意見・提言2015

高等学校理科用『地学』教科書の記述内容に関する意見書


日本地質学会は、現在の高等学校における地学関連科目の履修率の低さについて大いに危機感を持っており、学術団体として地学教育の普及に取り組んでいるところです。この度、その取り組みの一環として、啓林館および数研出版の2社から発行されている高等学校理科用『地学』教科書の記述内容のうち、地質学に関わる部分を学術的に点検し、意見を集約しました。そして、その結果を各出版社へ送付し,あわせて,文部科学省にも送付しました。

全文は会員ページにあります

 

2015年12月28日付提出
 

理科得点調整および地学関連科目に関して,大学入試センターに申し入れ提出


平成27年1月に実施されました大学入試センター試験の理科の得点調整および地学関連科目の内容について受験生の立場にたった申し入れ書を(独)大学入試センター理事長に提出いたしましたので,お知らせいたします.

2015年4月15日付提出
4月16日プレスリリース

要旨:
地 学関連科目の平均点が他分野より低かった.特に「地学」は40.91点と著しく低く,「物理」との間に20点以上もの開きがあったが,得点調整はなされな かった.一部に偏った設問や,複雑な出題・解答形式があった.今回の試験問題を検証し,今後は偏り無く,理解力と考察力を問い,平均点が著しく低くならな いよう努めて頂きたい.受験者数が1万人未満であっても得点調整できる方策を早急に検討して頂きたい.

■ プレスリリース資料:頭書き(PDF) / 本文(PDF)

 

次期学習指導要領改訂に関する要望書を文科大臣に提出


次期学習指導要領改訂を前に,将来の日本を背負って立つ高校生の立場にたった要望書を文部科学大臣に提出いたしましたので,お知らせいたします。

プレスリリース全文はこちら(PDF)

2015年3月31日付提出
4月2日プレスリリース

地学の知識を減災のソフトパワーに―東日本大震災4年目を迎えて―

 

東日本大震災から早くも4年目を迎えようとしています。あのような被害を二度と起こさせないためにも、地質学会として標記の声明を発表(プレスリリース)いたしました.地質学の知識が、防災・減災に実際に役立つことを学会としては願ってやみません.

プレスリリース全文はこちら(PDF)

2015年3月2日プレスリリース