月6日(日)/オンライン開催(口頭,ポスター)
※現地開催は縮小もしくは中止となる可能性があります.
http://www.jpgu.org/meeting_j2021/
地質学史総会・懇話会
6月26日(土)13:00-17:30(予定)
場所:北とぴあ 8階803号室(JR京浜東北線王子駅下車3分)
志岐常正:「戦後京大地質学教室史―その虚像と実像」
矢島道子:『地質学者ナウマン伝』を上梓して
(注)状況によってはオンラインまたはハイブリッドでの開催を検討します.
(後)第58回アイソトープ・放射線研究発表会
7月7日(水)-9日(金)
開催形態:オンライン開催
演題登録期間:2021年1月12日-3月8日
https://confit.atlas.jp/guide/event/jrias2021/top
(後)科学教育研究協議会 第68回全国研究大会・福島大会
7月31日(土)-8月2日(月)
会場:伊達市立霊山中学校(福島県伊達市霊山町)
大会テーマ 自然科学をすべての国民のものに
※新型コロナウイルスの感染状況により,Web大会に変更する場合があります.
その他のイベント情報は,学会行事カレンダーもご参照下さい.
http://www.geosociety.jp/outline/content0208.html
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【9】公募情報・各賞助成情報等
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・令和3年度消防防災科学技術賞募集(消防防災科学論文ほか)(4/22締切)
・2021年コスモス国際賞推薦募集(学会締切3/26)
詳細およびその他の公募情報は,
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
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報告記事やニュース誌表紙写真募集中です.
geo-Flashは,月2回(第1・3火曜日)配信予定です.原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください.