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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬ No.033 2008/07/01 ┴┬┴┬ <*)++<<  ┬┴┬┴┬┴┬
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★★目次 ★★
【1】2008年岩手・宮城内陸地震続報:墓石転倒率調査ほか
【2】秋田大会で岩手・宮城内陸地震関連の講演  
【3】秋田大会の要旨締め切り迫る(7/10)
【4】7月の博物館イベント情報  もうすぐ夏休み!
【5】日本全国天然記念物めぐり(秋田県編)北投石、千屋断層、筑紫森岩脈!
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【6】柏崎刈羽原発見学会の日程変更と再募集のお知らせ(7/11)
【7】平成21年度研究船利用課題公募
【8】猿橋賞候補者推薦依頼
【9】第30回(平成20年)沖縄研究奨励賞推薦応募
【10】平成20年度東レ科学技術賞および東レ科学技術研究助成の候補者推薦
【11】地質マンガ
【12】geo-Flash創刊1周年によせて

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【1】2008年岩手・宮城内陸地震続報
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岩手・宮城内陸地震 墓石転倒率分布調査 結果所見
石渡 明(東北大学東北アジア研究センター)ほか

この調査は、今回の地震による揺れの強さの詳しい分布を明らかにすることを目
的として、地震後10日〜15日の期間に4日間行った。
続きは、http://www.geosociety.jp/hazard/content0032.html

そのほか以下の現地調査団が活動中です。

■秋田大学教育文化学部調査班
調査対象:土砂災害,地震動調査
当面の調査場所:中心は秋田県湯沢市,東成瀬村,
6/18に宮城県側をヘリコプターで調査予定
当面の調査期間:6/16-6/28
班長:林 信太郎(秋田大学教育文化学部)

■山口大学 地形・地質班
調査対象:斜面崩壊、地表断層
当面の調査場所:奥州市から栗原市
当面の調査期間:7/1-7/5
班長:金折裕司(山口大学理学部)
班員:福塚康三郎(八千代エンジニアリング(株))

■茨城大学班
調査対象:地形・地質,斜面崩壊
当面の調査場所:栗原市および奥州市
当面の調査期間:6/29(日)-6/30(月)
班長:天野一男(茨城大学理学部)
班員:藤縄明彦(火山学),本田尚正(自然災害),松原典孝(グリーンタフ地質学),
天野一男(構造地質学),所属は全員茨城大学理学部理学科地球環境科学コース

詳しくは、こちら
http://www.geosociety.jp/hazard/content0029.html

今後も調査などを予定されている方は、ぜひ学会事務局までご一報願います。地質
学会では、他学会との連絡を行い、現地での混乱や救援活動に支障の無いよう支援
していきます。MLの立ち上げなども支援できますので、ぜひご一報願います。
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【2】秋田大会で「岩手・宮城内陸地震」関連の講演を
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会員の皆様
秋田大会での講演の検討をされていることと思います.行事委員会でセッションの確
定等を行ってから,四川地震,岩手・宮城内陸地震が発生し,それらをどのセッション
に発表しようか迷っておられる方もおられるかと思います.
行事委員会としては,現在すでに起こっている事象につきましては,通常のセッション
の枠内で対応する予定でおります.応用地質一般,地域地質・地域層序,ノンテクトニ
ック,テクトニクス,環境地質,情報地質等のセッションが該当するかと思います.その
際,聴衆にインパクトのあるように,申込状況に臨機応変に対応し
1)セッション内でサブセッションを作る等,プログラム上も見える形にする
2)セッション間で講演をやりとりして関係講演をまとめる
等の対応を行い,プレス等にもアピールしたいと思います.
つきましては,備考欄に四川地震,岩手・宮城内陸地震などとご記入の上,講演申し
込みをお願いいたします.数多くの発表をお待ちしております.
なお今後これらの地震災害に関連して新たに発生した事象については別途対応を検討
するものと致します.

行事委員長 斎藤 眞

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【3】秋田大会の要旨締め切り迫る(7/10)
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講演申込・要旨投稿締切:2008年7月10日(木)17時
(郵送の場合は、7月7日必着)

講演申込画面 はこちら↓
http://proc.jstage.jst.go.jp/proceedings/service/geosocabst/newregistration/

J-STAGEのシステムの都合上、申込手続きは締切日の0時ではなく、夕方の17時で
締め切られます。締切時間のお間違いのないように、ご注意下さい。
例年締切間際に申込が集中しますが、なるべく早めのお申し込みをお願いいたしま
す。
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【4】もうすぐ夏休み 博物館はイベントがいっぱい!!
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いよいよ夏休みも近づいてきました。博物館では,体験イベントや野外観察会など
を用意して,みなさんのお越しをお待ちしています。

夏休み中のイベントは混雑が予想されますので,イベントカレンダーで早めにチェッ
クして申し込みはお早めに。

7月の博物館イベント情報は
http://www.geosociety.jp/name/content0019.html
で!!

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【5】日本全国天然記念物めぐり(秋田県編)
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奥平敬元(大阪市立大)

秋田県には現在,国指定の天然記念物が7つある.

(1)玉川温泉の北投石(1922年指定,特別),仙北市玉川温泉
(2)じ状(魚卵状)珪石および噴泉塔(1924年指定),湯沢市雄勝
(3)象潟(1934年指定),にかほ市象潟
(4)筑紫森岩脈(1938年指定),秋田市河辺
(5)千屋断層(1995年指定),美郷町
(6)鳥海山獅子ヶ鼻湿原植物群落及び新山溶岩流未端崖と湧水群(2001年指定),
にかほ市象潟
(7)男鹿目潟火山群一ノ目潟(2007年指定),男鹿市

続きは、
http://www.geosociety.jp/faq/content0098.html
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【6】柏崎刈羽原発見学会の日程変更と再募集のお知らせ
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日本地質学会関東支部 主催
2007年新潟県中越沖地震に関連し柏崎刈羽原子力発電所敷地内で実施されている
断層調査の現場見学会を開催します。
先にご案内した上記見学会は、北海道サミットに関連し原子力発電所のテロ対策
として7月10日まで発電所への立ち入りが制限去れることになりました。
つきましては、下記日程に変更させていただき、新たに参加希望者を募集します。

変更日時:平成20年7月11日(金) 10:20 JR長岡駅集合
申し込み方法は関東支部HPを参照下さい。
http://kanto.geosociety.jp/
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【7】平成21年度研究船利用課題公募
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海洋研究開発機構では、平成20年に2月に制定した「海と地球の研究5ヶ年指針」
に基づく研究の推進を行うため、所有する研究船「みらい」、「なつしま」、「よこすか」、
「かいれい」等を利用する課題を募集いたします。

募集期間:平成20年6月26日(木)〜7月22日(火)

詳しくは、
http://www.geosociety.jp/outline/content0016.html
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【8】猿橋賞候補者推薦依頼
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対象:推薦締切日に50才未満で,自然科学の分野で,顕著な研究業績を収めて
いる女性科学者
表彰内容:賞状,副賞として賞金30万円,1件(1名)
応募方法:所定の用紙(当会のホームページからダウンロード)に,推薦者
(個人・団体,自薦も可)・受賞候補者の略歴,推薦対象となる研究題目・推薦
理由(800字程度),及び主な業績リスト(指定は1頁です.やむを得ない場合で
も追加は1頁までです)を記入して,主な論文別刷10編程度(2部ずつ)を添え,
推薦書類をお送り下さい.

締切日:平成20年11月30日

詳しくは,http://www.saruhashi.net
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【9】第30回(平成20年)沖縄研究奨励賞推薦応募
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沖縄研究奨励賞は,沖縄の地域振興及び学術振興に貢献する人材を発掘し,育
成することを目的としています.
本奨励賞は,沖縄を対象とした将来性豊かな優れた研究(自然科学,人文科学又
は社会科学)を行っている新進研究者(又はグループ)の中から, 受賞者3名以
内を選考し,奨励賞として本賞並びに副賞として研究助成金50万円を贈り表彰す
るものです.
応募資格は,学協会,研究機関若しくは実績のある研究者から推薦を受けた50
歳以下(平成20年7月15日現在)の方で,出身地及び国籍は問いません.

応募締切:平成20年9月30日(当日消印まで有効)

詳細は, http://homepage3.nifty.com/okinawakyoukai/index.htm
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【10】平成20年度東レ科学技術賞および東レ科学技術研究助成の候補者推薦
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推薦締切期日:平成20年10月10日(金)(学会締切9月10日必着)

1.東レ科学技術賞(概要)
候補者の対象:貴学協会が関与する分野で,下記に該当するもの/学術上の業績が
顕著なもの/学術上重要な発見をしたもの/重要な発明をして,その効果が大きい
もの/技術上重要な問題を解決して,技術の進歩に大きく貢献したもの
2.東レ科学技術研究助成(概要)
候補者の対象:学協会が関与する分野で国内の研究機関において自らのアイディ
アで萌芽的基礎研究に従事しており,今後の研究の成果が科学技術の進歩,発展
に貢献するところが大きいと考えられる若手研究者(原則として推薦時45才以下)

詳しくは、
http://www.toray.co.jp/tsf/info/inf_004.html

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【11】地質マンガ
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「学会に行こう」「何の調査?」
作:柴田伊廣 画:Key
http://www.geosociety.jp/faq/content0057.html

地質マンガは原作を募集しています。文字だけでもラフスケッチでも清書
して仕上げます。投稿はこちらから
http://www.geosociety.jp/publication/content0009.html#toko4

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【12】geo-Flash創刊1周年によせて
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geo-Flashは、地質学会の会員間情報共有ツールとして、昨年7月3日に
第1回の配信がなされました。早いものであれから1年、今回で33号の配信
になりました。ご愛読ありがとうございます。この間、学会HPの大幅更新、
様々なホットな話題の提供、イベント情報など、沢山の情報をなるべく早く
会員の皆様に届けることを目的に編集、配信して参りました。多くの分野の
会員を抱える学会としては、様々な分野の情報を網羅することと、会員の年齢
構成も念頭に、やや「くだけた」感じのところもあったかと存じますが、なる
べく多くの会員に興味を持ってもらえるような体裁を念頭に編集にあたってき
ました。
地球科学に対する社会の期待は、災害/防災だけでなく、地球環境問題や資源
そして純粋な科学的興味や教育問題まで、ますます大きくなっていると感じる
今日この頃です。情報の共有はその基礎をなすものです。法人としての学会も
間もなくスタートします。我々が貢献できること、我々でしか貢献できないこ
と、今後の学会の礎を皆さんで築いていきましょう。geo-Flashはそんな
会員間のコミュニケーションツールでもあるのです。

倉本真一(geo-Flash前編集長)
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geo-Flashは、月2回(第1・3火曜日)配信予定です。原稿は配信前週金曜日
までに事務局(geo-flash@geosociety.jp)へお送りください。
geo-Flashは送信用であり、返信はできません。